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GMOコインの手数料まとめ。販売所・FXの手数料を徹底解説

公開年月日 : 2018/06/28 更新年月日 : 2018/06/28

GMOグループに属する仮想通貨取引所の「GMOコイン」では、販売所とFXが利用可能です。国内の取引所では珍しく、FXで4種類のアルトコインを扱っているという特徴があります。

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GMOコイン

GMOコインでは、これらの取引方法ごとに発生する手数料が異なります。公式サイトに手数料の種類・金額が記載されていますが、これを読んだだけではよくわからない人もいると思います。

手数料(入出金・取引)| GMOコイン(公式サイト)

そこでこの記事では、「公式サイトを見ただけではよくわからないよ」と嘆く人に向けて、GMOコインで発生する手数料をできる限りわかりやすく解説していきます。

GMOコインの取引方法と手数料

GMOコインでは「仮想通貨現物売買(販売所)」「仮想通貨FX(取引所・FX)」と、2種類の取引方法があり、取引方法に応じて手数料が発生するタイミングや金額が異なりますので順番に紹介していきます。

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仮想通貨現物売買(販売所)の手数料

GMOコインで仮想通貨の現物売買をするには、「仮想通貨現物売買」を利用します。これは一般的には「販売所」と呼ばれているので、この記事でも以降は「販売所」と呼びます。

「販売所」ではビットコイン以外にもイーサリアム、ビットコインキャッシュ、ライトコイン、リップルを扱っており、いずれの売買でも手数料は無料です。しかし「販売所」には「スプレッド」と呼ばれる実質的な手数料があります。

スプレッドは手数料一覧ページには明記されていないので、「販売所は手数料無料なんだ!」と思うかもしれませんが、このスプレッドがあるために、相場よりも不利な金額で売買することになってしまいます。そのため、売買で利益を出したい人には、販売所の利用はおすすめしません。

スプレッドの詳しい説明については、関連記事をご覧ください。

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仮想通貨「販売所」と「取引所」の違い。販売所を使うと損をする?

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取引所・FXの手数料

GMOコインではFXも可能で、「仮想通貨FX」と呼ばれています。FXでは、注文や決済での手数料は無料ですが、レバレッジ手数料が0.04%/日かかります。

このレバレッジ手数料とは何かを説明する前に、仮想通貨のFXについておさらいします。FXは現物売買と異なり、仮想通貨を購入しても自分のものになるわけではありません。そのためFXにおいて購入した仮想通貨のことを、「買いポジション(ロングポジション)を持っている」といいます。またFXでは、仮想通貨を持っていないのにいきなり売却し、後から売った分だけ買い戻す「空売り」という取引方法も使えます。このように売りから取引を開始した場合は「売りポジション(ショートポジション)を持っている」といいます。

買いポジションを持っている場合は売却すると、売りポジションを持っている場合は買い戻すとポジションが解消され、一連の取引が終了します。そして終了した結果生じた利益または損失が利用者に与えられます。

より詳しいFXの仕組みについて詳しく知りたい方は、関連記事もご覧ください。

関連記事:
仮想通貨の「FX」「先物取引」「信用取引」の違いを紹介

レバレッジ手数料は、この「買いポジション」または「売りポジション」を持っている状態で、午前7時をまたいだ場合に発生します。詳しくは公式サイトに記載されているので引用します。

「レバレッジ手数料」とは、ニューヨーククローズをまたいで建玉を保有した場合、建玉の保管費用として徴収させていただく手数料のことです。

当取引日の終値から計算した評価価額に対し、建玉ごとに0.04%/日のレバレッジ手数料がかかります。

  • 買建玉レバレッジ手数料=買建数量×買値(終値)×0.04%
  • 売建玉レバレッジ手数料=売建数量×売値(終値)×0.04%

計算例
1BTCをニューヨーククローズ持ち越した場合。

1BTC×30万円×0.04%=120円。

引用元:レバレッジ手数料とは何ですか。(2018年6月28日取得)

ニューヨーククローズとは何ですか。

ニューヨーク市場が一日の取引を終了する時間を言います。通常時間では日本時間の午前7時を指します。

なお、米国夏時間(3月第2日曜日〜11月第1日曜日まで)が適用される間に、ニューヨーククローズは日本時間の午前6時を指します。

引用元:ニューヨーククローズとは何ですか。(2018年6月28日取得)

例えば午前8時に1BTCを購入したとします。午後11時に1BTCを売却してポジションを解消した場合の手数料は0円です。しかし、ポジションを解消することなく、翌日の午前7時(または午前6時)を過ぎてまだ買いポジションを持っていた場合に、上記の計算式に応じたポジション手数料が発生します。

仮想通貨のFXでは、GMOコインのようにポジションを保有している場合に手数料を徴収されることは珍しくありません。ただし、ほとんどの取引所が0時をまたいだ場合に手数料が発生するため、ニューヨーククローズが手数料の分岐点となるのは珍しいでしょう。手数料を節約するためには、午前7時(または午前6時)が重要になるということを覚えておきましょう。

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入出金手数料

最後に、取引ではありませんが、円または仮想通貨をGMOコインに入出金する際にも手数料が設定されているので、一緒に紹介しておきます。

銀行からGMOコインに円を入金する場合、振込元の金融機関に応じた振込手数料がかかりますが、GMOコイン側ではなんの手数料も発生しません。また、GMOコインから円を出金する場合も無料です。円同様に仮想通貨の入出金も、GMOコイン側で手数料がかかることはありません。

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送金手数料が安い取引所を比較。送金手数料の意味を正しく理解しよう

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