VISAブランドのバーチャルカード Pollet(ポレット)とは?使い方やメリットデメリットを解説
画像引用元:Pollet(ポレット) 1分で作れる。ポイントまとめて好きなお店で。(2019年5月23日取得)
Pollet(ポレット)とは、VISAブランドのプリペイドカードです。年会費無料で年齢制限がなく、もちろん審査もありません。スマートフォンがあれば、アプリをインストールすることで誰でも簡単に、即日で利用を開始することができます。
Amazonや楽天市場などのネットショッピングではPolletですぐに買い物が可能ですが、街のお店で使う場合にはリアルカードを発行してクレジットカードのように利用します。
Polletの詳しい使い方や、Polletのメリットデメリットを紹介していきます。
目次
【要点まとめ】Polletとは
画像引用元:Pollet(ポレット) 1分で作れる。ポイントまとめて好きなお店で。(2019年5月23日取得)
Polletはアプリ上から発行できるVISAブランドのプリペイドカードです。アプリ上での簡単な手続きが完了後、すぐにカードが発行されます。ここで発行されるカードはバーチャルカードと呼ばれ、Amazonや楽天市場などネットショッピングやNetflixのようなオンラインラービスでしか使うことができません。一般のお店で利用するには、リアルカードを発行します。
しかしリアルカードの発行には500円の手数料がかかります。また、なんとチャージ時にも手数料がかかる場合があります。
ハピタス、i2i ポイント、ポイントインカム、ちょびりっチ、ドットマネー、アドボンバーからチャージする場合は手数料が無料なので、結局のところPolletは「これらのポイントが貯まっているけど使い道がなくて困っている」という、ちょっとニッチなニーズを持った人が得するカードです。
他にも「VISAブランドのカードが今すぐ欲しい!」というニーズにもPolletは応えてくれますが、この場合はPolletと同じようなサービスのKyashをおすすめします。PolletやKyashなどの、いわゆる「バーチャルカード」と呼ばれるものの基礎知識や、Kyashをおすすめする理由については以下の記事で行なっているので、興味がある人はこちらもご覧ください。
Polletの使い方
まずはPolletの発行方法から決済方法まで紹介していきます。
発行方法
Polletを発行するには、まず公式サイトからアプリをダウンロードします。
SMS認証が完了すると、バーチャルカードの発行手続きに進めます。バーチャルカードは手続き完了後、すぐに発行されます。
リアルカード(「Pollet Million」と呼ぶ)は、申し込むと最大2週間程度で発行してくれます。ただし、500円の発行手数料がかかるのでご注意ください。
チャージ方法
Polletの特徴として、チャージ方法が豊富という点が挙げられます。
他社のプリペイドカードを見ると、ほとんどが現金、または自社ポイントを使ってチャージする場合がほとんどです。
しかしPolletは多数の提携ポイント、果てはビットコインからのチャージまでも対応しています。もしもこれらのポイントなどを使い切れずに余らせているのであれば、Polletにチャージすることで有効活用できる可能性が高いでしょう。詳しいポイントの種類については以下に紹介している公式サイトをご覧ください。
決済方法
Polletでの決済方法は、通常のクレジットカードと全く同じです。
バーチャルカードの場合はオンラインショップのみで、リアルカードの場合はVISAカード加盟店でも利用することが可能です。
もちろん、VISA加盟店なら海外でも利用することが可能です。
Polletのメリット
Polletを使うメリットについて、2つ紹介していきます。
チャージ金額に0.5%がボーナスがつく
以下に紹介している対象のポイントからPolletにチャージすると、0.5%のボーナスが受け取れます。例えば100円分チャージすると、残高が105円増えます。
- ハピタス
- i2i ポイント
- ポイントインカム
- ちょびりっチ
- ドットマネー
- PeX
他社のプリペイドカードの場合、決済金額に応じてポイント還元されることが普通ですが、Polletの場合はチャージで還元されるわけです。
ただし、還元率は0.5%でありはっきり言って、あまり高い部類ではありません。
還元率で言えば、還元率2%のKyashの方が圧倒的におすすめです。
最短1分でVISAカードが持てる
これはPolletだけでなく、Kyashやバンドルカードとも共通しているメリットではありますが、やはり審査や本人確認などの面倒な手続きなしでVISAブランドのカードを発行できることは大きな魅力と言えるでしょう。
もちろん即時発行できるのはあくまでもバーチャルカードなので、実際のお店では使うことができません。しかし、ネットショップならば、アプリをダウンロードし、手続きを完了させ、チャージするだけですぐに支払うことが可能になります。
カード決済であれば例えば通販サイトでは代引き手数料を払わずに済みますし、Netflixや新日本プロレスワールドなど、月額課金制コンテンツに登録することもできます(登録できないサービスもあります)。
Polletのデメリット
続いてPolletのデメリットを4つ紹介します。特に手数料に関するデメリットが致命的であり、これが改善されないことにはおすすめしにくい印象を受けます。
チャージ手数料がかかる場合もある
先に紹介したように、Polletには様々なポイントなどからチャージすることができます。
しかし、中にはチャージ時に手数料がかかってしまうものもあるのでご注意ください。
- PeX:500ポイント
- ビットコイン(bitFlyer):1%
- LINE Pay:4%
これらの場合、還元率がプラスどころかマイナスになってしまいます。
リアルカードは500円の発行手数料がかかる
Polletのリアルカードを発行するには、500円の発行手数料がかかってしまいます。
KyashやLINE Payの場合は発行手数料が無料であり、コストをかけずにプリペイドカードを発行したいなら、そちらのカードに申し込んだ方がお得です。
海外事務手数料が高い
Polletは海外のVISA加盟店でも利用することができますが、海外事務手数料が4.5%(リアルカードは4%)と非常に高いのでお気をつけください。
「海外事務手数料って何?」という方は、以下の記事が参考になると思いますので、お読みください。