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仮想通貨のウォレットとは?種類やコールド/ホットなど仕組みの違いまとめ

公開年月日 : 2018/06/28 更新年月日 : 2018/06/28

仮想通貨を保管するには、ウォレットと呼ばれる専用の財布が必要になります。例えば取引所で仮想通貨を購入すると、取引所にあるウォレットに保管されます。ウォレットには様々な種類があり、取引所のウォレットのようにだれかに管理を任せるのではなく、自分のPC内にウォレットを作成し、自分の管理下で仮想通貨を保管することもできます。

この記事では、仮想通貨のウォレットの仕組み違いや、主な4種類のウォレットの特徴を紹介していきます。

仮想通貨のウォレットとは

円に対して銀行口座があるように、仮想通貨に対してはウォレットと呼ばれる専用の保管場所があります。

ウォレットを開設すると、仮想通貨アドレス(口座番号のようなもの)と秘密鍵(暗証番号のようなもので、secret keyとも言います)が生成されます。このアドレス宛に送金することで、ウォレット内に仮想通貨が保管されます。秘密鍵については基本的に使うことはありませんが、秘密という名前の通り、もしもこの鍵が他人にバレてしまうと、ウォレット内の仮想通貨が盗まれてしまう恐れがあるので注意しましょう。

また、日本の銀行の普通預金口座にドルを入金できないように、仮想通貨のウォレットも対応している仮想通貨の種類が決まっています。例えばリップル専用のウォレットにイーサリアムを入金することはできません。

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ウォレットの種類と特徴

仮想通貨のウォレットには主なものが4種類あり、さらに各ウォレットはホットウォレットとコールドウォレットに分類できます。

ホットウォレットとは、インターネットに繋がった状態のウォレットのことを言います。仮想通貨で支払ったり、どこかに送ったり、残高を確認したりする場合には、ウォレットをインターネットに接続する必要があります。したがって、ホットウォレットに保管しておけば仮想通貨の取引や状況確認を素早くできる、というメリットがあります。

しかし、常時インターネットに繋がっているということは、ハッキングの被害に遭いやすいというリスクも持ちます。実際にコインチェックのネム流失事件では、このホットウォレットにネムを保管していたことが原因の1つだとも言われています。

一方、ホットウォレットと逆の特徴を持つのがコールドウォレットです。インターネットが切断された状態のウォレットなので、ハッキングされることがなく、安全に仮想通貨を保管できます。

コールドウォレットのデメリットは特にありませんが、ホットウォレットと比較すると、送金や残高確認をするのに多少手間がかかる場合があります。また、仮想通貨を売買できるほどの知識があれば困難なものではないと思いますが、ソフトのインストールや設定などでも少しだけ手間がかかります。

以上のように、ホットウォレットもコールドウォレットも一長一短であるため、自分のニーズに合った方を使ったり、特徴に応じて使い分けたりすることが大切です。

分類 ホットウォレット コールドウォレット
インターネット状況 オンライン オフライン
メリット
  • 送金や残高確認が簡単
  • 初期設定が簡単
  • ハッキングリスクが低い
デメリット
  • ハッキングリスクが高い
  • 送金や残高確認に多少手間がかかる場合がある
  • 初期設定が手間
代表的なウォレット
  • ウェブウォレット
  • ソフトウェアウォレット
  • ハードウェアウォレット
  • ペーパーウォレット

では、実際に4種類のウォレットについて紹介していきます。

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ウェブウォレット

ウェブウォレットはオンラインウォレットとも呼ばれ、ホットウォレットに分類されます。というよりも、ホットウォレット=ウェブウォレットと言ってもよいでしょう。

仮想通貨のウォレットの中でもポピュラーなもので、例えば取引所で購入した仮想通貨はそのまま取引所のウェブウォレットに保管されるます(ただし、最近は取引所で購入した仮想通貨もコールドウォレットで保管されるケースが増えています)。

関連記事:
主要取引所のコールドウォレット対応状況まとめ

ウェブウォレットの中でも取引所のウォレットの場合は、特にウォレット用の手続きを行う必要はなく、仮想通貨を購入すれば誰でも利用できます。取引所以外が提供しているウェブウォレットでも、メールアドレスを入力して会員登録するだけで使えます。

手軽に始められる一方で、やはりホットウォレット特有のハッキングリスクがあることは常に意識しておきましょう。また、ウェブウォレットの場合は仮想通貨の管理をサービス提供元に委ねる形になるため、サービス提供元がメンテナンスを行ったり、倒産によって自身の仮想通貨が引き出せない、あるいは一部しか戻ってこなくなったりする恐れもあります。そのため、全資産を預けるのではなく、取引に使う分だけ保管するなどしておきましょう。

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ソフトウェアウォレット

ソフトウェアウォレットとは、PCやスマートフォンにウォレットアプリをインストールしてウォレットを作成し、そこに仮想通貨を保管するもののことを言います。ウェブウォレットとは異なり、初期設定に手間がかかりますが、自分のPC・スマホ内にウォレットを作れるため、サービス提供元の都合で使えなくなることなどがありません

ソフトウェアウォレットはそれ自体はインターネットを必要とせず、仕組み的にもどちらかと言えばコールドウォレットに該当するのですが、ソフトウェアウォレットをインストールするPCやスマホ自体がインターネットに繋いで使うものなので、結局はホットウォレットに分類されることが多いです。

そのため、安全性が高いウォレットを探しているのであれば。ソフトウェアウォレット以外のコールドウォレットを利用することをおすすめします。

ただし、ElectrumのようにオフラインのPCをもう一台用意することで、完全なコールドウォレットとして使える機能を持つものもあります。

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ハードウェアウォレット

ハードウェアウォレットとは仮想通貨を保管するデバイスで、見た目も使い方もUSBメモリのようなものです。したがって、ハードウェアウォレットを使うためには専用端末の購入が必要になります。

ハードウェアウォレットはコールドウォレットに分類されます。使用するときだけPCに有線接続しますが、使用しないときはPCから切断することで、完全にオフラインの状態で仮想通貨を保管できます。さらに端末を金庫にでも保管しておけば、物理的にも安全性が高まります。

このようにセキュリティの高さはウォレットの中でも群を抜きますが、その分価格も高く、どのハードウェアウォレット も1万円前後します。他のウォレットは基本的に無料で利用できるため、安全性は高いもののコスト面では劣るウォレットです。

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ペーパーウォレット

ペーパーウォレットとは、紙に印刷して保管するコールドウォレットのことです。と言ってもよくわからないと思いますが、使い方を知れば理解できるでしょう。

ペーパーウォレットを使うには、まずペーパーウォレット作成サイトにアクセスして、そのページそのものをPCに保存します。そしてインターネットを切断して保存したサイトを開くと、仮想通貨アドレスと秘密鍵が生成されて、PCの画面に表示されます。

生成された仮想通貨アドレス宛に仮想通貨を送金することで、そのアドレス内に仮想通貨を保管できます。そして最後に、仮想通貨が入金されたアドレスと秘密鍵を紙に印刷し、PC上にそのデータを残さないことで、完全なオフライン環境で保管することができます。このように、仮想通貨の送受金に必要な情報を紙に印刷して保管するため、ペーパーウォレットと呼ばれます。

ペーパーウォレットはハードウェアウォレット同様にセキュリティが高く、さらに無料で利用できるため、安全面でもコスト面でもおすすめなウォレットです。

デメリットは、保管方法が紙なので紛失や汚れによって利用できなくなってしまう可能性があることと、一度ペーパーウォレットに入金した仮想通貨は、取り出すのに少々手間がかかる点です。詳しくは関連記事にて説明しているので、興味がある人はあわせてお読みください。

関連記事:
ペーパーウォレットとは?仮想通貨を無料で安全に保管する方法

主なペーパーウォレットは以下の通りです。

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