
モンテローザの前給制度とは?給料の前借りよりもキャッシングをおすすめする理由
公開年月日 : 2021/06/07
魚民や白木屋など数々の居酒屋チェーンを手がけるモンテローザでは、給料の前借りができる前給制度を設けています。
金欠時にはありがたいサービスだと思いますが、その一方で気をつけたい点もあります。また、実は消費者金融でキャッシングした方が有利になるケースもありますので詳しく解説します。
目次
おすすカードローン3選
審査通過率が高い

三菱UFJフィナンシャル・グループの消費者金融。大手消費者金融の中では審査通過率が高い。※アコムマンスリーレポートより
※最初のカードローンに選ばれることが多いので通過率が高い。

他社借り入れがある人向け

複数の消費者金融と契約していると、それが原因で審査に落ちることがある。しかし銀行カードローンならそのような人でも申込可能。提携ATM利用手数料が無料なのも嬉しい。

モンテローザでは給料を前借りする前給制度がある
モンテローザの前給制度はきらぼし銀行のものを使っています。一度会社に相談の上で登録しておけば、その後は1回ごとにわざわざ上司に許可を得ることも必要ありません。アプリやネットから手続き可能であり、心理的な負担も少なく給料の前借りが出来るのです。
前給を利用する場合は、スマホアプリの「Can・day」が便利です。メールアドレスを登録しておけばパスワードを忘れても簡単にリセットできますし、アプリ使用ができない人は、WEBブラウザでもログインできるすぐれものです。
以下、スマホアプリの利用の流れを簡単にご説明します。
スマホアプリの「Can・day」はiPhone版とAndroid版の2つがあるため、適切な方を選んでご利用ください。アプリをダウンロードしたら「前給を利用する」を選択します。企業コードと利用者コード、およびパスワードが求められるのでそちらをご入力ください。初期パスワードは給与振込口座番号7桁になります。初回利用時については、利用規約が表示されるためそちらを確認した上で「利用規約に同意」します。
規約に同意すると初期パスワード変更およびメールアドレスの設定画面が現れます。どちらも設定できたら、いよいよ前給の申込みとなります。メニュー画面が表示されるので、メインメニューにある「前給申込」を選択してください。利用者名と企業名、そして前給利用可能額が示されるので、利用可能額の範囲内で前給申込額を設定し申し込むを選択します。申し込み金額の確認画面が現れるので、問題がなければOKを選択してください。ちなみに確認画面には振込予定日も掲載されているので、チェックしておきましょう。以上で前給も受付は完了です。それほど難しくないので、2回目以降はスムーズにできるようになるはずです。
パソコン等のWEBでの手続きも、基本的にはスマホアプリと同様ですよ。
前給制度をおすすめしない理由
前給はお金がないときなどに役立つ素晴らしいサービスのようにも思えるかもしれません。しかし制限があったり、コスト的な負担もあるなど、実際にはあまりおすすめできないのです。
ここでは、モンテローザの前給制度のデメリットについてご紹介します。利用を考えている方は、是非チェックしてください。
前借り上限は勤務実績の70%まで
当たり前ではありますが、前給は勤務実績の範囲内となります。さらに勤務実績の全額が支払ってもらえるのではなく、70%までと決まっています。たとえば、当月にまだ1度も勤務していなければ勤務実績は0であるため、前給制度自体が利用できないことに…。
あたなの基本給が時給で1,000円であり、今月25時間働いているとします。1,000円×25時間なので、2万5,000円の給与が発生していることになります。その70%が前給対象となるため、この場合の前給限度額は1万7,500円なのです。
給料の前借りと言うと、今月分の勤務予定分の給料を支払ってもらえるとのイメージがあるかもしれませんが、あくまで実績が基準となるためいくらでも支払ってもらえるわけではありません。特に勤務時間が少ない場合の前給は、お金がない時の有効な対応策とは言えないのです。
振込手数料が高額
前給を振り込んでもらうためには振込手数料が発生します。手数料無料の振込先がないので、どのような場面でも必ず支払わなければなりません。しかも状況によっては高額なので、大きな負担に感じることも…。
まず、きらぼし銀行宛ての前給振込の場合の手数料は3万円未満で税込み330円であり、3万円以上で550円です。その他の銀行宛てであると3万円未満で550円であり、3万円以上で770円です。
仮にあなたの時給が850円であり他行宛てに3万円以上振込むとなると、1時間分の時給がほとんど吹き飛ぶことになります。
振り込みタイミングは最短翌日
当日中にお金が必要な場合は前給制度を活用できません。平日午後4時までの手続きで、翌平日の午前9時に振り込まれる流れとなります。したがって、どんなに早くても、振込タイミングは翌日となるのです。さらに使い勝手の悪さに拍車をかけるのが、平日のみの対応です。土日祝日は対応してくれないので、仮に金曜に手続きをすると、最短でも振り込みは月曜日となります。
ちなみに平日の午後4時以降に申し込んだ場合は、よくよく平日の午前9時以降の振込みとなります。いわゆる銀行的対応なので、日常的に利用するものとしては適していません。
金曜日に週末の予定が決まり、その資金が必要、という場面も多いでしょう。しかしモンテローザの前給制度は金曜の夜の申し込みだと、土日には対応していません。月曜まで待たされてしまうことになるため、週末のレジャー等に役立ってはくれないのです。
これだけ使い勝手が悪いとなると、他の金策が必要になりますよね。そこでおすすめしているのが消費者金融です。
前給よりも消費者金融でのキャッシングをおすすめする理由
お金に困っているなら、実は前給よりも消費者金融の方がサービス面でもコスト面でも優れています。したがって前給の利用を検討しているのであれば、その前に消費者金融も検討すべきです。その理由について徹底解説します。
年収の1/3まで借りれる(審査あり)
消費者金融の借入れ上限額は、法律上年収の3分の1までです。つまりモンテローザのような勤務実績基準ではなく年収基準であり、しかも見込みの年収に基づいているわけです。たとえば毎月のアルバイト収入が20万円程度であれば、年収240万円として対応してくれるため、最大で80万円まで融資してもらえる可能性があります。
もちろん今月のシフトが0だったとしても消費者金融は関係ありません。前述のように見込みの年収で審査をしてくれるため、より高額の資金が必要な時にも役立ってくれます。
ただ、消費者金融を利用するときには審査を突破する必要があります。その審査で借入上限額が設定されるので、必ずしも年収の3分の1が借りられるわけではありません。したがって、年収300万円であっても、審査の結果、借入れ上限額が20万円ということもありえます。また高額の借入希望額を設定した上で申し込むと、その分、審査が難しくなる傾向にあります。消費者金融に申し込む際は、なるべく必要最低限の金額を設定しましょう。
振込手数料無料の場合あり
前給の場合は、口座に振り込んでもらう際に1回あたり税込み330円から770円の手数料が発生します。大手消費者金融の場合も指定口座に振り込んでもらうことが可能であり、その場合は基本的に手数料無料で対応してもらえます。
消費者金融の場合は、前給とは異なり返済が必要になるためその時のコストを気にされる方もいるでしょう。消費者金融の返済はオンライン上で行えば無料であることが多いです。またATMを使って借入れや返済をする場合でも、自社ATM(アコムならアコムの店舗内にあるATM)なら手数料は一切かかりません。つまり消費者金融であれば、借入れも返済も余計なコストを掛けずに利用できるのです。
申し込みから融資を受けるまで最短即日
消費者金融は審査が早いことでも知られており、最短30分でメールまたは電話で知らせてくれるところもあるほどです。さらに審査の当日中に融資してくれる、いわゆる即日融資に対応しているところも少なくありません。特に大手の消費者金融であれば、全てが最短即日融資に対応しています。もちろん審査状況によったり、午後8時や9時以降などの遅い時間に申し込みをしたりした場合は即日融資には対応できませんが、100%即日融資ができないモンテローザの前給制度と比較すると大きな違いと言えます。
最短即日融資に対応している消費者金融ですが、本当に焦っている時は以下の方法をお試しください。
まずはインターネットで申し込みを行ってください。本人確認書類などの提出もスマホアプリなどでできるので準備しておき、求められたら送信しましょう。申し込み情報が送信できたら、業者のフリーダイヤル等に電話をかけ、少しでも早く審査を行ってくれるようお願いしてみてください。
契約については、インターネットまたは来店契約が可能です。口座等に振り込んで貰う場合は、そのまま自宅等にいていただいて問題ありません。スマホで契約手続きを行い、振り込み依頼もできます。一方で口座振り込みは利用せずに現金で受け取りたい場合は、お近くの店舗または無人契約機に向かってください。店舗と無人契約機の所在地は、業者の公式ページなどから検索できます。契約手続きについては窓口および無人契約機ででき、融資もその場でしてもらえます。無人契約機の場合は機械でカードが発行され、備え付けられているATMを利用し発行されたカードを使って現金を受け取るだけです。
大手消費者金融には無利息期間がある
消費者金融は振り込み手数料等が無料でできるとはいえ、ネックとなる金利があります、最大で年18.0%にもなるので、前給の手数料のほうが有利に感じる方も多いでしょう。確かに長期的な返済となると、金利の支払い額は高額化する恐れもあります。しかし大手消費者金融の場合は、初回契約時に30日間の無利息期間が適用されるケースが多いのです。
30日間の無利息期間とは、その名の通りに30日間は一切利息が発生しません。仮に30日以内に完済してしまえば、金利は一切発生しないため、借りた分をそのまま返せばOK。たとえば5万円を借りて、30日以内にその5万円を返せば金利手数料は一切かかりません。
無利息期間は基本的に1社に月1回のみの利用ですが、前給よりも理想的な前借りが可能です。たとえば10日後にバイトの給料日がある場合、消費者金融でお金を借りておき、給料日が来たらすぐに返済すれば利息はゼロです。モンテローザの前給を利用すれば、数百円の手数料が取られてしまいますが、消費者金融であればそれもなし。どちらのほうがお得であるかは明らかでしょう。
結論:前借りよりもまずはキャッシングを検討しよう
消費者金融は無利息期間があるおかげで、うまく活用できれば金利がゼロです。30日以内にもらえる給料の範囲内の借り入れを行い、給料日になったら返済すれば正真正銘のコスト0です。実質、給料の前借りとなるため借金する後ろめたさのようなものも皆無でしょう。
消費者金融の場合は審査があるため、誰でも借り入れできるわけではありません。ただ消費者金融の場合は、無収入でなければ利用できる可能性は高いです。したがってモンテローザに勤務しているのであれば収入があることになるため、収入条件はクリアしていることになります。アルバイト・パートでも利用できるのか、と不安を抱えている方もいるかも知れませんが、非正規雇用の利用も認められているのでご安心ください。
審査についてどうしても不安であれば、大手消費者金融の公式ページに設置されている事前診断サービスの利用を検討されてはいかがでしょうか。たとえばアイフルでは「1秒診断」なるネーミングで事前診断コンテンツを用意しており、入力する情報は年齢・雇用形態・年収・他社借入金額の4つのみです。メールアドレスや電話番号などの個人情報を入力する必要もないので、営業される恐れもありません。診断結果は、あくまで仮のものであり本審査とは異なる場合もあります。しかし審査の目安を知ることにもなるため、ぜひご活用ください。
おすすめのキャッシング業者
ここでは、モンテローザの前給制度よりもおすすめなキャッシング業者(消費者金融)を2つご紹介します。それぞれの特徴にも迫るので、資金調達先探しに役立ててもらえたら幸いです。
プロミス:無利息期間が他社よりも好条件
画像引用元:プロミス公式サイト│キャッシング新規お申込み(2021年03月02日取得)
大手消費者金融の最大金利は年18.0%ですが、プロミスは17.8%と若干低く設定されています。さらに無利息期間も30日用意されており、期間のスタート日は初回借入日の翌日からとなります。契約日基準ではないため、前もって契約だけしておき、いざとなった時に無利息期間を利用して融資を受けられるのです。ちなみにプロミスの無利息期間の利用条件は、プロミスの利用が初めてでメールアドレスを登録し、その上でWEB明細を利用するだけです。
プロミスでは多数の申し込み方法に対応しています。WEBからの申し込みもできればプロミスコール(電話)申し込みも可能、そして郵送申し込みや来店申し込みもできます。あなたの都合の良い方法で申し込めるのも魅力の一つと言えるでしょう。ただ郵送申し込みの場合は即日対応してもらえないのでご注意ください。
プロミスのおすすめの申し込み方法にWEB完結があります。WEBからの申し込みであり、もちろん即日融資も可能。しかも郵送物がなくカードレスでもあります。つまり家族など周囲の人に借金が発覚しにくいということ。パソコンまたはスマートフォンから申し込みが可能であり、アプリの利用もできます。
WEB完結利用時は、人確認方法を「金融機関口座でかんたん本人確認」または「アプリでかんたん本人確認」を利用する必要があります。どちらも指示に従って手続きすればOKなので難しいものではありません。またカードについては、契約時に「カード不要」を選択してください。もちろん、あとからカードを発行することも可能です。
実質年率 | 最短融資期間 | 総量規制 |
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4.5%~18.0% | 最短1時間 | あり |
新規契約での無利息期間 | ||
初回借入日の翌日から30日間 ※メールアドレスの登録と申し込み時に「プロミスのホームページにて書面(Web明細)を確認」の選択が必要 |
最大金利が17.8%と、他社と比較して低いのが最大のメリット。また、無利息期間は契約日ではなく借入日の翌日から30日間なので、契約後に借入を行なった場合でも期間が無駄にならない。WEB完結での契約もでき、最もおすすめできる消費者金融だ。
アコム:ATMが豊富
アコムは使い勝手に大きなメリットがあり、全国に5万台のATMを設置しています。つまり手数料無料で借入れや返済ができる場所が5万箇所以上あるということ!(※CD・ATMの詳細についてはアコムのホームページでご確認下さい。)さらにセブン銀行ATMやローソン銀行ATM、ファミマ等に設置されているイーネットATMといった提携ATMも豊富です。出先等で借りたり返したり、といったことがしやすいということ。もちろんATMを使うのではなく、口座に振り込んでもらう振り込み融資も利用できます。
返済方法が自由に選べるのもアコムのメリットになります。インターネットで返済が特におすすめであり、24時間対応で土日祝日も対応しています。さらに手数料無料のおまけ付きです。インターネットバンキング可能金融機関でなければ利用できないので、ご自身の保有している口座で利用できるか事前に確認しておきましょう。
アコムでは30日間の無利息サービスにも対応しています。アコムでの契約が初めてであれば適用されるものであり、契約日の翌日から30日間が金利0円となります。無利息期間が自動スタートとなるため、期間を無駄にしないように気をつけてくださいね。
実質年率 | 最短融資期間 | 総量規制 |
---|---|---|
3.00%~18.00% | 最短で申込当日 | あり |
新規契約での無利息期間 | ||
契約日の翌日から30日間 |
良くも悪くも知名度の高いアコムだが、実はMUFGグループの一員。魅力はアコムATMが全国に800台以上設置されていること。振込ではなく、すぐに現金が欲しい人でもアコムなら入手しやすいだろう。もちろんアコムATMでの手続きなら手数料も無料だ。
おすすめカードローン業者
カードローン | おすすめポイント | 申込 |
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アイフルは大手消費者金融の中では珍しく、申込時に勤務先への電話連絡を行わない。会社にバレたくない人や、土日に即日融資を受けたい人におすすめだ。WEB完結にも対応しているので、郵送物なしで融資を受けることも可能。
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カードローン | おすすめポイント | 申込 |
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大手消費者金融は申込数と契約数から、成約率を公表している。アコムはその成約率は大手消費者金融の中でも比較的高い。株式会社ショッパーズアイの調査による「はじめての方にオススメ」部門でも1位に輝いた。利用者数も多く、実績豊富。実は三菱UFJフィナンシャル・グループに所属。
※「はじめてのアコム」というように一社目のカードローンに選ばれることが多いので審査通過率が高いようです。 ※アコムマンスリーレポートより |
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カードローン | おすすめポイント | 申込 |
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銀行が提供しているカードローンは消費者金融と異なり、貸金業法の影響を受けない。そのため消費者金融とは審査が若干異なる。例えば複数の消費者金融との契約が原因で審査に落ちた場合でも、銀行カードローンなら通過できる可能性もある。最大金利が17.8%と消費者金融よりも低いことも魅力だ。
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