「ジャパンネット銀行カードローン」 申込条件、審査、融資までの所要時間などの基本的な特徴やメリット・注意点を解説
「ジャパンネット銀行カードローン」はインターネットバンクの先駆けといえるジャパンネット銀行が提供するカードローンサービスです。銀行系カードローンという安心感に加えて、30日間、何回借りても利息0円の無利息特約や郵送物やローンカードが一切ないウェブ完結手続きなど、ジャパンネット銀行独自のサービスに加えて、大口融資にも対応した利用限度額(審査結果に応じて最高1,000万円融資)を提供するなど、魅力的な特徴を備えています。
このページでは、「ジャパンネット銀行カードローン」での融資を検討されている方に向けて、申込条件や審査基準、利用限度額等の基本的な特徴からメリット、デメリットを紹介します。是非参考にしてください。
「ジャパンネット銀行カードローン」の基本的な特徴
申込条件と審査基準、在籍確認
「ジャパンネット銀行カードローン」は、以下の3つの条件すべてに該当する方は誰でも申し込めます。
- 申込時の年齢が、20歳以上70歳未満の方
- 仕事をしていて、安定した収入のある方
- ジャパンネット銀行の普通預金口座を所有する個人の方
- 一定の審査基準を満たし、SMBCコンシューマーファイナンス株式会社の保証を受けられる方
アルバイト、派遣社員、パート、自営業、日本国籍以外の外国人の方も上記の条件を満たす方なら申し込めます。専業主婦/主夫の方も「配偶者に安定した収入があれば」申し込めます。
「ジャパンネット銀行カードローン」の審査基準は公表されていませんが、審査はSMBCコンシューマーファイナンス株式会社、つまり消費者金融のプロミスが行います。過去にプロミスから融資を受けたことのある方なら目安になるかと思います。
融資を受けるにあたり、ジャパンネット銀行の普通預金口座が必要です。口座のない人は申し込めません。
また、申込者が勤務先に勤務・在籍していることを確認する「在籍確認」もありますが、プライバシーに配慮して銀行名で連絡があります。お金を借りるための在籍確認である旨は伝えないので安心して大丈夫です。
必要書類
「ジャパンネット銀行カードローン」の審査を受ける際に必要な書類は次の通り。WEBからの提出も可能です。必要に応じてこれら以外の書類も要求されるケースもあります。
- 本人確認書類
- 運転免許証のコピー、個人番号(マイナンバー)カードのコピー、各種健康保険証のコピー、パスポートのコピー、住民基本台帳カードのコピー(顔写真とQRコードの印字があるもの)、印鑑証明書(原本)、住民票の写し(原本)、各種年金手帳のコピー+補助資料(原本)、身体障害者手帳を含む各種福祉手帳のコピー+補助資料(原本)のいずれか
- 収入証明書(希望の利用限度額が50万円を超える場合は提出が必要)
- 源泉徴収票、住民税決定通知書または課税証明書、納税証明書等、現在の収入が確認できる書類1点
本人確認書類については、運転免許証のコピー、個人番号(マイナンバー)カードのコピー、各種健康保険証のコピーの3点、そしてすべての収入証明書は、パソコンおよびジャパンネット銀行のスマートフォンアプリから画像アップロードをして簡単に提出できます。この他の本人確認書類はすべて郵送しなければいけません。「早く審査を受けたい、融資を受けたい」人、スムーズに手続きしたい人には画像アップロードがおすすめです。
申込方法:インターネット申込のみ
「ジャパンネット銀行カードローン」はインターネットからの申込のみ受け付けています。店頭や郵送で申し込む方法はありません。
融資実行までの流れ
「ジャパンネット銀行カードローン」をパソコン・スマートフォンから申込んだ場合、借入までの流れは次の通り。
- 申込内容の入力(申込者/24時間365日受付)
- 本人確認書類提出(申込者/24時間365日受付)
- 仮審査(ジャパンネット銀行)
- 本審査(ジャパンネット銀行/最短翌営業日に完了)
- ご利用開始(申込者)
仮審査と本審査があります。銀行系カードローンは警視庁のデータベースを参照して「反社チェック」を行う都合上、どれだけ早くても審査が完了して借入できるのは申込翌営業日。そこでジャパンネット銀行では、早く審査結果が知りたいという利用者のニーズに応えて、まず申込当日に大方の予想として「仮審査結果」を、翌営業日に最終結果として「本審査結果」を通知します。
- 申込当日:結果通知
- 翌営業日:本審査結果通知→ご利用開始
無事本審査を通過すると融資を受けられます。
融資実行までの所要時間(審査時間):最短翌営業日
「ジャパンネット銀行カードローン」の申込~融資までにかかる時間(審査時間)は最短翌営業日です。
申込時に初回自動借入を選択している人は、本審査結果通知後間もなく希望金額がジャパンネット銀行普通預金口座に振り込まれます。
利用限度額:1,000万円
「ジャパンネット銀行カードローン」の利用限度額は1,000万円。希望の限度額を1万円単位で設定できます。なお、50万円以上の申込には、源泉徴収票などの収入証明書の提出が必要です。
審査時に希望限度額を記入し、審査結果のお知らせと併せて利用限度額が通知されます。
年利・金利:1.59%~18.0%&初回限定30日間利息ゼロ
「ジャパンネット銀行カードローン」の借入利率(年利)は、1.59%~18.0%(実質年率)。決定した利用限度額に応じて以下のテーブルの通り設定される、とても分かりやすい仕組みです。
利用限度額 | 借入利率(年率) |
---|---|
1,000万円 | 1.59% |
900万円以上1,000万円未満 | 3.0% |
800万円以上900万円未満 | 3.5% |
700万円以上800万円未満 | 4.0% |
500万円以上600万円未満 | 5.5% |
400万円以上500万円未満 | 6.0% |
300万円以上400万円未満 | 6.5% |
250万円以上300万円未満 | 8.0% |
200万円以上250万円未満 | 10.0% |
150万円以上200万円未満 | 12.0% |
100万円以上150万円未満 | 15.0% |
100万円未満 | 18.0% |
利息の計算は、決定した借入利率を元に行われます。
借りていた日数ベースで(1年を365日とする)日割り計算します。
たとえば、10万円を20日間、利率18.0%で借りた場合、利息は100,000円 × 18.0% × 20日 ÷ 365日 = 986.30137…小数点以下は切り捨てなので利息は986円です。
そして「ジャパンネット銀行カードローン」をはじめてご利用の方は初回借入日から30日間は利息が0円、この期間は上記の利息は発生しません。元本のみを返済すればOKです。
借入方法
「ジャパンネット銀行カードローン」でお金を借りる方法は3通りあります。
- スマートフォンアプリから口座へ入金
- パソコンから口座へ入金
- セブン銀行ATMで受け取り
スマートフォンアプリとパソコンから借りるためには、契約手続き完了後にアプリもしくはホームページにログインして(利用限度額内で)借入金額を入力するとご自身のジャパンネット銀行の普通預金口座にお金が振り込まれます。
セブン銀行を利用する場合は、セブン・イレブンに設置されたATMにジャパンネット銀行のキャッシュカードを差し込み、カードローン>お借入れを選択、(利用限度額内で)希望額を選択すると出金されます。手数料は24時間いつでも無料です。
返済日・返済方法
「ジャパンネット銀行カードローン」の返済日は1日~28日、月末の中から好きな日にちが選べます。
返済方法は毎月の定期返済はジャパンネット銀行の口座振替が一択、追加返済や一括返済はセブンイレブンのATMやジャパンネット銀行のインターネットバンキングからの振込も対応しています。
- 毎月の返済:ジャパンネット銀行の口座振替
- 追加返済・一括返済:セブン銀行ATM・ジャパンネット銀行のインターネットバンキングからの振込
また、ジャパンネット銀行の専用アプリ「カードローンアプリ」を利用すれば、プッシュ通知で返済日をお知らせする機能があるので忘れる心配がありません。
返済方式
「ジャパンネット銀行カードローン」の返済方式は、「残高スライド元利定額返済方式」です。
残高スライド元利定額返済方式は、返済時の借入残高に対して「一定の金額」を返済する方式です。
具体的な返済額は、「返済額が比較的少ないプランA」と「比較的多いBプラン」、2つのプランが用意されていて、好きな方のプランを選択できます。
提携銀行・コンビニATM
「ジャパンネット銀行カードローン」はセブンイレブンの店舗に設置されたセブン銀行のATMと提携しています。
セブン銀行のATMからは借入と、追加返済・一括返済で利用できます。(月々の返済は口座振替しかできないのでセブン銀行ATMからは返済できません)。
メガバンクや他のコンビニATMには対応していないのでご注意ください。
「ジャパンネット銀行カードローン」の4つのメリット
【初回無利息】契約の翌日から30日間利息が0円
「ジャパンネット銀行カードローン」最大のメリットは、(消費者金融ではない)銀行系カードローンでありながら30日間無利息特典を提供していることです。
ジャパンネット銀行の極度型ローンと言われる4つのサービス(カードローン・クレジットライン・カードローン・借り入れおまとめローン)を過去に一度も利用したことがない方なら、初回の借入日から30日間は利息がかかりません。
無利息期間中に返済日がある場合、元本のみを返済すればよく、利息はかかりません。
大手の銀行系カードローンで無利息特典を提供している銀行はジャパンネット銀行しかありません。「消費者金融から借りるのは抵抗がある、でも無利息期間があるといいな」とお考えの方におすすめのカードローンです。
【最短翌営業日融資】他行と比較して融資が早い
銀行系カードローンは昨今の規制により、警察のデーターベースを参照して反社チェックを行うことから、申し込んだその日のうちにお金を借りることができません。融資は早くても申し込んだ日の翌営業日です。
ジャパンネット銀行カードローンは、銀行系カードローンの中では最も早いスピード対応、申し込んだ翌営業日にお金が借りられます。
「早くお金がほしいけど消費者金融で借りたくない」という人におすすめのカードローンです。
【大口融資】最大1,000万円の融資可能
「ジャパンネット銀行カードローン」は、借入できる利用限度額の上限は1,000万円。800万円に設定しているカードローン会社が多い中、大口融資可能なサービスです。
初回から1,000万円の利用限度額が設定されるケースは稀ですが、返済を続けていく中で利用限度額がアップされることもあります。
たくさんお金を借りたい人におすすめのカードローンです。
「ジャパンネット銀行カードローン」3つの注意点(デメリット)
【やや高金利】他の銀行系カードローンと比べて金利が高い
少額融資を検討している方にとって「ジャパンネット銀行カードローン」最大のデメリットは金利。
利用限度額100万円以下の融資に対する年利は18.0%。これは同じ銀行系カードローンのみずほ銀行カードローンの14.00%、三井住友銀行カードローンの14.5%と比べて割高です。
少額融資の金利は他行よりも高く、30日間無利息特典を考慮しても長期借入する場合は負担が大きくなるのでご注意ください。
ジャパンネット銀行の普通預金口座が必要
「ジャパンネット銀行カードローン」に申し込むには、ジャパンネット銀行の普通預金口座が必要です。
普通預金口座を開設するには数日時間が必要なので、すぐにお金を借りたいという方はご注意ください。
メガバンクやローソン等のATMは使えない
カードローン会社の多くは、三井住友銀行やみずほ銀行をはじめとしたメガバンクやコンビニのATMと提携し、いつでも借入や返済ができるようになっています。
しかし「ジャパンネット銀行カードローン」は、メガバンクとの提携がなく、コンビニはセブンイレブンのATMでの借入・返済ができますがローソンとファミリーマートのATMは使用できません。
ネット銀行なので、インターネットバンキングからの借入・返済がメインです。ネット利用が慣れている方なら全く問題ありませんが、ATMでの借入や返済を考えていた方はご注意ください。
申込条件/審査
申込資格 |
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必要書類 |
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パート・アルバイト | 安定した収入のある方なら申込可 |
学生 | 安定した収入のある方なら申込可 |
専業主婦 | 配偶者に安定した収入があれば申込可 |
外国人 | 永住権を取得されている方なら申込可 |
申込方法 | インターネットからの申込 |
申込~審査結果通知までの時間(最短) | 申込日の翌営業日 |
申込~融資実行までの時間(最短) | 申込日の翌営業日 |
借入条件/方法
借入限度額 | 1,000万円 |
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総量規制 | なし/対象外 |
実質年率 | 1.59%~18.0% |
遅延損害金 | 20.00% |
借入方法 |
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提携銀行ATM(抜粋) |
三菱UFJ銀行:× みずほ銀行:× 三井住友銀行:× りそな銀行:× イオン銀行:× セブン銀行:× |
提携コンビニATM(抜粋) |
セブンイレブン:〇 ローソン:× ファミリーマート:× ミニストップ:× |
返済方式/方法
返済方式 |
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返済日 | 1日~28日、月末の中から選択が可能 |
返済方法 | 銀行口座からの自動振替(一括返済や追加返済はジャパンネット銀行のネットバンキングやセブン銀行ATMも利用可) |
提携銀行ATM(抜粋) |
三菱UFJ銀行:× みずほ銀行:× 三井住友銀行:× りそな銀行:× イオン銀行:× セブン銀行:× |
提携コンビニATM(抜粋) |
セブンイレブン:〇 ローソン:× ファミリーマート:× ミニストップ:× |
会社情報
会社名 | 株式会社ジャパンネット銀行 |
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本社所在地 | 東京都新宿区西新宿2-1-1 |
登録番号 | 金融機関コード 0033 |