格安SIM初心者におすすめする会社と基礎知識を徹底解説!携帯料金は簡単に節約できる
画像引用元:UQ mobileの人気格安スマホ/SIMへの乗り換えガイド│【公式】UQ mobile(2020年7月16日取得)
この記事の内容まとめ
携帯代を節約したい人には、格安SIMへの乗り換えがおすすめです。格安SIMならば乗り換えるだけで携帯料金を圧倒的に節約できます。
この記事では格安SIMへの乗り換えに興味があるけど、「どんなデメリットや注意点があるのかわからないから不安!」という人や、「どんな会社を選んだら良いのかわからない!」という人に向けて、格安SIMについて解説していきます。
目次
初心者におすすめの格安SIM会社
LINEモバイル:低価格で高速通信!コストパフォーマンス最強
画像引用元:格安スマホキャンペーン・お得情報|LINEモバイル【公式】選ばれる格安スマホ・SIM(2020年1月29日取得)
LINEモバイルは格安SIMの中でも、比較的料金が安いことが魅力的です。
データ容量 | イオンモバイル |
BIGLOBEモバイル |
mineo |
UQモバイル |
ワイモバイル |
---|---|---|---|---|---|
500MB | 803円 | - | - | - | - |
1GB | 858円 | 1,078円 | 1,298円 | - | - |
2GB | 968円 | - | - | - | - |
3GB | 1,078円 | 1,320円 | - | 1,628円 | 2,178円 |
4GB | 1,408円 | - | - | - | - |
5GB | 1,298円 | - | 1,518円 | - | - |
6GB | 1,408円 | 1,870円 | - | - | - |
7GB | 1,518円 | - | - | - | - |
8GB | 1,848円 | - | - | - | - |
9GB | 1,738円 | - | - | - | - |
10GB | 1,848円 | - | 1,958円 | - | - |
12GB | - | 3,740円 | - | - | - |
15GB | - | - | - | 2,728円 | 3,278円 |
20GB | 1,958円 | 5,720円 | 2,178円 | - | - |
25GB | - | - | - | 3,828円 | 4,158円 |
30GB | 3,058円 | 8,195円 | - | - | - |
40GB | 4,158円 | - | - | - | - |
50GB | 5,258円 | - | - | - | - |
しかも料金が安いだけではなく、価格の割に通信速度が速いことも魅力的です。
会社名 | 朝 | 昼 | 夕 | 夜 |
---|---|---|---|---|
UQモバイル |
14.5Mbps | 13Mbps | 13.1Mbps | 15.3Mbps |
mineo(ドコモ回線) |
8Mbps | 4.3Mbps | 6.1Mbps | 6.2Mbps |
イオンモバイル(ドコモ回線) |
7Mbps | 2.4Mbps | 5.4Mbps | 5Mbps |
ワイモバイル |
4.5Mbps | 2Mbps | 1.9Mbps | 2Mbps |
IIJmio(タイプD) |
6.9Mbps | 2.6Mbps | 4.6Mbps | 4.7Mbps |
BIGLOBEモバイル(タイプD) |
9.4Mbps | 8.1Mbps | 5.5Mbps | 10.1Mbps |
料金が安い格安SIMは遅いと思われがちですが、LINEモバイルはそのようなイメージを払拭してくれます。
つまり、格安SIMの中でもコストパフォーマンスに優れているものです。
しかもLINEが提供する格安SIMということもあり、雷に関連する通信は無制限です。
文字でやり取りするだけではなく、どんなに画像を送っても通話をしても、通信制限がかかることはありません。
格安SIMに高いコストパフォーマンスを求め、LINEの利用も多い人におすすめです。
容量 | 月額料金(税込) |
---|---|
500MB | 1,210円 |
3GB | 1,628円 |
6GB | 2,420円 |
12GB | 3,520円 |
回線種類 | ドコモ、au、ソフトバンク |
---|---|
縛り | なし(ただし解約時には手数料として1,000円かかる) |
料金が安く、通信速度も比較的速いので格安SIM初心者に最適。まずはこの会社で格安SIMを使ってみることをおすすめする。LINEのデータ通信量が無制限なので、ビデオ通話なども無制限に行えるのが強み。
現在開催中のキャンペーンはありません。
UQモバイル:通信速度はキャリア並み!速さにこだわるならコレ
画像引用元:UQ mobile(UQモバイル)お申し込みサイト | 格安スマホ・格安SIM(2020年2月18日取得)
会社名 | 朝 | 昼 | 夜 |
---|---|---|---|
UQモバイル |
12.5Mbps | 13.2Mbps | 16.1Mbps |
mineo(Dプラン) |
4.5Mbps | 0.7Mbps | 6.0Mbps |
イオンモバイル(ドコモ回線) |
5.5Mbps | 0.3Mbps | 4.6Mbps |
ワイモバイル |
1.9Mbps | 1.8Mbps | 2.1Mbps |
IIJmio(タイプD) |
8.8Mbps | 3.8Mbps | 4.5Mbps |
BIGLOBEモバイル(タイプD) |
11.3Mbps | 10.5Mbps | 7.0Mbps |
格安SIMを利用したいものの、通信速度にもこだわるのであれば、UQモバイルがおすすめです。
一般的に格安SIMは、キャリアよりも通信速度が遅くなってしまいます。
低速回線である代わりに、安く利用できるというのが格安SIMの基本です。
しかし、UQモバイルであればキャリアと同程度の通信速度を実現できます。
そのため、通信速度にこだわる人に、最もおすすめの格安SIMです。
ただ、格安SIMですのでいつでも安定して高速通信とは限りません。
利用者が集中する地域では、通信速度が低下してしまうことがあります。
これはUQモバイルに限らず格安SIMの宿命です。
どこの格安SIMでも通信速度が低下することはあると理解しましょう。
注意点として、UQモバイルは格安SIMの中ではやや高めの価格設定です。
キャリアと比べると半額以下であることは間違いありませんが、高速通信である代わりに料金が少し高めです。
プラン名 | 月間データ容量 | 月額料金(税込) | ギガ不足時の最大速度 |
---|---|---|---|
くりこしプランS | 3GB | 1,628円 | 300Kbps |
くりこしプランM | 15GB | 2,728円 | 1Mbps |
くりこしプランL | 25GB | 3,828円 | 1Mbps |
回線種類 | au |
---|---|
縛り | なし |
UQモバイル最大の特徴は、通信速度がキャリア並みに速いこと。「格安SIMに乗り換えたいけど、通信速度が遅くなるのは嫌だな…」という人はこの会社で契約してみるべき。スマホプランRならギガを使い果たしても最大1Mbpsの速度で通信できるのも強み。
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- MNP+増量オプションⅡ加入あり:10,000円相当キャッシュバック
- 新規契約:3,000円相当キャッシュバック
- auPay残高で決済:最大10,000ポイント
※auまたはpovoからの乗り換えは除く
ワイモバイル:格安SIMでもかけ放題あり!電話をたくさんかける人におすすめ
画像引用元:月々のスマホ代がおトク!使い方かんたん!ワイモバイルのSIMカード |Y!mobile – 格安SIM・スマホはワイモバイルで(2020年1月29日取得)
ワイモバイルは格安SIM会社の中でも、かけ放題を扱っている会社です。
スマホベーシックプランには自動的にかけ放題が含まれていて、1回10分以内の国内通話が無料です。
無料の通話回数には制限がありませんので、月間何回利用しても10分以内であれば課金されることはないのです。
そのため短い通話を何度も利用したい人は、最初からかけ放題が含まれているワイモバイルがおすすめです。
なお、時間を気にせず通話をしたい人向けの、オプションサービスも用意されています。
こちらは「スーパーだれとでも定額」と呼ばれるものであり、追加で月額1,100円(税込)支払うことで加入できるオプションです。
長電話をすることもあり、とにかく通話料金を定額にしたい人は、ワイモバイルでこのオプションを付与することがおすすめです。
もちろん、こちらのオプションも通話回数に制限はありません。
回線種類 | ソフトバンク |
---|---|
縛り | なし |
ワイモバイルもUQモバイルと同じく、通信速度がキャリア並みに速いのが特徴。さらに、1回10分間の通話料金が無料になるため、たくさん電話をかけるならUQモバイルよりもワイモバイルの方がおすすめ。
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【SIM契約特典】- データ増量オプション契約+シンプルM/Lの新規・乗換契約:10,000円相当付与
- データ増量オプション契約+シンプルSの乗換契約:6,000円相当
- データ増量オプション契約+シンプルSの新規契約:3,000円相当
【PayPayポイント30%上乗せ特典】
- データ増量オプション契約+シンプルM/Lの新規契約:5〜18歳なら対象店でのPayPay決済30%還元(上限10,000円相当)
- データ増量オプション契約+シンプルM/Lの乗換契約:対象店でのPayPay決済30%還元(上限10,000円相当)
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- シンプルM/Lの契約:対象店でのPayPay決済20%還元(上限6,000円相当)
※いずれもソフトバンク、LINEMOまたはソフトバンク回線を利用したMVNO各社からのりかえは対象外
※スマホセット契約は対象外
楽天モバイル:データ容量月5GBで十分ならコレ一択!1年間無料で契約可能
画像引用元:楽天モバイル(2020年4月1日取得)
楽天モバイルは現在先着300万名向けに、基本料金1年間無料のキャンペーンを実施しています。
縛り期間も存在していませんので、1年間は完全無料で利用できる格安SIMです。
MVNO | キャンペーン内容(SIMのみ契約) | 契約プラン条件 | 1年間の実質料金(税込) | 初期費用(税込) | 期限 |
---|---|---|---|---|---|
BIGLOBEモバイル |
事務手数料無料&初月無料&1年間割引&5,000円相当ポイント | 音声通話SIM | 3,470円(音声3GB) | 0円 | 1/31 |
楽天モバイル |
5,000円相当のポイント | Rakuten Linkの利用条件クリア | 9,702円(毎月3GB使った場合) | 0円 | 2/8 |
イオンモバイル |
3,000WAONポイントプレゼント | MNP契約+対象端末購入 | 9,936円(音声3GB) | 3,300円 | 1/11 |
UQモバイル |
最大1万円相当のauPAY残高プレゼント | こちら参照 | 13,536円(音声3GB) | 3,300円 | 未定 |
ワイモバイル |
最大1万円相当のPayPayプレゼント | こちら参照 | 22,636円(音声3GB) | 無料 | 未定 |
データ容量はエリアによって無制限の場合と月5GBまでの場合があります。
データ容量が無制限であるのは楽天エリアに限られていて、都心部など一部のみが対象です。
そのため実質的には、データ容量5GBの格安SIMであるととらえておくと良いでしょう。
通話料金も無料ですので、今なら最もおすすめしたいものです。
ただし注意点もあり、楽天モバイルは対応している端末が限られています。
場合によっては端末の購入が必要となり、そこで費用が発生してしまう可能性があります。
回線種類 | 楽天 |
---|---|
縛り | なし |
データ通信は月々5GBまでだが、楽天回線エリア内なら無制限で通信可能。
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格安SIM初心者が覚えておくべき基礎知識
格安SIMとは?その仕組み
格安SIMとはその名の通り、格安で利用できるSIMカードのことです。
docomoやau、ソフトバンクなど大手の通信キャリアと比較して、安い料金で運用できるもののことを指しています。
格安SIMの仕組みを簡単に説明すると、格安SIM会社が大手通信キャリアから回線を借りて、安く利用者に提供するものです。
本来であれば回線の維持費など、キャリアは様々な費用を負担します。
これを料金に転嫁する必要があり、料金プランは高額になりやすい状況です。
しかし、格安SIMでは自社で回線を保有していません。かかるコストはキャリアから回線を借りる料金だけなので、キャリアよりも低いコストで通信回線を提供できるようになっています。
また、会社によっては人件費や広告費など様々な部分の支出を削り、格安SIMを提供していることもあります。
どの程度の回線を借りているのかは会社によって異なります。
それが原因となり、会社によって通信速度に差が出たり料金に差が出たりします。
とはいえ、格安SIMはどこも大手キャリアの回線を借りているという仕組みに変わりはありません。
大手キャリアは自前で回線は持っており、格安SIMはそうではなく借りていると理解しておくと良いでしょう。
格安SIMのメリットとデメリット
格安SIMのメリットには以下のものが考えられます。
- 月額料金が特に安い
- 縛り期間が2年ではない
メリットは月額料金が安いこと、縛り期間が短いものや無いものが大半で違約金が安く済むなど、費用面が挙げられます。
それに対して格安SIMのデメリットには以下のものが考えられます。
- 通信速度が不安定
- 利用できる端末が限られる
- クレジットカード支払いが大半
格安SIMの大きなデメリットは通信速度が不安定であることです。
これは格安SIMの仕組み上やむを得ないのですが、どうしても遅くなってしまうことがあります。
また、支払いにはクレジットカードが必須となる会社が多数あります。
口座振替などでは対応できないことが多く、その点はデメリットです。
キャリアから格安SIMに乗り換えた場合の料金モデルケース比較
キャリアから格安SIMに乗り換える場合、どの程度の料金になるのでしょうか。
今回はドコモギガライト7GBプランからLINEモバイル6GBプランに乗り換えるものをモデルケースとしてご説明します。
なお、端末の購入は加味しないものとします。
また、ドコモでの利用を踏まえてLINEモバイルでも音声通話は利用するものと仮定します。
- ドコモ:6,578円(税込)
- LINEモバイル:2,420円(税込)
なんと、LINEモバイルに乗り換えるだけで料金は3分の1程度にまで抑えられます。
LINEモバイルになり容量は少し減っていますが、それを加味しても大きく支払金額を抑えられます。
格安SIMに乗り換える方法
キャリアからMNPで乗り換える
キャリアから格安SIMに乗り換える際には、MNPと呼ばれる手続きを利用します。
これを利用しなければ電話番号の引き継ぎができず、格安SIMの新規契約となってしまいます。
MNPの手続きは簡単であり、現在契約しているキャリアでMNP予約番号を発行してもらいます。
この番号を格安SIMの契約で利用しますので、発行してもらったものを必ず控えておきましょう。
番号の発行は会員デスクに電話をするだけですぐ対応してもらいます。
MNPを利用したい旨だけを伝えると良いでしょう。
ちなみにMNPの予約番号には有効期限があります。
そのため格安SIMに乗り換える前日などに、予約番号を発行しておくのが理想的です。
有効期限内の予約番号を発行すれば、後は格安SIMの契約を済ませるだけです。
契約したい会社でMNPを利用した契約を済ませましょう。
必要に応じて端末を契約する
格安SIMの契約時は必要に応じて端末の契約しましょう。
基本的に格安SIMの契約は、端末の購入が必須ではありません。
自分がキャリアで保有していた端末が利用できるのであれば、それを利用して格安SIMを利用できます。
ただ、格安SIMは対応している端末に制限が設けられていることがあります。
その時は対応している端末を購入しなければなりません。
また、対応している端末でもSIMロックが原因で利用できないことがあります。
これはキャリアで契約した端末の場合、そのキャリアの回線を利用している格安SIMでしか利用できない仕組みです。
例えばauで端末を購入したのであれば、auの回線を利用している格安SIMでしか起動しないのです。
上記の通りどうしても端末を購入しなければならない時はあります。
その時はスマホごと新しく格安SIMに乗り換える、回線と端末のセット契約をすると良いでしょう。
格安SIM会社も端末を扱ってる所は多数あります。
格安SIMに乗り換えるタイミングで、新しい端末も購入してしまえば良いのです。
格安SIMに乗り換えよう!
格安SIMを利用することで毎月の支払金額を抑えられるなどのメリットがあります。
また、かけ放題プランが用意されている会社もあり、通話に関してもキャリアと遜色ないサービスが提供されています。
そのような点を踏まえると、携帯代を節約するためには格安SIMの利用が一番です。
MNPを利用すれば同じ携帯番号が利用できますので、料金を抑えるために格安SIMへ乗り換えをしてみましょう。