【銀行カードローンとは】お金を借りるならやっぱり銀行!そのメリットデメリットまとめ
カードローンには銀行が提供するものと、消費者金融が提供するものの2種類があります。このうち銀行カードローンは金利や手数料面で強みがあり、イメージも良いので初めてお金を借りる場合には最適です。その一方でメリットもあるので、それぞれ解説していきます。
目次
おすすめカードローン3選
原則として在籍確認なし
アコム原則、在籍確認の電話なし!もし実施の必要があったとしても同意を得てから行う。さらにカードレス契約にも対応しているため郵送物なし。会社や家族へのバレにくさ重視ならアコム。
他社借り入れがある人向け
auじぶん銀行カードローン複数の消費者金融と契約していると、それが原因で審査に落ちることがある。しかし銀行カードローンならそのような人でも申込可能。新規契約で1,000円相当のPontaがもらえる。
銀行カードローン4つのメリット
銀行カードローンには大きく4つのメリットがあります。それぞれどのようなメリットであるのかをご説明します。
金利が比較的低い
すべての銀行カードローンに該当するわけではありませんが、いくつかの銀行は上限金利を15%に設定しています。
消費者金融やクレジットカードの金利は上限ギリギリの18%に設定している会社が多く、金利では銀行カードローンが比較的良い条件を提示しているケースが多いです。
- 借入額10万円未満:年20.0%
- 借入額10万円~100万円未満:年18.0%
- 借入額100万円~:年15.0%
消費者金融の金利が年18.0%であり、銀行カードローンの金利が年15.0%であったとします。その差は3%ですが、仮に50万円借りた場合の初月の利息支払額を比較してみると約1,250円変わってきます(50万円×3%÷12ヶ月)。
つまり銀行は金利が低いため、利息の支払額については消費者金融に比べ有利になる可能性が高いのです。
利息が低くなれば、返済総額も少なくなります。借入期間が長ければ長いほど、金利の低い銀行カードローンの優位性がはっきりと表れます。
業者 | 上限金利 | 無利息期間 |
---|---|---|
りそな銀行 |
13.5% | なし |
ソニー銀行 |
13.8% | なし |
イオン銀行 |
13.8% | なし |
みずほ銀行 |
14.0% | なし |
三井住友銀行 |
14.5% | なし |
楽天銀行 |
14.5% | なし |
三菱UFJ銀行 |
14.6% | なし |
J.Score |
15.0% | なし |
プロミス |
17.8% | 30日間 |
アイフル |
18.0% | 30日間 |
利用がバレた時のイメージが悪くない
例えばアイフルの利用がバレた場合と、三井住友銀行カードローンの利用がバレた場合を比較してみます。
これらはどちらも同じカードローンで違いはありません。しかし、これらを比較してみると後者の方がイメージ的にお金に困っているイメージが薄いでしょう。
逆に前者は消費者金融というだけで、なんとなくお金に困っているイメージを持ってしまうのです。
総量規制がない
カードローン業界には総量規制と呼ばれる規制があり、消費者金融とクレジットカード会社では原則年収の3分の1を超える融資はできません。
一方で、銀行は貸金業者に該当しないため、総量規制は適用されません。つまり、年収の3分の1を超える融資もできます。
総量規制は極めて厄介なものであり、他社で借り入れている金額も大きく関わってきます。すでにAという消費者金融から借金をしている状態でBという消費者金融を利用する場合は、Aの借入額とBの希望額をあわせて年収の3分の1以下にしなければなりません。すでに借金がある人にとって、消費者金融やクレジットカードを利用した借り入れには大きな制限がかかってくるのです。
また、銀行のように適用外でも返済能力がなければ融資してもらえません。よって、銀行カードローンの審査にも年収は大きく関わってくるので注意してくださいね。
項目 | 銀行 | 消費者金融 |
---|---|---|
金利目安 | 13〜15% | 18% |
審査難易度 | 高い | 低い |
最短即日融資 | 不可 | 可能 |
総量規制 | 対象外 | 対象 |
無利息期間 | ないことが多い | あることが多い |
提携ATMの手数料が無料のことが多い
銀行カードローンは提携ATMの手数料が無料である場合が多くあります。
例えばイオン銀行カードローンの場合、自社のイオン銀行ATMだけでなく、セブン銀行ATMやローソン銀行ATMなど提携ATMも手数料が無料です。
利用するカードローンによって対応しているATMや無料となる条件は少々異なります。ただ、全体的に手数料無料で利用しやすいのが銀行カードローンのメリットです。
銀行カードローンの3つデメリット・注意点
銀行カードローンにはメリットだけではなくデメリットや注意点もあります。続いてはどのようなデメリットがあるのかを3つご説明します。
審査が厳しい
一般的にカードローンは金利が低いほど審査も厳しくなる傾向にあります。
この傾向を踏まえると、消費者金融と比較して金利の低い銀行カードローンは審査が厳しくなりやすいです。
もちろん、銀行カードローンも利用する銀行によって審査の難易度は異なっています。ただ、消費者金融と比較するとどれも審査が厳しいと考えておいて差し支えありません。
即日融資を受けられない
銀行カードローンはどれだけ早くても最短翌営業日融資。即日融資はできません。以前に銀行カードローンを利用したことがある方であれば、即日融資してもらえたこともあるかもしれません。実は2018年1月から、即日融資を停止しました。
「国内の銀行各行はカードローンなど新規の個人向け融資で審査を厳しくする。来年1月から警察庁のデータベース(DB)への照会で審査に時間をかけ、即日の融資を停止する。」
引用元:日本経済新聞 2017年9月15日 「銀行、個人向け即日融資停止へ カードローン縮小」
一方で消費者金融は、多くが最短即日融資に対応しています。申し込み時間にもよりますが、お昼までに申込が完了していれば、即日対応してもらえる確率が高いです。
どうしても当日中にお金が必要であれば、銀行カードローンではなく即日融資対応の消費者金融を選択すべきです。
会社 | 受付時間 | 審査回答※ | 融資※ |
---|---|---|---|
プロミス | 24時間365日 | 最短3分 | 最短3分 |
アイフル | 24時間365日 | 最短18分 | 最短18分 |
アコム | 24時間365日 | 最短20分 | 最短20分 |
レイク | 24時間365日 | 最短15秒 | 最短25分 |
SMBCモビット | 24時間365日 | 最短15分※1 | 最短即日 |
三井住友銀行 | 24時間365日 | 最短翌営業日 | 最短翌営業日 |
ジャパンネット銀行 | 24時間365日 | 最短翌営業日 | 最短翌営業日 |
みずほ銀行 | 24時間365日 | 最短3営業日後 | 最短3営業日後 |
※:申込の曜日、時間帯によっては翌日以降の取扱となる場合があります
※1:WEB完結で申し込んだ場合
銀行口座の開設が必要になる場合がある
さらに、普通預金口座を必須とする銀行カードローンもあります。つまり特定の銀行の口座を保有しなければ、ローンを利用できない銀行カードローンもあるということ。
すでに普通預金口座を持っていれば問題ありませんが、口座を持っていなければまずは開設しなければなりません。カードローンと普通預金口座の同時開設に対応しているところもありますが、口座開設手続きには一定の時間がかかり、融資までにさらに時間がかかる恐れもあるわけです。
即日融資ができない点も含めて、融資までのスピードを重視する方は銀行カードローンは向いていません。
おすすめの銀行カードローン3選
イオン銀行カードローン:低金利・提携ATM無料・口座開設不要の三拍子
画像引用元:カードローン |イオン銀行なら低金利、WEB完結、手数料無料!(2021年08月23日取得)
イオン銀行カードローンは金利が13.8%と銀行カードローンの中でも低めです。
しかもイオン銀行口座を持っていなくても申し込み可能で、新規口座開設をする必要もありません。ただ、イオン銀行の口座を持っていれば初回のみですが振込で融資してもらえるようになります。そのためスピードを重視する場合は、イオン銀行の口座を持っている方が有利です。
他にも、イオン銀行カードローンであればATMはイオン銀行ATM以外でも手数料無料になる場合があります。コンビニATMなども手数料無料で利用できますので、コスト全体的に重要視する人におすすめです。
楽天銀行カードローン:楽天会員ランクに応じて審査優遇など
画像引用元:カードローン|楽天銀行(2021年08月23日取得)
楽天銀行カードローンは金利が14.5%と銀行のカードローンの中では標準的な水準です。ただ、楽天銀行カードローンでは楽天の会員ランクによって審査を優遇してもらえます。
そのため日頃から楽天をよく利用している人は、楽天銀行カードローンの審査に通過しやすい可能性があります。
また、楽天銀行カードローンに新規契約すると楽天ポイントが1,000ポイントもらえます。さらにカードローンの利用で最大30,000ポイントがもらえますので、ポイントの獲得でお得になれるカードローンです。
PayPay銀行カードローン:銀行なのに無利息期間あり
画像引用元:いつでも便利! PayPay銀行のカードローン|PayPay銀行(2021年04月13日取得)
PayPay銀行カードローンは銀行カードローンに分類されますが、消費者金融に近い扱いのものです。そのため審査に自信がない人におすすめの銀行カードローンです。
金利は18%と高く設定されていますが、初回の借入日から30日間無利息期間が適用されます。そのため短期間の返済が可能であれば、ほとんど利息を意識せずに借入が可能となります。
また、そもそも公式サイトに主婦やアルバイトでも歓迎と明記されています。
銀行カードローンの審査に落ちたら消費者金融を利用しよう
基本的に銀行カードローンは、いずれも金利が低い代わりに審査が厳しくなっています。
そのため銀行カードローンの審査に落ちた場合は、金利が高い銀行に申し込むか金利は高くなりますが比較的審査が甘い消費者金融の利用がおすすめです。
もちろん消費者金融ならば審査に必ず続けできるわけではありませんが、銀行カードローンよりも審査には通過しやすくなります。
おすすめカードローンまとめ
会社名 | おすすめポイント | 申込 |
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アコムは原則、勤務先への在籍確認の電話連絡なしを明言している。もし電話が必要になった場合でも必ず利用者の同意を得てから行うため、「急に職場に電話がかかってくる」ことがない。さらに「はじめてのアコム」と呼ばれるように初めてカードローンに申し込む人から選ばれやすいことから、消費者金融の中では審査通過率が最も高く、審査面でもおすすめ。
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会社名 | おすすめポイント | 申込 |
プロミスは大手消費者金融の中でも上限金利が低く、17.8%を採用している。また無利息期間も「契約日」ではなく「借入日」が起点となるので、無駄に日数を消化してしまう可能性が低い。契約だけしておいて、必要な時にお金を借りればその時点から30日間無利息で借りられる。
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会社名 | おすすめポイント | 申込 |
アイフルも原則として、勤務先への電話連絡なし申込時に勤務先への電話連絡を行わない。さらに融資スピードが速く、申し込みから借入までは最短18分。電話連絡がないため、土日でも審査が進む可能性が高い。急いでいる人におすすめ。
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会社名 | おすすめポイント | 申込 |
銀行が提供しているカードローンは消費者金融と異なり、貸金業法の影響を受けない。そのため消費者金融とは審査が若干異なる。例えば複数の消費者金融との契約が原因で審査に落ちた場合でも、銀行カードローンなら通過できる可能性もある。もちろん非auユーザー、じぶん銀行口座を持っていなくても利用可能。また、今なら新規契約で1,000円相当のPontaがもらえる。
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