カードローンの選び方を解説!初心者はまず業者ごとの違い・特徴を覚えよう
- 「カードローンっていろいろあるけど、どうやって選べばよいの?」
- 「カードローンの選び方が知りたい!」
カードローンを利用するということは借金をすることであり、返済をしなければなりません。誤った選び方をすると、今後の生活に大きな影響を与える恐れもあるのです。
カードローンごとに様々な特徴があり、審査スピードや融資スピード、利用限度額や金利にも違いがあります。それらをしっかりと確認したうえで、自身にマッチした物を選びましょう。
そこで今回は、カードローンの選び方を徹底解説します。さらに初心者向けのおすすめカードローンも紹介するので、ぜひ参考にしてください。
カードローンの選び方|チェックすべき6つのポイント
カードローンを選ぶ際は、以下の6つのポイントを必ず確認してください。
- 融資スピード(審査スピード)
- 金利設定
- 特典
- 申込み方法の豊富さ
- 返済方法の多彩さ
- 業者の信頼性
それでは一つずつ解説していきます。
融資スピード(審査スピード)
すぐにお金が必要という方が必ずチェックしなければならないのが、融資スピード(審査スピード)です。カードローンによって、融資までの速度は大きく異なり、即日融資をおこなっているところもあれば、融資までに1週間前後かかるところもあります。
融資スピードを重視するのであれば、大手消費者金融がおすすめです。大手消費者金融は最短即日融資を実施しており、ローンカードの受け取りに関しても、無人契約機などで対応しているので、申し込みをした当日中にカードを使った融資も可能です。
一方で、銀行カードローンは即日融資には対応していません。反社会勢力への融資が問題視され、審査の過程で警察庁のデータベース照会が義務付けられているのです。したがって、最短でも融資は翌日以降となるので、早急な融資を希望している方にはおすすめできません。
中小消費者金融の場合は、大手消費者金融と同じく最短即日融資してくれる可能性もあります。しかし、店舗への来店を必須としているところもあり、融資までにはそれなりの時間がかかる恐れもあるので気をつけてください。
金利設定
金利は返済総額に密接に結びついているので、チェックをおすすめします。
金利は高ければ高いほど返済総額が高まり、低ければ低いほど返済総額が低くなります。
大手消費者金融・中小消費者金融・銀行カードローンの金利を比較すると、概ね銀行カードローンが最もお得で、次いで大手消費者金融、最も高いのが中小消費者金融です。
中小消費者金融の最高金利は一般的に年20.0%であり、大手消費者金融は年18.0%、銀行カードローンは年15.0%です。したがって銀行カードローンが最もお得となりますが、注意してほしいのが審査難易度です。金利と審査難易度は密接に結びついており、金利が低いカードローンほど審査難易度は高くなります。
あなたの属性情報および信用情報が優秀であれば、銀行カードローンの審査も問題ないでしょう。しかし、雇用形態が非正規であったり借金があったりなど、審査に悪影響を与えそうな状態であれば、無理をせず消費者金融の利用を検討しましょう。たしかに消費者金融の金利が銀行カードローンと比較すると高めですが、嬉しいサービスを実施していることもあります。
特典
カードローンのなかには、お得な特典を用意しているところもあります。とくに大手消費者金融では、無利息サービスを実施しているケースが多いです。
無利息サービスとは、初回契約などを条件を満たすと、30日間や60日間といった無利息期間を提供してくれるものです。かりに50万円の借金を年18.0%でした場合に30日間の無利息が適用されると、7,397円の利息が発生しません(50万円×18%÷365日×30日)。
無利息期間中に完済できれば、1円の利息も支払う必要はありません。短期間で完済できるあてがある場合は、無利息期間を用意している大手消費者金融の利用を検討しましょう。
特典は他にもさまざまなものがあり、たとえば利息の支払いの一定割合のポイントが貰えるサービスを実施しているところもあります。カードローン会社でありながら、クレジットカードの発行をしているところもあります。さまざまなサービスの優待利用ができる会員サービスを用意しているところもあるのです。
特典はカードローンお使い勝手にも関わってくる部分なので、事前に確認しておきましょう。
申込み方法の豊富さ
人それぞれ、自分が対応しやすい申込み方法は異なるでしょう。だからこそ、自分にマッチした支払い方法に対応しているカードローンを選ぶべきです。
カードローンの申込み方法には、以下のものがあります。
- インターネット申込み
- アプリ申込み
- 電話申込み
- 店頭窓口申込み
- 無人契約機申込み
- 郵送申込み
銀行カードローンの多くはインターネット申込みや電話申込み、そして店頭窓口申込みに対応してます。ただ、ネットバンク系のカードローンは、ネット申込み歯科対応していないことがほとんどなので注意してください。
一方で、ほとんどの大手消費者金融は、前述したカードローンの申込み方法の全てに対応しています。したがって、自分お好きな方法で申し込みできるのです。
中小消費者金融の場合は、インターネット申込に対応しているところも増えつつあります。ただ、中心は店頭窓口申込みであり、アプリ申込みや無人契約機申込みには対応していません。
返済方法の多彩さ
カードローンを一度利用すると、1年や2年など、返済が長期に渡ることも少なくありません。そこで重要になるのが、返済方法の多彩さです。
多くのカードローンでは、以下の方法に対応しています。
- 口座引落し(口座振替)
- ATM返済
- インターネットバンキング返済
- 店頭窓口返済
最近増えてきているのが、アプリを介した返済方法です。アプリATMなどの名称がつけられていることもあり、ローンカードを持ち歩かなくても、特定のコンビニATMで返済できる優れものです。とくに大手消費者金融で対応していることが多いので、カードを持ち歩かずに気軽に返済したい方は、アプリを介した返済に対応したカードローンの利用を検討しましょう。
返済方法について注意したいのが、返済手数料です。返済は基本的に毎月行うことになるため、そのたびに税込み110円から220円のコストを支払い続けるのはリスクです。ちなみに、手数料が発生しない返済方法として口座引落し(口座振替)・ATM返済・店頭窓口返済があります。ATM返済については、大手消費者金融は専用ATMのみ手数料無料で、コンビニなどの提携ATMでの返済には手数料が発生します。一方で、銀行カードローンは専用ATMでも提携ATMでも手数料が発生しません。
業者の信頼性
カードローンを利用する際に、誤って闇金に申込む事例が跡を絶ちません。闇金とは違法業者であり、法律の限度を超える金利を設定したり強引な取り立てをするなど危険です。一度利用すると、返済できるものではないので、絶対に避けなければなりません。
そこで重要になるのが、業者の信頼性です。まず、知名度の高いカードローンは信頼できます。大手消費者金融や銀行カードローンは、大手企業が関わってることもあり、あくどい商売をすることはありません。すべて法律の範囲内で対応します。
一方で、気をつけたいのが中小消費者金融です。中小消費者金融は知名度も低いため、どの業者が信頼できるのか判断がつきにくいのです。そこでチェックしてほしいのが、登録番号です。貸金業の営業許可に際して交付される番号が「貸金業登録番号」であり、正規の消費者金融の全てが番号を保有しています。つまり「貸金業登録番号」がない業者は、違法業者(闇金)となるのです。
ただ、闇金のなかには架空の番号を公式ページに記載しているケースも珍しくありません。そういった業者を見抜くために、金融庁の「登録貸金業者情報検索サービス」を利用してください。登録番号や商号・名称を入力すると、登録されているかが示されます。もし検索しても見つからなかった場合は、違法業者なので手を出さないでください。
職業・雇用形態別のカードローンの選び方とは?
職業および雇用形態によって、カードローンお選び方も異なります。ここでは、アルバイト、パートや正社員、さらには大企業の社員といった具合に、それぞれにどのようなカードローンがおすすめか紹介していきます。
アルバイト・パートにおすすめのカードローンとは?
アルバイト・パートといった非正規社員は収入が低い傾向にあるため、審査難易度の高いカードローンの申込みはおすすめできません。したがって、銀行カードローンではなく大手消費者金融や中小消費者金融を狙いましょう。
こちらに属する方で他社に借入れがある場合は、大手消費者金融でも難しい可能性があるので注意してください。
正社員、契約社員、派遣社員におすすめのカードローンとは?
大手消費者金融のカードローンがおすすめです。
正社員で、他社に借入れがないといった条件が良い方であれば、一部の銀行カードローンに申込んでも良いでしょう。
大手企業の社員や公務員
大手企業の社員や公務員は、安定性があるためカードローン業者より高く評価されます。したがって、審査難易度が高いとされる金利が低い銀行カードローンへの申込みをおすすめします。
ただ、大手企業の社員や公務員であっても他社に借金があると審査が厳しくなるので、状況によっては消費者金融の申込みも検討してください。
初心者向けのおすすめカードローン3つ!
初心者にぜひ申し込んでほしい、おすすめのカードローンを3つご紹介します。
SMBCモビット
画像引用元:カード申込:カードローン、キャッシング、ローンはSMBCグループのSMBCモビット(2021年03月16日取得)
- 返済時に払った利息200円につきVポイントが1ポイント貯まる
- 三井住友銀行ATM手数料が無料
\WEB完結利用で電話連絡なし/
審査時間は最短15分と早く、しかも最短即日融資に対応している大手消費者金融です。借入限度額は最大で800万円と高く設定されているため、高額の借入れにも適しています。
最大金利は年18.0%であり、無利息期間はありません。
実質年率 | 最短融資期間 | 総量規制 |
---|---|---|
3.0%~18.0% | 最短で申込当日※ | あり |
※申込の曜日、時間帯によっては翌日以降の取扱となる場合があります。
プロミス
画像引用元:プロミス公式サイト│キャッシング新規お申込み(2021年03月02日取得)
- 最大金利は17.8%と消費者金融の中では低い
- 無利息期間は「契約日」ではなく「借入日」の翌日から30日間
- 原則、勤務先への電話連絡なし
\上限金利17.8%!大手の中では低金利/
審査時間は最短25分であり、最短即日融資にも対応しています。最大金利は年17.8%であり、他の大手消費者金融と比較すると、0.2%低く設定されています。
30日間の無利息サービスに対応しているので、お得な借入れが可能です。無利息期間のスタート日は最初の借入日の翌日なので、契約後すぐに無利息期間がスタートするわけではありません。契約だけ済ませて、いざ必要になった時に利用するといった場合でも、初回利用であれば無利息期間が活用できるのです。
プロミスでは、アプリによるATMからの借入れ・返済に対応しています。プロミスの場合はセブン銀行ATMおよびローソン銀行ATMの両方がカードレスで利用できます。コンビニATMなので、夜間でも対応しています。深夜に返済したい、借入したい、といったときにも活用できるのでぜひ有効活用してみてください。
プロミスでは、自営業者向け「自営者カードローン」や目的別ローンである「目的ローン」、さらには女性のためのカードローンである「レディースキャッシング」も用意しています。自分にマッチしたカードローンサービスを探せるのもプロミスの大きな強みの一つです。
実質年率 | 最短融資期間 | 総量規制 |
---|---|---|
4.5%~18.0% | 最短3分 | あり |
プロミスとの初契約のうえ、メールアドレスの登録と申し込み時に「プロミスのホームページにて書面(Web明細)を確認」の選択をすると、初回借入日の翌日から30日間金利0円が適用!
キャンペーン期日:未定
三井住友銀行カードローン
初めての銀行カードローンとしておすすめなのが、三井住友銀行カードローンです。金利は最大14.5%と低めに設定しており、お得な借り入れが可能です。三井住友銀行の普通預金口座・キャッシュカードを保有しているなら、WEB完結にも対応しています。
審査時間は最短翌営業日であり、融資スピードも最短翌営業日です。即日融資には対応していませんが、日本を代表するメガバンク・三井住友銀行が運営するカードローンサービスです。正社員で他社に借入れがないなどの好条件な人におすすめします。