ソフトバンクから楽天モバイルに乗り換えるとどれだけお得?料金の比較と乗り換え方法を紹介
画像引用元:楽天モバイル:スーパーホーダイ(2019年12月16日取得)
現在ソフトバンクで、本体代を除いた月々の料金が6,980円(税別)の人は楽天モバイルに乗り換えることで絶対に料金が安くなります。しかも楽天モバイルは楽天カードの利用で貯まる楽天スーパーポイントを、1ポイント=1円として携帯代に充てることもできます。
楽天モバイルのようないわゆる格安SIM業者は多数ありますが、その中でも楽天モバイルは非常に安いため、まさに携帯料金を節約したい人に非常におすすめです。
この記事ではソフトバンクから楽天モバイルへの乗り換えを検討している人に向けて、楽天モバイルの料金プランの紹介から、乗り換えの手続き方法まで詳しく解説していきます。
目次
現在ソフトバンクで6,980円以上払ってる人や月24GB以下しか消費していない人は楽天モバイルへの乗り換えがおすすめ
画像引用元:楽天モバイル:スーパーホーダイ(2019年10月07日取得)
まず楽天モバイルの料金プランを解説します。なお、楽天モバイルには「組み合わせプラン」と「スーパーホーダイ」プランの2種類がありますが、圧倒的に「スーパーホーダイ」プランをおすすめします。
そして「スーパーホーダイ」プランは月間のデータ使用量に応じて下記の4通りに分かれています。
プラン名 | 月間データ容量 | 月額料金(税別)※ |
---|---|---|
プランS | 2GB | 2,980円(1,480円)【980円】 |
プランM | 6GB | 3,980円(2,480円)【1,980円】 |
プランL | 14GB | 5,980円(4,480円)【3,980円】 |
プランLL | 24GB | 6,980円(5,480円)【4,980円】 |
※:楽天会員の場合は1年間()内の料金が適用。
※:楽天ダイヤモンド会員の場合は最大1年間【】内の料金が適用。会員ランクがダウンした月は適用外。
以上を見る限り、ソフトバンクから楽天モバイルに乗り換えることで得するのは以下に該当する人です。
- 月々の携帯料金が6,980円以上(本体代金除く)
- 月々のデータ使用量が24GB以下
※月々のデータ使用量はこちらから確認できます。
また、楽天モバイルのスーパーホーダイは「ギガを使い果たしても最大1Mbpsで通信できる」という他社にはない特徴もあります。他社の場合ギガを使い果たすと200Kbps以下に制限されることがほとんどですが、楽天モバイルの場合は制限中でも、他社のおよそ5倍の速度で利用できます。
1Mbpsがどれくらいの速度なのかは公式サイト上の動画が参考になると思います。契約前にどんなものなのか確認しておきましょう。
また、公式サイトだけでなくYouTube等でも検証している動画がたくさんありますので、必要に応じてご確認ください。
さらに楽天モバイルは無料でテザリングも可能です。もちろん1Mbpsの状態でもテザリングできます。ソフトバンクの場合はテザリングをするのに500円のオプション料金がかかるので、楽天モバイルのメリットだと言えます。
通話料に関してはどちらも変わらず30秒ごとに20円です。ソフトバンクはオプションでかけ放題プランをつけることができます。楽天モバイルのスーパーホーダイは1回10分までのかけ放題特典が無料でついています。ただし、これはデフォルトの電話アプリではなく、楽天でんわと呼ばれる専用のアプリを通じて電話をかけた場合に限られます。
うっかり通常の電話アプリを使うとかけ放題対象にならないのでお気をつけください。
- 楽天モバイルの料金は2,980円(2GB)、3,980円(6GB)、5,980円(14GB)、6,980円(24GB)のシンプルな4つのプランだけ
- 1回につき10分以内の国内通話は無料(10分を超えると30秒ごとに20円)(専用アプリを使った通話のみ)
- 乗り換え手続きは全てネット上で完結
- 楽天モバイル「スーパーホーダイ」の通信エリアはドコモと同じ
- 楽天スーパーポイント1ポイントを1円として携帯料金の支払いに使える
ソフトバンクから楽天モバイルに乗り換える方法
では続いてソフトバンクから楽天モバイルに乗り換える方法について紹介します。大まかな流れは以下の通り。
- ソフトバンクで契約したスマホを継続使用する場合はSIMロックの解除が必要になる場合あり
- 乗り換えの際にはまずソフトバンク側でMNP予約番号と有効期限を取得する
- 楽天モバイル契約時にMNP予約番号と有効期限
- SIMカードが届いたらスマホに挿入して回線開通手続きを行う
- 全て完了すると楽天モバイルが開通してソフトバンクが自動的に解約される
1番にある通り、ソフトバンクで契約したスマホをそのまま楽天モバイルで使う場合、SIMロックの解除が必要になる場合があります。SIMロックの解除に関する情報は次の章で解説していきます。SIMロック解除が済んでい方や、SIMフリーのスマホを使う予定の方はMNPで電話番号そのままに乗り換え可能!手順を解説を押して飛ばしてください。
ソフトバンクで契約したスマホを使い続ける場合はSIMロックの解除が必要になる場合もある
ソフトバンクで契約した機種をそのまま楽天モバイルで使うには、SIMロックの解除が必要になることがあります。SIMロックの解除はインターネット上から申し込むことで誰でも無料で利用可能です。手続きは以下のリンク先から行います。なおソフトバンクショップで依頼することも可能ですが、こちらの場合は手数料3,000円(税別)がかかるのでおすすめしません。
ソフトバンクの携帯電話を他社で利用する/SIMロック解除 | スマートフォン・携帯電話 | ソフトバンク
ただし、分割払いでスマホを契約した場合は、購入から101日が経過している必要があります。一括払いしている場合はこの限りではありません。
- 受付条件
- 2015年5月以降に発売された機種(SIMロック解除機能を搭載したものに限ります)のSIMロック解除は、購入日(当社システムにて記録されている販売日など)より101日目以降の場合に受付可能です。
- ソフトバンクをご契約中で過去にSIMロック解除をしたお客さまで、以下3つの条件すべてに当てはまる場合は、機種購入日から100日以内でもSIMロック解除の手続きが可能です。※1
- 2017年12月1日(金)以降に、機種変更前の対象回線でSIMロック解除を行ったことがあること
- 前回のSIMロック解除受付日から101日目以降であること
- 前回のSIMロック解除を行った機種が2015年5月以降に発売された機種であること
- 製品の分割支払金/賦払金を一括精算した場合や、製品を一括購入された場合は、機種購入日から100日以内でも受付可能です。ただし、下記キャンペーンを利用して購入した製品の場合、機種購入日より100日間は、SIMロック解除のお手続きができません。
- 一括購入割引
- 機種購入サポート
- 安心遠隔ロックなど製品の機能を制限するサービスをご利用の場合は、これらのサービスを解除後にお手続きをさせていただきます。
- 対象の製品に故障や水濡れがある場合は、SIMロック解除のお手続きができません。故障修理などが完了してからのお手続きとなります。
- ネットワーク利用制限製品については、解除のお手続きをすることができません。
- SIMロック解除(My Softbankでの解除キー発行を含みます)後は、SIMロックがかかった状態に戻すことや、解除手数料の返金はできません。
- 中古端末販売店で購入または 知人・友人などから譲渡されたソフトバンク製品をご利用中のお客さまの受付はお一人さま1日2台までとなります。
引用元:ソフトバンクの携帯電話を他社で利用する/SIMロック解除 | スマートフォン・携帯電話 | ソフトバンク(2019年12月16日取得)
SIMロック解除が完了したら、次の手続きに移りますので、MNPで電話番号そのままに乗り換え可能!手順を解説を押して続きをご覧ください。
MNPで電話番号そのままに乗り換え可能!手順を解説
準備が整いましたら乗り換えを進めていきます。ここで言う乗り換えとは、「MNP=電話番号をそのままに契約する携帯会社を変える」ことを言います。つまり、ソフトバンクから楽天モバイルに移っても電話番号はそのままなのでご安心ください。
まずはこちらのページを開き、ページ下部にある「MNPのお手続き方法」をご覧ください。
すると3通りの手続き方法が紹介されているので、いずれかの方法をご利用ください。
手続きを進めると、「MNP予約番号」と「MNP予約番号の有効期限」が発行されます。それぞれを一旦メモっておきましょう。なお、MNP予約番号を発行しただけではソフトバンクの解約にはなりません。予約番号には有効期限があり、期限が過ぎれば自動的に番号は無効になりソフトバンクとの契約もそのまま何事もなく継続されます。また、発行しても無効になっても特に料金が請求されることはありません。
MNP予約番号を発行したら、続いて楽天モバイルとの契約を進めます。
こちらの「お申し込み」ボタンから契約を進めていきます。
「プラン選択」で「お申し込み回線」を「ドコモ回線」を選択します。「お申し込みタイプ」は「端末+SIMセット」と「SIMのみ」の2種類から選びます。お使いのスマホをそのまま引き継いで使ったり、別途スマホを購入する場合は「SIMのみ」を、楽天モバイルでスマホも買い換える場合は「端末+SIMセット」を選びましょう。
ちなみにスマホも乗り換える場合は、電話帳などのデータ移行を自分でやらなくてはいけないのでご注意ください。Android→AndroidやiPhone→iPhoneであればまだ比較的簡単ですが、Android→iPhoneやiPhone→Androidの場合は別途データ移行アプリが必要になったり、全てのデータが移行できるわけではなかったりします。
「SIMタイプ」は「通話SIM」を選び、あとは任意のものを選択しながら案内に従って入力していきます。
「お支払い情報」にたどり着いたら、「MNP(携帯電話番号ポータビリティ)の利用」を押して「他社からお乗り換え(MNP)」を選びます。そして「MNP対象電話番号」「MNP予約番号」「MNP予約番号の有効期限」を入力して申し込みを完了すると、数日で手元にSIMカードが届きます。
スマホにSIMカードを挿入して回線開通手続きを行います。そちらについては同梱されている案内資料をご参照ください。
回線開通が完了すると楽天モバイルの回線を使用して通信ができるようになり、この時点でソフトバンクとの契約が自動的に解消されます。
MNPが完了すると、ソフトバンク、楽天モバイルそれぞれで手数料が発生します。
- ソフトバンクからの請求
- MNP転出手数料:3,000円
- 契約解除料(2年縛り途中で解約する場合):最大9,500円
- 楽天モバイルからの請求
- 新規契約事務手数料:無料
楽天モバイルに乗り換えよう!
以上の通り、ソフトバンクから楽天モバイルに乗り換える方法は簡単ですし、料金もかなり安くなるので乗り換えをおすすめします。
特に楽天モバイルは「ギガを使い切っても最大1Mbpsで通信できる」「楽天スーパーポイントでの支払いが可能」というのが強みです。
例えば楽天カードで月10万円の決済をすれば1,000ポイントが貯まります。そして楽天モバイルのプランSは、楽天会員なら月々の料金が1,480円(税別)です。そこで楽天カードで貯まったポイントを毎月楽天モバイルに使えば、携帯代は毎月実質480円(税別)となります。
プランSだと月々2GBしか使えませんが、使い切っても最大1Mbpsで通信できるので、快適とは言わないまでも動画閲覧も十分できます。
コストパフォーマンスが良好な携帯回線と言えるでしょう。
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