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ハードウェアウォレットとは?メリットや安全性、正規代理店のまとめ

公開年月日 : 2018/05/28 更新年月日 : 2018/05/29

LedgerNanoS

仮想通貨を購入すると、購入したコインは取引所に保管されるため、その安全性は取引所のセキュリティに任されることになります。しかしハードウェアウォレットを購入し、取引所の仮想通貨をそこに送金すれば、個人で仮想通貨を保管・管理できるようになります。

このように取引所ではなくハードウェアウォレットを使って個人で仮想通貨を保管することに、どのようなメリットがあるのかご存知でしょうか?また、ハードウェアウォレットにはたくさんの種類があり、それぞれ特徴が異なります。そこでこの記事では、ハードウェアウォレットのメリットや安全性、そしてハードウェアウォレットごとの特徴の比較、正規代理店情報をまとめて紹介します。

ハードウェアウォレットとは

ハードウェアウォレットとはUSBタイプのデバイスで、PCに繋げることで仮想通貨の送金が可能になります。常時接続しておく必要はないので、使わない時はPCから外して、文字通りに金庫の中に保管しておくこともできます。

小型のデバイスなので紛失や盗難が気になりますが、パスワードを入力しないと利用することができないので、他人の手に渡ってしまっても悪用される可能性は低いでしょう。

また、まるで壊れたスマートフォンのデータを新しい機種に引き継ぐように、2つのハードウェアウォレット間でデータの同期が可能です。使用していたハードウェアウォレットが故障してしまったとしても、新しいものを購入し、データ復元のパスワードを入力することで、新しいデバイスでも故障前のデータを復元することができます。

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ハードウェアウォレットのメリット

購入した仮想通貨を取引所内に保管したままにすると、ハッカーからの攻撃リスクがつきまといます。なぜなら、取引所では仮想通貨をホットウォレットで保管していることがあるからです。

ホットウォレットとは、オンライン上で仮想通貨を保管することです。オンラインなのでハッキングされてしまう恐れがあります。反対にオフライン上で保管することをコールドウォレットと呼びます。オフラインならハッカーに攻撃されるリスクは低下します。

2018年に取引所の「コインチェック」がハッキングに遭い、約580億円分の仮想通貨「ネム(XEM)」が不正に引き出されてしまった事件がありました。この時も、仮想通貨をコールドウォレットではなくホットウォレットで保管していたことが、事件を招いた要因だと言われています。

現在、多くの取引所が仮想通貨をコールドウォレットで保管しているようですが、所有している仮想通貨を全てコールドウォレットに保管しているところは少ないようです。例えば国内大手取引所のbitFlyerでさえ、所有するビットコインの80%以上をコールドウォレットで保管している、と記載しています。つまり20%未満のビットコインはハッカーの危険に晒されているわけです。

また、コールドウォレットに保管していたとしても、送受金する時だけは必ずオンラインにしなければならず、その瞬間を狙った犯罪手口もあるようです。しかし個人が持っている仮想通貨金額と取引所内に保管されている複数人の仮想通貨の金額を比較すれば、明らかに後者の方が金額が大きいため、ハッカーとしても個人より取引所を狙った方が大きな金額を取得できる可能性が高いと言えます。

つまり、ハードウェアウォレットには、オフラインで保管できるというメリットだけでなく、個人単位で保管することで攻撃対象として選ばれにくくなるというメリットがあると言ってもよいでしょう。このようにハードウェアウォレットは取引所に仮想通貨を保管しておくよりは安全性が高いと言えます。

しかし、ハードウェアウォレットといえど絶対に安全ということはありません。実際にハードウェアウォレットを販売しているLedger社が、ハッカーによる「中間者攻撃」と呼ばれる手法によって仮想通貨が盗まれる恐れがあると注意喚起しています。「ハードウェアウォレットなら安心」と過信するのではなく、「取引所に保管しておくよりは危険性が低い」と認識しておきましょう。

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ハードウェアウォレットの特徴の比較と選び方

現在日本で流通している主なハードウォレットは以下の4種類です。これらの主な違いは、対応している仮想通貨の種類です。したがって、ハードウェアウォレットの選び方としては、まずは自分が保管したいと思っている仮想通貨に対応しているかどうかを基準に選ぶことをおすすめします。

主なハードウェアウォレットのスペック比較

製品名 対応
通貨数
対応通貨名 本体価格 重量 対応OS 公式サイト
Ledger Nano S 27種類
  • ビットコイン(BTC)
  • イーサリアム(ETH)
  • ライトコイン(LTC)
  • FIDO U2F
  • ドージコイン(DOGE)
  • ジーキャッシュ(ZEC)
  • ダッシュ(DASH)
  • ストラティス(STRAT)
  • リップル(XRP)
  • HELLO
  • ビットコインキャッシュ(BCH)
  • POSW(POSW)
  • イーサリアムクラシック(ETC)
  • コモド(KMD)
  • アーク(ARK)
  • エクスパンセ(EXP)
  • ユービック(UBQ)
  • PIVX(PIVX)
  • VERTCOIN(VTC)
  • VIACOIN(VIA)
  • ネオ(NEO)
  • STEALTHCOIN(XST)
  • ビットコインゴールド(BTG)
  • ステラ(XLM)
  • HCASH(HSR)
  • DIGIBYTE(DGB)
  • クアンタム(QTUM)
79ユーロ(約10,000円) 16.2g
  • Windows7以降
  • MacOS10.8以降
  • Linux
  • ChromeOS
https://www.ledgerwallet.com/products/ledger-nano-s
TREZOR 15種類 公式サイトには非掲載ですが、モナコインにも対応している模様 89ユーロ(約11,000円) 12g
  • Windows
  • MacOS
  • Linux
  • Android
https://trezor.io/
Digital BitBox 4種類 59ユーロ(約7,710円) 不明
  • Windows
  • MacOS
  • Linux
https://shiftcrypto.ch/shop
KeepKey 7種類 129ドル(約14,300円) 不明
  • Windows
  • MacOS
  • Linux
https://www.keepkey.com/

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ハードウェアウォレットは公式サイトまたは正規代理店から購入しよう

ハードウェアウォレットとは」の段落で「紛失しても新しいものを買って復元パスワードを入力すればデータを復元できる」と紹介しましたが、これは逆に、復元パスワードさえわかれば、あなたが使用している端末が手元になくても、他人の手によってあなたの仮想通貨を引き出すことができてしまうことになります。

したがって、復元パスワードが他人に漏れてしまえば、簡単に悪用できてしまいます。ただし、ハードウェアウォレットにパスワードをメモした紙を貼り付けるなどあまりにもずさんな管理をするか、凄腕のハッカーに攻撃されることでもなければ復元パスワードが他人に漏れてしまうことはそう起こりえないでしょう。

それよりも、中古品や非正規代理店など、信用できないところから購入しないよう注意しましょう。実際に海外で起きた事例で、ハードウェアウォレットを購入すると「この商品は設定が完了しているので、このパスワードを使ってください」と書かれた紙が同封されている、ということがありました。

それを見た購入者はその通りのパスワードを使って仮想通貨を保存したところ、他人にデータを同期されて仮想通貨を全て盗まれてしまいました。つまり、購入者は犯人が作っておいた口座を自分の口座だと思い込んで仮想通貨を送金してしまったわけです。

このような事例は日本ではまだ起きていないようですが、防犯のためにも中古品や初期設定済みの商品は買わないよう気をつけましょう。必ず公式販売サイトまたは日本の正規代理店から購入すると良いでしょう。

ハードウェアウォレットごとの代理店情報は以下にまとめているので参考にしてください。

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