機種変更してすぐ乗り換えるとブラックリスト入り?短期での乗り換えは要注意
ドコモ・au・ソフトバンクでは、月々のプランが高額な代わりに、機種変更や乗り換え契約を行うとスマホ本体代が大幅に値引きされることがあります。
これを活用してスマホを安く購入し、その後すぐに別の会社に乗り換えてしまうことも可能です。この方法ならば高額なプラン料金を払い続ける必要なく、スマホを安く入手できます。しかし、こうした短期間での解約を行うと「ブラックリスト入り」となり、今後はその会社の審査に通れなくなります。
というのが一般的な見解です。確かに私自身、以前auと契約した際に「半年以内で解約するのはおすすめしません」という説明を受けました。しかし、実はブラックリスト入りしない可能性もあるし、そもそもブラックリスト入りしてもほとんど影響はないとも言えます。その辺解説していきます。
目次
おすすめ携帯会社3選
最大6ヶ月間実質無料

MNP契約で、最大20,000円相当のPayPayポイントがもらえる。料金はPayPayポイントで支払い可能。さらに5分間かけ放題が7ヶ月目まで無料。契約・解約手数料も無料!

スマホ買ってすぐ解約するとブラックリスト入りの可能性あり?
冒頭の通り、機種変更や乗り換えと同時にスマホを買って、その後すぐに解約または再び他社に乗り換えた場合、ペナルティとしてブラックリスト入りすると言われています。
実際に、以前MNPでauと契約してiPhoneを同時に購入した際、「すぐ解約しても良いですか?」と聞いたところ、「可能だけどおすすめはしない」と答えてくれました。
この通り、解約すること自体は可能ですが、やはりその報復としてブラックリスト入りしてしまうのは事実のようです。
機種変更・乗り換え契約後は何ヶ月後に解約してもOK?
ではブラックリスト入りを回避するためには、どのくらいの期間契約を続ければ良いのでしょうか?これも質問してみたところ、「半年程度は…」という話でした。確かに、他サイトの情報を見ても「180日(6ヶ月)間は継続しよう」との記載が多数あります。
結局私もこの情報通り、6ヶ月間auの契約を維持した後に解約しました。
ちなみにこの通り、あくまでも「契約から解約まで」の話なので、厳密にいうと機種変更の直後に解約することは何の問題もありません. 例えば1年前に契約した携帯会社で機種変更して、その直後に他社に乗り換えたとしてもブラックリストに該当することはありません。
最近はSIMとスマホの契約が別々に行われることになったので、SIMの支払いはソフトバンクでスマホの分割支払いはドコモ、ということもありえるよ。
補足の達人
キャリアからサブブランドへの乗り換えもブラック入り?
ここで疑問なのが、「同じ会社内での乗り換えなら問題ないのか?」ということです。例えばauと契約してすぐにUQモバイルやpovoに乗り換えた場合です。UQモバイルもpovoもauが提供しているサービスなので、他社に乗り換えたわけではありません。
これについて調べてみると、「問題なし」「問題あり」どちらの意見もあります。しかし、個人的にはおすすめしません。他社だろうが同じ会社だろうが、機種変更や乗り換えの特典を利用してスマホを安く購入していることに変わりはありません。
割引特典だけ受け取ってさっさと他の安いブランドに乗り換える、というのは携帯会社の意に沿わない行動であり、ブラックリスト入りの可能性が考えられます。
他にもドコモからahamo、ソフトバンクからワイモバイル、LINEMOも、短期で乗り換えるのは控えた方が良いのかなと思います。
補足の達人
「短期解約でのブラックリスト入り」は都市伝説!?
実は最近、「短期解約した人へのペナルティとしてブラックリスト入りさせるのは違法」という見解が総務省から出されました。
携帯の短期解約だけでブラックリスト入りは「違法」 総務省が見解:朝日新聞デジタル
また、総務省資料によると、そもそもキャリア4社では「短期解約によるブラックリスト入りということはない」という見解だそうです。
サービス利用意思を伴う手続きにおいて、短期解約のみを理由とした役務提供拒否は行っていない。また、販売代理店のスタッフに対し、短期解約をするとブラックリストに入るといった適切な案内を行わないように、周知指導を徹底している。(第42回:NTTドコモ)
販売代理店に対して、継続利用を求めるような案内を指示しておらず、そのような案内は認めていない。また、第39回会合を踏まえ、改めて販売代理店に対して注意喚起を行った。(第42回:KDDI)
不適切な案内が行われないように、販売代理店に対して注意喚起を行っている。また、当社では、短期解約のブラックリストの運用は全く行っていない。(第42回:ソフトバンク)
短期解約があったことのみを理由にお断りはしていない。(第42回:楽天モバイル)
引用元:検討の方向性(案)について(PDFが開きます)(2023年06月29日取得)
この資料によると、なんと「そもそも短期解約でブラックリスト入りなんて都市伝説っすよ」と、携帯会社は主張しています。私が受けた説明も、「代理店が勝手にやったこと」であり、「会社の方針に反して嘘の説明をしている」という主張みたいです。
しかし、私はこの携帯会社の説明は信用できないなと思います。なぜなら審査の基準は公表されていないからです。
例えば短期解約した後に再び申し込んで審査に落ちたら、「ブラックリスト入りは違法だ!」と主張することはできるけど、「短期解約が原因ではなく、諸々の要因から判断してお断りしました。」と言われたらもうどうしようもないです。公表されていない基準で審査を行なっている以上、「短期解約者は審査に通さない」という指針があっても不思議じゃない気がします。
もしかしたら「短期解約のみでブラック入りすることはない(けどスマホを割引料金で契約して短期解約した場合はブラック入りする)」みたいな可能性もあります。
補足の達人
短期解約でブラックリスト入りしても大きな影響はない
万が一短期解約でブラックリスト入りしたとしても、その影響力はほとんどありません。格安SIMも含めれば、携帯会社はたくさんあります。例えばソフトバンクでブラックリスト入りしたとしても、mineoでも楽天モバイルでもIIJmioでも、選択肢はまだまだたくさんあります。
また、最近は回線契約なしでもスマホを購入できるようになりました。例えばドコモと契約できなくなった人でも、ドコモからスマホを購入することはできます。
また、短期解約のブラックは1年程度で解除されるとも言われています。
補足の達人
強制解約による「携帯ブラックリスト」の方が厄介
短期解約してブラックリスト入りしたとしても、そんなに慌てるようなことではありません。それよりももっと注意したいのが、「携帯料金を滞納して強制解約されること」です。
これをやると、「不払者」として、各携帯会社間で情報が共有されます。その結果、ほとんどの携帯会社に申し込んでも審査に通れなくなります。これを「携帯ブラックリスト入り」と呼びます。こちらのブラックの場合、複数社に影響がいくので要注意です。
しかも、一度携帯ブラックになってしまった場合、「滞納分を完済する」か「5年経過する」かしないと解除されません。かなり厄介です。
あくまでも携帯会社にしか影響がないので、クレジットカードやローンを契約する際には問題ないけど、滞納金額に「分割契約したスマホ本体の料金」も含まれていた場合は、それらの審査にも影響してしまいます!
補足の達人
結論:今後も180日以内での解約は避けた方が無難
- ブラックリスト入りが不安なら180日以上維持してから解約した方が良い
- ブラック上等なら短期解約してもOK。ペナルティは再契約できなくなるだけ
あくまで個人的見解ですが、今後も短期解約でのブラックリスト入りというルールはこっそり残り続ける可能性が高いでしょう。そのため、不安に思うならやはり180日間は契約を維持してから解約・乗り換え手続きを行いましょう。
携帯会社キャンペーン情報
会社名 | キャンペーン | 期日 | 申込 |
---|---|---|---|
![]() |
暮らしの達人経由での契約で最大20,000円相当のPayPayポイントプレゼント!(ソフトバンク・ワイモバイルからののりかえは対象外)
さらに契約から7ヶ月目までは5分かけ放題が無料(通常550円/月) |
未定 | |
![]() |
MNP+対象iPhone購入+初めての契約+Rakuten Link利用で20,000円引き+最大16,000円相当のポイント還元!詳細はこちら
もしくはAndroid端末購入+条件クリアで最大16,000円分の還元! Rakuten WiFi Pocket Platinumが今なら本体代1円! |
2025/04/14 8:59まで | |
![]() |
暮らしの達人経由での音声通話SIM契約でデータ増量や料金割引が適用!さらに通話定額オプション契約で、オプション料金が7ヵ月間500円引きや、MNP契約で対象スマホが最安110円など!
|
2025/06/02 | |
![]() |
暮らしの達人経由でのMNP+SIM単体契約+αで最大20,000円相当を還元!
|
未定 | |
![]() |
暮らしの達人経由での新規契約+条件クリアで最大26,000円相当のPayPayボーナスプレゼント!さらに事務手数料無料!
|
未定 | |
![]() |
暮らしの達人経由でのMNP契約+スマホの購入で3,000WAONポイントプレゼント!
|
2025/04/01 8:59 | |
![]() |
初めての契約で事務手数料3,850円が2円に!
さらにiPhoneなどの対象スマホが割引販売中! |
未定 |
実は短期解約でのブラックリスト入り、というルールを運用することは「違法」の可能性があり、また携帯会社も「そういったルールは存在しない」と宣言しているよ。どういうことなのか詳しく解説します!
補足の達人