LINEモバイルのおすすめ回線は?ドコモ・ソフトバンク・au回線の違いを徹底比較
この記事の内容まとめ
- LINEモバイルにはドコモ・ソフトバンク・auの3つの回線がある
- SIMロックがかかっている場合、SIMロックの種類に応じて選べば良い
- SIMロック解除してある場合は、ドコモ回線が最もおすすめ
- その理由は、ドコモ回線が最も通信速度が速いから
LINEモバイルを契約する際、回線の種類を3つから選ぶことになります。
この時、どの回線を選べば良いのか、そして回線ごとにどのような違いがあるのかが気になると思います。
では、どのように選ぶべきなのか、違いを解説していきます。
容量 | 月額料金(税込) |
---|---|
500MB | 1,210円 |
3GB | 1,628円 |
6GB | 2,420円 |
12GB | 3,520円 |
回線種類 | ドコモ、au、ソフトバンク |
---|---|
縛り | なし(ただし解約時には手数料として1,000円かかる) |
LINEモバイルは格安SIM会社の中でもコストパフォーマンスが高い。月額料金は他社よりも比較的安く、通信速度もトップクラス。3種類選べる回線の中でも、ドコモ回線が最も速度が速くておすすめ。
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目次
結論:LINEモバイルはドコモ回線がおすすめ
SIMロックが掛かっている場合は別ですが、解除されている場合であれば通信速度が最も早いドコモ回線がおすすめです。
「料金とか速度以外のサービス内容で比較して選んだほうがといのでは?」と思う方もいるでしょう。lineモバイルで利用できるドコモ・ソフトバンク・auの3つの回線ですが、速度以外に大きな差はありません。各プラン料金も同一ですし、オプションなどのサービスにも大きな違いはありません。
ただ違いが全くないわけではないので、各回線の相違点を取り上げて比較していきます。
LINEモバイル3回線の違いまとめ
ドコモ・ソフトバンク・auの3つの回線の違いを4つにまとめてみました。
使えるスマホが違う
SIMロックが解除されている場合であれば他の回線も利用できますが、解除されていなければ利用できません。
SIMロックとは、他の携帯会社のSIMカードを使えないように端末をロックしている状態を指します。SIMロックを掛けることで、他社の回線を使えないようにしているわけです。
2015年5月からSIMロック解除の義務化が始まりました。大手キャリアが独占していた携帯電話事業に他社が参入しやすいように、通信事業者間の乗り換えをの簡素化を目指したのです。SIMロックが解除された端末であれば、SIMカードを交換して他の回線も利用できるようになります。
現状、SIMロックの解除自体は多くの端末でできるため、回線選びの大きな障壁にはならなくなりました。ただSIMロックの解除が適用されているのは、2015年5月以降に発売された端末であるため、古いスマホを利用している場合は注意が必要です。
SIMロックの解除には条件があり、購入後100日以上経ってからとされています。また解約してから一定期間過ぎると、解除ができなくなります。ドコモとauは解約後100日、ソフトバンクは90日経過するとSIMロックは解除できません。SIMロックの解除にはコストがかかることもあり、ネット申込の場合は無料ですが、店頭申込の場合は3,000円程度かかります。
オプションサービスの内容が違う
オプションサービス(音声通話SIM用オプション)の内容に関しては似通っているのですが、なかには若干異なる部分もあるのでいくつか紹介させていただきます。
留守番電話に関しては、ドコモ回線とau回線には用意されていません。ソフトバンク回線のみのサービスとなっており、無料で利用できる点も注目です。保存件数は最大30件であり、保存期間は72時間と限定されているので注意してください。
留守番電話プラスと呼ばれるオプションも用意されており、月額300円で各回線とも利用可能です。ただ回線により保存件数と保存期間が異なります。ドコモ回線は最大保存件数が20件で、保存期間は72時間です。au回線は99件保存でき期間は1週間、ソフトバンク回線は100件保存でき期間は1週間です。若干ドコモ回線が弱いようにも感じますが留守番電話を重視していない方であれば問題ないでしょう。
グループ通話のオプションに関してはドコモ回線がなく、auとソフトバンク回線であれば月額200円で導入可能です。au回線は3人まで同時通話が可能であり、ソフトバンクであれば最大6人まで同時通話できます。
ここまで説明だとドコモ回線が弱いようにも感じてしまうかもしれませんが、迷惑電話ストップと国際ローミングのオプションは他の回線よりも優れています。迷惑電話ストップとは繰り返しかかってくる迷惑電話およびイタズラ電話を拒否できるサービスであり、ドコモ回線であれば無料で最大30件まで登録できます。au回線は月額100円かかりますし(最大30件まで)、ソフトバンク回線も月額100円かかるうえ最大20件しか登録できません。
国際ローミングとは、国内で契約をしている携帯電話を海外でも利用することを指しています。3つの回線の中、唯一無料で対応しているのがドコモ回線です。海外で携帯電話を使う機会が多い方にもドコモ回線はおすすめです。
セット購入できるスマホの種類が違う
今まで使っていた端末ではなく、新たにlineモバイルでスマホを購入しようと考えている方もいるでしょう。実際にlineモバイルでは多数のスマホの取り扱いがあるため、どれを選ぼうか迷っている方も多いはずです。しかし、スマホによって利用できる回線が異なります。
すべてを紹介できるわけではないので、人気の端末をいくつか抽出しそれぞれが対応している回線を紹介します。
- iPhone 7:ソフトバンク回線
- OPPO Reno3 A:ソフトバンク回線 、ドコモ回線 、au回線
- HUAWEI nova lite 3+:ソフトバンク回線 、ドコモ回線 、au回線
- moto g8:ソフトバンク回線 、ドコモ回線 、au回線
- HUAWEI MediaPad M5 lite 8:ソフトバンク回線 、ドコモ回線 、au回線(音声は不可)
- HUAWEI MediaPad T5:ソフトバンク回線 、ドコモ回線
3回線とも対応している端末が多いことも事実です。一方でiPhone 7のように特定の回線しかセット購入できないものもあるため、候補の端末ごとに契約できる回線を確認しておきましょう。
回線速度が違う
3大キャリアから乗り換えて料金が安くなったとしても、ネットがサクサク使えなければイライラするものです。
回線速度の速さが、ドコモ回線をおすすめする最大の理由です。au回線やソフトバンク回線と比較すると圧倒的に早い、と言っても過言ではありません。
以下、格安SIMの速度計測を実施しているkeisoku.ioの2020年7月19日(日曜日)の計測結果を掲載します。本当にドコモ回線のほうが早いのでしょうか?
- ドコモ回線:朝21.3Mbps、昼7.4Mbps、夜8.3Mbps
- au回線:朝7.3Mbps、昼1.1Mbps、夜1.0Mbps
- ソフトバンク回線:朝10.3Mbps、昼5.0Mbps、夜7.6Mbps
回線速度が最も早かったのはドコモ回線でした。平日の速度も気になる方もいるでしょう。以下に、2020年7月15日(水曜日)の計測結果を掲載します。
- ドコモ回線:朝11.3Mbps、昼0.3Mbps、夜8.3Mbps
- au回線:朝0.6Mbps、昼0.3Mbps、夜0.3Mbps
- ソフトバンク回線:朝3.1Mbps、昼1.1Mbps、夜4.4Mbps
お昼だけはソフトバンク回線に軍配が上がりましたが、全体的に見てドコモ回線のほうが早いのは明らかです。ちなみにau回線については、1.0Mbpsに満たないことも多いなど速度的に大きな問題があるためおすすめできないのが現状です。
平日の昼間にデータ容量の多いスマホ利用をする機会が多い方であればソフトバンク回線も選択肢に入ると思いますが、ドコモ回線を選んでおけば間違いありません。
会社名 | 朝 | 昼 | 夕 | 夜 |
---|---|---|---|---|
UQモバイル |
14.5Mbps | 13Mbps | 13.1Mbps | 15.3Mbps |
mineo(ドコモ回線) |
8Mbps | 4.3Mbps | 6.1Mbps | 6.2Mbps |
イオンモバイル(ドコモ回線) |
7Mbps | 2.4Mbps | 5.4Mbps | 5Mbps |
ワイモバイル |
4.5Mbps | 2Mbps | 1.9Mbps | 2Mbps |
IIJmio(タイプD) |
6.9Mbps | 2.6Mbps | 4.6Mbps | 4.7Mbps |
BIGLOBEモバイル(タイプD) |
9.4Mbps | 8.1Mbps | 5.5Mbps | 10.1Mbps |
料金プランは回線種類による違いなし
基本プラン(ベーシックプラン)以外にもSNSデータフリーやSNS音楽データフリーなどのプランもありますが、どの回線を選んだとしても同一料金に設定されています
以下に、ベーシックプランの料金を紹介します。
容量 | 月額料金(税込) |
---|---|
500MB | 1,210円 |
3GB | 1,628円 |
6GB | 2,420円 |
12GB | 3,520円 |
前述したように、音声通話SIM用オプションの料金に関しては若干の違いがあります。しかしオプションなので契約しなければ、特に料金的な違いは生じません。音声通話SIM用オプションでも10分電話かけ放題オプションはすべての回線で月額880円、割り込み通話は月額200円、通話明細は月額100円などのように同一に設定されているものも多いです。オプション料金の差についてもそれほど気にする必要はないでしょう。
まとめ:LINEモバイルはドコモ回線で申し込もう
画像引用元:格安スマホキャンペーン・お得情報|LINEモバイル【公式】選ばれる格安スマホ・SIM(2020年1月29日取得)
lineモバイルのおすすめの回線についてお伝えしました。回線速度が早くネットがサクサク利用できる可能性が高いため、ドコモ回線がおすすめします。
週末については朝・昼・夜のすべての時間帯でドコモ回線が早く、平日も多くの時間帯で回線速度の優位性が認められています。
速度以外にも回線ごとに若干の違いがあることは事実ですが、大きな差とは言えないものばかりです。コストについても、プラン料金は同一であるため特筆すべき差はありません。
lineモバイルの回線選びで悩んでいる方は、快適なスマホ生活を送るためにも速度に優れたドコモ回線を選びましょう!
MVNO | キャンペーン内容(SIMのみ契約) | 契約プラン条件 | 1年間の実質料金(税込) | 初期費用(税込) | 期限 |
---|---|---|---|---|---|
BIGLOBEモバイル |
事務手数料無料&初月無料&1年間割引&5,000円相当ポイント | 音声通話SIM | 3,470円(音声3GB) | 0円 | 1/31 |
楽天モバイル |
5,000円相当のポイント | Rakuten Linkの利用条件クリア | 9,702円(毎月3GB使った場合) | 0円 | 2/8 |
イオンモバイル |
3,000WAONポイントプレゼント | MNP契約+対象端末購入 | 9,936円(音声3GB) | 3,300円 | 1/11 |
UQモバイル |
最大1万円相当のauPAY残高プレゼント | こちら参照 | 13,536円(音声3GB) | 3,300円 | 未定 |
ワイモバイル |
最大1万円相当のPayPayプレゼント | こちら参照 | 22,636円(音声3GB) | 無料 | 未定 |
容量 | 月額料金(税込) |
---|---|
500MB | 1,210円 |
3GB | 1,628円 |
6GB | 2,420円 |
12GB | 3,520円 |
回線種類 | ドコモ、au、ソフトバンク |
---|---|
縛り | なし(ただし解約時には手数料として1,000円かかる) |
LINEモバイルは格安SIM会社の中でもコストパフォーマンスが高い。月額料金は他社よりも比較的安く、通信速度もトップクラス。3種類選べる回線の中でも、ドコモ回線が最も速度が速くておすすめ。
現在開催中のキャンペーンはありません。