通信制限なしでLINEが使えるLINEモバイルとは?特徴を解説
画像引用元:格安スマホ LINEモバイルの特徴|LINEモバイル【公式】選ばれる格安スマホ・SIM(2020年7月27日取得)
スマホユーザーの多くを悩ませるのが、通信制限。データ容量を使い果たすと速度が著しく制限され、快適にネット接続ができなくなります。
そんな通信制限中でもLINEのやりとりは可能です。しかし、ビデオ通話や画像、動画の送受信となると話は別で、快適にできないのでイライラしてしまうことでしょう。
そんな経験をお持ちの人におすすめなのが、LINEモバイルという格安SIMです。この携帯会社に乗り換えると、なんとLINEアプリに関しては通信制限の対象外となり、ギガを使い果たしていても快適に通信できます。
詳しく紹介していきます。
回線種類 | ドコモ、au、ソフトバンク |
---|---|
縛り | なし(ただし解約時には手数料として1,000円かかる) |
LINEモバイルを契約するとLINE通話は無制限で利用できるため、ギガを消費しない。また、他社と比較すると料金が低額で、通信速度も速い(ドコモ回線に限る)ため、コストパフォーマンスは高い。
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目次
どの携帯会社でも、通信制限中でもLINEは使えるが、ビデオ通話や写真の読み込みは厳しい
3GBや5GBなど契約したデータ容量を超える通信を行うとかけられるのが速度制限であり、ラインも当然影響を受けます。しかし全く利用できないわけではなく、データ量が少ない文字や絵文字程度の送受信に関しては問題なく使えます。
一方で、速度制限中にビデオ通話や写真の読み込みを行うのはかなり厳しいです。制限中の最大速度は200kbps程度に抑えられているケースも珍しくないため、大容量のやり取りにはどうしても時間がかかります。そこで注目してほしいのが、格安SIMのLINEモバイルです。
格安SIMのLINEモバイルなら通信制限なしでLINEが使い放題
画像引用元:格安スマホキャンペーン・お得情報|LINEモバイル【公式】選ばれる格安スマホ・SIM(2020年1月29日取得)
速度制限の心配なしにラインを利用したいのであれば、LINEモバイルをおすすめします。データフリーオプションが充実しており、ラインは無料で使いたい放題です。
LINEのデータフリー対象となる主な機能
ラインにおけるほとんどの機能が、データフリーの対象となります。主なものを以下に紹介します。
- 画面の表示や投稿
- テキストや音声メッセージの送信や受信
- トーク機能
- スタンプ・画像・動画・その他のファイルなどの送受信
- スタンプや着せ替えの購入やダウンロード
- 無料通話やビデオ通話
- タイムライン機能
- ニュース機能
いかがでしょうか?あなたがラインで普段使っている機能のほとんどがデータフリーの対象になることがわかってもらえたはずです。中には友達や家族などと写真共有機能のアルバム機能を使っている方もいると思いますが、閲覧やアップロードなどの利用ももちろんサービスの対象に含まれています。
アカウントの設定もできますし、友達の一覧を確認したり追加したりなどの機能もデータフリーの対象です。
LINEのデータフリー対象とならない主な機能
以下の2つの機能はデータフリーの対象ではありません。
- ラインライブ機能
- 外部リンクへの接続
ラインのアプリ内でトーク画面などに配信されるライブストリーミング動画のことをラインライブと呼んでいますが、そちらについては残念ながらデータフリーの対象外であり容量を消費します(容量オーバー時は速度規制対象)。
ラインから外部サイトへ接続する機会は多いので気をつけましょう。例えば、友達からラインで気になる飲食店などのリンクが送られてきて開くこともあるでしょう。当然、外部サイトに移行した時点でデータフリー対象外となります。
LINE以外も使い放題対象になる2つのオプションあり
LINEモバイルではデータフリーオプションを3つ用意しています。ラインのみがフリーで利用できるLINEデータフリー以外の、「SNSデータフリー」および「SNS音楽データフリー」の2つのオプションについて詳しく解説します。
SNSデータフリー
- ライン
以上の3つのSNSがデータフリーで利用できるオプションであり、プラン料金+月額280円で利用できます。インスタグラムはSNSデータフリーに含まれていないので注意してください。
ライン以外にもtwitterやFacebookに登録しており、毎日のように利用している方に適しているのがSNSデータフリーです。twitterやFacebookも画像や映像などの大容量のデータをやり取りすることがあります。知らず識らずのうちに、月に数GBを消費していることも珍しくありません。
twitterとFacebookのデータフリー対象についても、ラインのケースと似通っています。タイムラインでのやり取りや画像や動画の閲覧やアップロード、さらにはニュースフィードなどの利用もデータフリーです。
一方で外部リンクへの接続に関してはデータフリーの対象外です。またFacebookの場合はFacebook LiveおよびMessenger、twitterの場合はPeriscopeの利用もデータフリー対象外です。
SNS音楽データフリー
- ライン
- インスタグラム
- LINE MUSIC
- Spotify
- AWA
以上の7つものSNSと音楽系アプリがデータフリーで利用できるオプションであり、プラン料金+月額480円で利用できます。
SNSだけではなく音楽系のアプリを定期的に利用している方に適しているオプションであり、インスタグラムもデータフリーになる点は注目に値します。
すべてのデータフリー内容を記載するわけにはいかないので、利用する方が多いと思われるインスタグラムについてお伝えします。
データフリー対象となるのは、タイムラインの表示や投稿(画像や動画も含む)、ストーリーの画面表示や投稿(画像・動画含む)、検索、アクティビティの画面表示やダイレクトメッセージの利用、そしてプロフィール編集などです。一方、データフリー対象外となるのは外部リンクへの接続です。
若者に大人気のインスタグラムの機能のほとんどがデータフリーになるのはかなり魅力的ですよね。
LINEモバイルの通信制限について解説
LINEモバイルの速度制限の発生条件や解消方法、そして制限時の速度について詳しくお伝えします。
ギガを使い果たすと発生
契約したデータ容量を使い果たすと、速度制限がかけられます。LINEモバイルの契約ごとのデータ容量は以下のとおりです。
- 500MB
- 3GB
- 6GB
- 12GB
残念ながら20GB以上などの大容量のプランは用意されていません。
ちなみにデータ繰り越し機能があるため、余ったデータ通信量は翌月に繰り越せます。たとえば6GBの契約で前月に4GBしか使っていなかった場合の今月の容量は8GBになります(6GB+2GB)。
またデータプレゼントと呼ばれる機能もあり、LINEモバイル利用者同士でデータ通信量を贈り合えます。家族や友人などとプレゼントしあうことで、速度制限をかからないようにしている方も少なくありません。データプレゼントは、500MB・1GB・1.5GB・2GB・2.5GBのいずれかの単位で行なえます。ただプレゼントで受け取ったデータ容量に関しては、翌月への繰り越しができないので注意してください。
翌月になるか、容量の追加購入で解消する
速度制限を自力で解消するためには、翌月まで待つかデータの追加購入をする他ありません。翌月になればデータ容量が復活するため、インターネットもサクサク利用できます。
容量の追加購入に関しては、マイページにログインして行います。選択しているプランや回線によって購入単位や回数が異なるので注意してください。
ベーシックプランを利用している方は全回線共通で、0.5GB(500円)または1GB(1,000円)を1ヶ月のうち10回まで購入できます。
LINEフリー⋅コミュニケーションフリー⋅MUSIC+を利用している方は回線ごとに内容が異なります。ドコモ回線の場合は、0.5GB(500円)、1GB(1,000円)、3GB(3,000円)を1ヶ月のうち3回まで購入可能です。ソフトバンク回線とau回線の場合は、0.5GB(500円)、1GB(1,000円)を1ヶ月のうち10回まで購入できます。
制限時の速度は200kbps
LINEモバイルの公式ホームページには「データ容量をオーバーして利用した場合は、通信速度制限がかかり、データ通信の速度が落ちます(通信ができなくなるわけではありません)。低速通信時は最大 200kbps となります。」と記載されています。
最近では楽天モバイルのように制限中でも最大1Mbpsをうたっている格安SIMも出てきているので、制限時の速度はLINEモバイルの弱みと言っても良いかもしれません。
LINEモバイルのその他の特徴
ラインなどのエンタメ系オプション以外にも嬉しい特徴があるのがLINEモバイルです。こちらでは、料金や速度に関する特徴について詳しく解説します。
料金が比較的安い
低価格帯のプランも用意されており、なんと月額600円から利用可能です。大手キャリアと比較して安いプランが用意されているのは当然かも知れませんが、格安SIMの中でも比較的安い部類に入ります。
以下、LINEモバイルの料金プランとそれぞれの月額基本料を紹介します。
- 500MB(データSIM):600円
- 3GB(データSIM):980円
- 6GB(データSIM):1,700円
- 12GB(データSIM):2,700円
- 500MB(音声通話SIM):1,100円
- 3GB(音声通話SIM):1,480円
- 6GB(音声通話SIM):2,200円
- 12GB(音声通話SIM):3,200円
以上のプランにデータフリーオプションのいずれかを選択します。LINEデータフリーを選択した場合は月額無料なので、上記の料金のままで利用可能です。
データ容量 | イオンモバイル |
BIGLOBEモバイル |
mineo |
UQモバイル |
ワイモバイル |
---|---|---|---|---|---|
500MB | 803円 | - | - | - | - |
1GB | 858円 | 1,078円 | 1,298円 | - | - |
2GB | 968円 | - | - | - | - |
3GB | 1,078円 | 1,320円 | - | 1,628円 | 2,178円 |
4GB | 1,408円 | - | - | - | - |
5GB | 1,298円 | - | 1,518円 | - | - |
6GB | 1,408円 | 1,870円 | - | - | - |
7GB | 1,518円 | - | - | - | - |
8GB | 1,848円 | - | - | - | - |
9GB | 1,738円 | - | - | - | - |
10GB | 1,848円 | - | 1,958円 | - | - |
12GB | - | 3,740円 | - | - | - |
15GB | - | - | - | 2,728円 | 3,278円 |
20GB | 1,958円 | 5,720円 | 2,178円 | - | - |
25GB | - | - | - | 3,828円 | 4,158円 |
30GB | 3,058円 | 8,195円 | - | - | - |
40GB | 4,158円 | - | - | - | - |
50GB | 5,258円 | - | - | - | - |
MVNO | キャンペーン内容(SIMのみ契約) | 契約プラン条件 | 1年間の実質料金(税込) | 初期費用(税込) | 期限 |
---|---|---|---|---|---|
BIGLOBEモバイル |
事務手数料無料&初月無料&1年間割引&5,000円相当ポイント | 音声通話SIM | 3,470円(音声3GB) | 0円 | 1/31 |
楽天モバイル |
5,000円相当のポイント | Rakuten Linkの利用条件クリア | 9,702円(毎月3GB使った場合) | 0円 | 2/8 |
イオンモバイル |
3,000WAONポイントプレゼント | MNP契約+対象端末購入 | 9,936円(音声3GB) | 3,300円 | 1/11 |
UQモバイル |
最大1万円相当のauPAY残高プレゼント | こちら参照 | 13,536円(音声3GB) | 3,300円 | 未定 |
ワイモバイル |
最大1万円相当のPayPayプレゼント | こちら参照 | 22,636円(音声3GB) | 無料 | 未定 |
通信速度は格安SIMの中でも速い部類
ドコモ回線を利用した場合に限定されますが、通信速度もかなり優秀です。以下、keisoku.ioによるドコモ回線の2020年7月20日(月曜)における通信速度を掲載します。
- 朝:16.3Mbps
- 昼:0.4Mbps
- 夜:16.7Mbps
一般的に10.0Mbpsを超えると優秀とされており、朝と夜の時間帯に関してはトップクラスの速さを誇ることが分かります。ただお昼の時間帯については、速度が遅くなる傾向が強いまります。ちなみに他の格安SIMも昼の時間帯については弱いところが多いため、それほど問題視する必要はないでしょう。
会社名 | 朝 | 昼 | 夕 | 夜 |
---|---|---|---|---|
UQモバイル |
14.5Mbps | 13Mbps | 13.1Mbps | 15.3Mbps |
mineo(ドコモ回線) |
8Mbps | 4.3Mbps | 6.1Mbps | 6.2Mbps |
イオンモバイル(ドコモ回線) |
7Mbps | 2.4Mbps | 5.4Mbps | 5Mbps |
ワイモバイル |
4.5Mbps | 2Mbps | 1.9Mbps | 2Mbps |
IIJmio(タイプD) |
6.9Mbps | 2.6Mbps | 4.6Mbps | 4.7Mbps |
BIGLOBEモバイル(タイプD) |
9.4Mbps | 8.1Mbps | 5.5Mbps | 10.1Mbps |
LINEモバイルに乗り換えて、ラインを快適に使おう!
速度制限のおかげでラインがスムーズに利用できず、困っている方はLINEモバイルを利用しましょう。
LINEモバイルであれば、ラインのデータ通信量がゼロになる無料オプションが用意されています。仮にYOUTUBEなどの他のアプリの利用で速度制限がかかる状況になったとしても、ラインは一部の機能を除きサクサク利用し続けられるわけです。
LINEモバイルは月額料金や通信速度にもメリットがあります。利用価値が高い格安SIMなので、この機会に検討してみませんか?
容量 | 月額料金(税込) |
---|---|
500MB | 1,210円 |
3GB | 1,628円 |
6GB | 2,420円 |
12GB | 3,520円 |
回線種類 | ドコモ、au、ソフトバンク |
---|---|
縛り | なし(ただし解約時には手数料として1,000円かかる) |
LINEモバイルを契約するとLINE通話は無制限で利用できるため、ギガを消費しない。また、他社と比較すると料金が低額で、通信速度も速い(ドコモ回線に限る)ため、コストパフォーマンスは高い。
現在開催中のキャンペーンはありません。