メルペイ後払いとは?使い方や清算方法、手数料など徹底解説!キャンペーンでもらったポイントの使い方も覚えておこう
PayPayやLINE Payなど、乱立するスマホ決済アプリの中でも、注目を集めいているのがメルペイです。その理由はメルカリの売上金を支払いに使えたり、iD加盟店で使えたりするのに加えて、なんと50%や70%もの還元キャンペーンが行われるからです。
通常、景品表示法により20%を超える還元は禁止されていますが、メルペイはそれを超える還元キャンペーンを提供しているのです(なぜこれが許されるかのロジックは不明ですが、今のところ問題ないようです)。
そんなメルペイには、スマホ決済アプリにしては珍しく後払い機能があります。この後払い機能は、上記のような大型還元キャンペーンの条件にもなっていることもあるので、メルペイ後払い機能についてその利用方法やデメリットなどを解説していきます。
目次
要点まとめ:メルペイあと払いはチャージが不要だが手数料のデメリットがある支払方法
通常、メルペイを利用するには「メルカリの売上金を使ってポイントを購入(実質売上金のチャージ)」「銀行口座を登録してメルペイにチャージ」いずれかの方法を使う必要がありましたが、2019年4月23日から事前チャージが不要な「メルペイあと払い」という決済方法もリリースされたわけです。
メルペイあと払いは、本人確認を済ませるだけで誰でも簡単に利用することができます(詳細は後述します)。一度設定が済めばその後、決められた上限の範囲で買い物することが可能です。後払いで利用した金額は、翌月の1ヶ月間でコンビニで支払う、または銀行口座からの自動引き落としで清算されます。
メルペイ後払いは事前チャージの手間がなくなり、さらにメルペイあと払いで決済することがキャンペーンの対象となることもあります。一方で後払いを利用した場合は、清算時に300円の手数料がかかります。そのため、後払いが対象のキャンペーンが開催されるなどのメリットがない場合は利用を控えた方が良いでしょう。
メルペイあと払いの設定方法は簡単!本人確認を済ませるだけ
メルペイあと払いの登録方法は以下の通り。表示される案内に従っていくだけです。また、対象の金融機関の口座をお持ちの場合はそれを登録するだけで本人確認が完了します。
■「お支払い用銀行口座の登録」または「アプリでかんたん本人確認」を完了している場合
- 「メルペイ」を選択する
- 画面中央の「お店でのあと払いを設定する」をタッチする
- 「設定をはじめる」を選択する
- 画面の指示に従い、設定を完了させる
■「お支払い用銀行口座の登録」または「アプリでかんたん本人確認」をしていない場合
- 「メルペイ」を選択する
- 画面下部にある、使い方「お店のお買い物もあと払いで」バナーをタッチする
- 「設定をはじめる」を選択する
- 画面の指示に従い、設定を完了させる
引用元:メルペイあと払いをメルペイが使えるお店で利用するには? – メルカリ スマホでかんたん フリマアプリ(2019年6月25日取得)
決済方法は通常のメルペイ決済と同様、iDまたはコード決済
設定が完了したら、支払い方法を「メルペイあと払い」に変更すると、その後の支払いはあと払いが適用されます。支払い方法は従来の方法と変わりありません。iDまたはメルペイ加盟店でいつもと同じように支払うことができます。
また、同じように「支払い方法を変更」ボタンを押せば、残高支払いにすぐ切り替えることもできます。
メルペイあと払いには決済上限がある
メルペイあと払いには上限が設定されているのでお気をつけください。この上限は1ヶ月間の決済額に適用されます。例えば3,000円を設定すれば、 その月では3,000円までしか使うことができません。
ただし、限度額は決められた範囲内で自由に設定することができます。メルカリアプリから「メルペイ設定」→「あと払い利用上限金額」→「利用上限を選択」で上限額を変更できます。
なお、上限額はメルペイでの取引回数などによって変化します。おそらくメルカリとの信用が高まればより高額な上限額を設定できるようになると思います。
清算方法は銀行引き落としが楽!
メルペイあと払いを使った後は、もちろん利用金額を清算しなければいけません。
清算方法は以下の2つがあります。
コンビニ/ATM払いでの清算を利用するには、コンビニやATMに行かなければいけません。しかし口座振替での清算なら一度設定しておくだけで、毎月自動的に引き落とされるため便利です。
注意:メルペイあと払いは清算時に手数料がかかる(300円)
「後払いにできるなら、絶対後払い設定しておいたほうがお得じゃん!」と思われるかもしれませんが、実はメルペイあと払いには手数料がかかるというデメリットがあります。
毎月の利用料精算時に、手数料として300円が上乗せされます。これはあくまでひと月の手数料なので、1ヶ月のあと払い利用回数や利用金額は関係なく、300円かかります。
「メルペイあと払いの利用でボーナスポイント付与!」というようなキャンペーンが行われている場合は後払いを利用するのも選択肢の1つですが、そうでない場合は残高支払いと比較して手数料分だけ損してしまうのでおすすめしません。
なお、手数料が無料になるキャンペーンも行われていますので、その間に利用するのは問題ないでしょう。残高払いとメルペイあと払いを状況に応じて使い分けるのが最も賢いやり方だと言えるでしょう。
補足:キャンペーンで付与されたポイントの使い方
最後に補足で、キャンペーンなどを適用することで貯まったポイントの使い道について紹介します。
メルペイは通常ポイント還元されるものではありませんが、キャンペーンによってポイント還元されることがあります。
ここで貯まったポイントは1ポイントを1円として、支払いに当てることが可能です。その際には支払い方法を「メルペイあと払い」ではなく「残高払い」に変更しましょう。この状態で支払うと自動的に貯まったポイントが使われます。
メルペイの最大70%還元キャンペーンにて2,000ポイントをゲットしました。
— 暮らしの達人 (@kuratatsu_com) June 24, 2019
このポイントは1P=1円として次の買い物から使うことができますが、利用の際には支払い方法を「あと払い」から「残高」に変更する必要があります。お忘れなく😉 pic.twitter.com/YHlrDLk41k
暮らしの達人では、メルペイ以外のスマホ決済(QR・バーコード決済)アプリを解説しています。他社のものにも興味がある方は、下記の関連記事もご覧ください。