FXで勝つ方法よりも大事なことは「負ける理由を知る」こと。なぜ初心者はFXで負けるのか？

暮らしの達人 > FX > コラム > FXで勝つ方法よりも大事なことは「負ける理由を知る」こと。なぜ初心者はFXで負けるのか？

FXで勝つ方法よりも大事なことは「負ける理由を知る」こと。なぜ初心者はFXで負けるのか？

作成年月日 : 2020/04/27

FXトレーダーなら誰もが知りたいのが「勝つ方法」だと思います。しかしFXでなかなか勝てないような方であれば、まず「勝つ方法」よりも「負ける理由」を知っておきましょう。

FXは上がるか下がるかを予想するだけなので、適当にエントリーしてもほぼ50%の確率で勝つことができます。したがって、初心者の方でも勝ったり負けたりするでしょう。しかし、トータルでは負け越してしまう、というケースがほとんどでしょう。

なぜ50%の確率なのに多くの人が勝てないのか？その理由は「負ける理由」を知らないからです。

したがってこの記事ではまず、FXで負ける理由を紹介します。そのうえで、勝つ方法について言及していきます。

初心者におすすめのFX会社

USDJPY、EURUSD、EURJPY、GBPJPY、GBPUSD、AUDJPY、NZDJPYいずれも他社より低スプレッド（午前8時から翌日午前5時まで）
1,000通貨単位での取引が可能
MT4が利用可能！さらに40種類以上のインジケーターが無料

手数料	通貨ペア数	最小取引単位
無料	30	1000
スプレッド
ドル円	ユーロ円	ポンド円
0.2銭	0.4銭	0.6銭

FXTFはそのスプレッドの狭さが最大の魅力。ドル円スプレッドはわずか0.1銭であり、極限までコストを抑えて取引可能。FXで勝てない人にまずおすすめするFX会社。取引ツールはMT4で、インジケーターを組み合わせることで様々分析が可能に。

まずはFXで勝つ方法よりも負ける理由を知ろう
FXで勝つ方法を知りたければテクニカルを学ぼう
FXの勝率を上げるには仮説と検証を繰り返そう
勝つ方法が身についていないトレーダーにおすすめするFX会社
- FXTF：ドル円スプレッド0.1銭！MT4対応でインジケーターによる分析が可能

まずはFXで勝つ方法よりも負ける理由を知ろう

冒頭の通り、FXは誰でもだいたい50%の確率で勝つことができますが、トータルで負けている人がほとんどだと思います。FXには「コツコツドカン」という標語があります。多くの人は、このコツコツドカンによって負けてしまうのです。

目次へ戻る

FXで勝てない理由は「コツコツドカン」

コツコツドカンとは、「コツコツ勝ってもドカンと負ける」という意味の言葉です。

例えばFXで9回勝って9万円の利益を得たとします。しかし、その後1回負けて10万円の損失がでたとします。勝率で言えば10回中9回勝っているので90%ですが、金額ベースでは-1万円の損失です。

FXにおいては、負けた時の損失をいかに抑えるかが重要です。いくら勝つ方法を学んでも、100%勝てるようなことはありえません。

一方で「コツコツドカン」は少し気をつけるだけで回避できる可能性が高まります。

目次へ戻る

損切りルールを決める

そもそもなぜコツコツドカンが起きるのかと言うと、損切りできない心理が働くからです。要するに「今は含み損だけどこの後相場が反転するかもしれない」という根拠のない希望に縛られて、なかなか損切りできない状態になってしまうのです。

その結果どんどん含み損が大きくなっていき、気づいた時はこれまでコツコツ貯めた利益を全て吐き出すレベルの損失に膨らんでしまうのです。

このような「コツコツドカン」を防ぐのに最も有効なのが、損切りをルール化することです。

よくある損切りルールとして、2%ルールがあります。これは、含み損が証拠金の2%に達したら損切りするルールです。例えば10万円でトレードする場合、含み損が2,000円に達したら損切りします。

これによって損失額をコントールすることができ、ドカンと負けるのを防ぐことができます。

他にも、例えば直近で目立つ安値まで下がったら損切りする、といった手法もあります。個人的には、2%ルールだと損切りラインに根拠がないので、このように根拠を持って損切りラインを決めた方が有効かなと思います。

以上のように、エントリーする際には「どこで損切りするか」を必ず考え、逆指値を置くなどしてそれを徹底するよう心がけましょう。

目次へ戻る

ロスカットを逆算して資金を投入する

FXのロスカットとは？取引をする上で重要な意味が！｜みんなのFX

画像引用元：FXのロスカットとは？取引をする上で重要な意味が！｜みんなのFX（2020年4月20日取得）

当たり前ですが、ロスカットの発生も「コツコツドカン」を引き起こします。上記の通り損切りルールを設けてロスカットに怯える必要もありませんが、とはいえロスカットされないように注意することも大切です。

ロスカットされないようにするためには、レバレッジを抑えることが有効です。

1ドル＝100円の時に: 証拠金5万円で1万通貨分買うと、レバレッジは20倍で、1ドル＝99.4円に値下がりするとロスカットが発動; 証拠金10万円で1万通貨分買うと、レバレッジは10倍で、1ドル＝94.4円に値下がりするとロスカットが発動; 証拠金100万円で1万通貨分買うと、レバレッジは1倍で、1ドル＝4.4円に値下がりするとロスカットが発動）

また、レバレッジを抑えた取引をするうえで証拠金をいくら用意すれば良いのかは、以下のツールなどを使うことで目安を知ることができます。

ロスカットシミュレータ | FXを始めるなら外為どっとコム

目次へ戻る

海外ではなく国内FX口座を使う

海外のFX会社は国内の法律規制を受けないので、数百倍のレバレッジがかけられるものもあり、トレーダーに人気があります。

しかし前述の通り、ハイレバレッジであればそれだけロスカットされやすくなります。また、そもそもハイレバレッジは稼げる人にとってはありがたいものですが、稼げない人がハイレバレッジ口座を使っても、より速いペースで資金がなくなるだけです。

加えて、海外FX会社はスプレッドが広いケースもあります。スプレッドは投資家にとっての手数料なので、安ければ安いほど有利です。したがって、初心者のうちはスプレッドが狭い国内X会社を使った方が無難でしょう。

「でも海外FX会社にはゼロカットがあるから、借金の心配をしなくて良いと聞いたよ？」と思われると思います。しかし、そもそも国内FX会社においても、借金してしまうケースは稀です。適切に資金管理をしておけば、そう簡単に借金することはありません。

目次へ戻る

逆張りを止める

例えば相場が下がってくると、「おそらくここが底だから、上がったときに大儲けできるのでは？」と考えて、買いを入れてしまう。こんな経験をしたことある人もいると思います。

もちろん予想がピタリと当たれば大儲けできること間違いなしです。しかし実際のところトレンドの転換点を言い当てることは難しく、結局損失が膨らんでしまう、ということになりかねません。

このような逆張りは悪手とされ、特に初心者がやりがちな失敗例としてよく挙げられます。

初心者は日足や週足など大きい範囲でチャートを見て、大まかな流れを掴んだら、その流れに沿ってエントリーしていくことをおすすめします。

目次へ戻る

FXで勝つ方法を知りたければテクニカルを学ぼう

ここまで紹介した通り、FXではまず負けをコントロールすることが大事です。

無駄なエントリーを減らす必要があります。闇雲にエントリーするのではなく、ここぞという場面でエントリーするわけです。

ではどのように「ここぞという場面」かを判断するかと言うと、テクニカル分析が必要になります。

テクニカル分析とは、過去の値動きを元に、今後の動きを予測する分析方法です。過去は過去、未来は未来であり、テクニカル分析には意味がないと言う人もいますが、一般的にテクニカル分析は広く使われているため、投資家心理を知る意味では有効な手法です。

例えば25日と75日の2つの移動平均線を用意して、25日の平均線が75日の平均線を下から突き上げたら、一般的にはゴールデンクロス「買い」の合図です。

したがってゴールデンクロスが発生しそうな状況ではしばらく様子を見て、セオリー通り上昇トレンドが見られたなら、買いでエントリーしましょう。

このように、テクニカルに沿って取引することで根拠を持ったトレードが可能になります。また、エントリーの根拠を持つことで後から取引内容を検証することもできます。

このようにして根拠を持ったエントリー＆結果の検証を重ねて、自分なりの取引スタイルを確立し、勝率や利益を増やしていくことで、FXで稼ぐことが可能になります。

目次へ戻る

FXの勝率を上げるには仮説と検証を繰り返そう

「ではどんなテクニカル分析を使えば良いのか？」と聞かれても、それは取引できる時間や、どれくらい利益を得たいか、などによって変わってきますし、どの分析にしろ完璧なものはないので、自分で色々と試してみるしかありません。

まずはテクニカル分析に基づいて素直にトレードしてみて、その結果を検証してよりトレードの精度を最適化してきましょう。

検証のためには少額トレードに対応しているFX会社を使うと良いでしょう。少額トレードなら失敗しても少ない損失で済みます。

デモ口座でも検証できないことはありませんが、スプレッドなどは実際の環境とは異なるため、取引手法の検証には適しません。

目次へ戻る

勝つ方法が身についていないトレーダーにおすすめするFX会社

最後に、トレード手法を検証するのにおすすめのFX会社を紹介します。

目次へ戻る

FXTF：ドル円スプレッド0.1銭！MT4対応でインジケーターによる分析が可能

FXTF

画像引用元：メタトレーダー4[MT4]で24時間取引可能!口座開設なら【ゴールデンウェイ・ジャパン】（2019年10月10日取得）

FXTF MT4

暮らしの達人経由での新規口座開設＋10営業日以内に対象通貨ペアのいずれかで1取引するだけで現金3,000円プレゼント！
さらに400万通貨以上の取引で最大30万円キャッシュバック！

なかなか勝てない人や、今後FXを勉強していきたい人におすすめなのが、FXTFです。

この会社は知名度が低いのでご存知ない方も多いと思いますが、人気のDMM FXやGMOクリック証券よりも断然おすすめです。

その理由は3つあります。

1つは、FXTFが最小1,000通貨単位で取引できることです。先に挙げたDMM FXやGMOクリック証券は、最小1万通貨単位でしか取引できません。一方でFXTFならさらにその10分の1の通貨量で取引できるため、より低リスクなトレードが可能です。

FX会社の最小通貨単位比較（ドル円基準）
会社名	最小取引単位	必要証拠金額（1ドル＝100円の場合）	取引手数料
SBI FXトレード	1	4円	無料
ネオモバFX	1	4円	無料
OANDA証券	1000	4,000円	無料
みんなのFX	1000	4,000円	無料
FXTF	1000	4,000円	無料
外為ファイネスト	1000	4,000円	無料
ヒロセ通商「LION FX」	1000	4,000円	無料
楽天FX	1000	4,000円	無料
FXプライムbyGMO「選べる外貨」	1000	4,000円	1万通貨以上：無料 1万通貨未満：3銭
JFX「MATRIX TRADER」	1000	4,000円	無料
サクソバンク証券	1,000	4,000円	無料
GMO外貨	1000	4,000円	無料
DMM FX	10000	40,000円	無料
GMOクリック証券	10000	40,000円	無料

2つ目は、スプレッドがドル円0.1銭と狭く、他社よりもより安いコストで取引することができることです。

スワップポイント比較・一覧表（2021年4/23時点）
		ドル円	ポンド円	トルコ円	メキシコ円	南アフリカ円
みんなのFX	買い	2	4	35	5.1	12.2
みんなのFX	売り	-5	-7	-35	-5.1	-12.2
DMM FX	買い	4	11	-	8	12
DMM FX	売り	-7	-14	-	-11	-18
GMOクリック証券	買い	4	4	34	4	10
GMOクリック証券	売り	-7	-7	-37	-7	-16
FXプライムbyGMO「選べる外貨」	買い	2	2	35	7	17
FXプライムbyGMO「選べる外貨」	売り	-17	-17	-45	-10	-23
サクソバンク証券	買い	-13	-30	51.01	3.72	7.5
サクソバンク証券	売り	-26	-46	-65	-8.73	-9.5
外為オンライン	買い	0	5	35	5	5
外為オンライン	売り	-25	-30	-95	-15	-20
FXTF	買い	2.9	1.9	35.1	5.0	7.0
FXTF	売り	-55.9	-57.5	-64.4	-17.0	-21.0
OANDA証券	買い	1	1	29	-3	12
OANDA証券	売り	-12	-12	-109	-5	-28
ヒロセ通商「LION FX」	買い	2	1	36	8	13
ヒロセ通商「LION FX」	売り	-83	-90	-66	-13	-23
JFX「MATRIX TRADER」	買い	2	1	36	8	13
JFX「MATRIX TRADER」	売り	-83	-90	-66	-13	-23

※1：全て10,000通貨単位で換算
※2：1日分のスワップを表記

ただでさえこのところのFX業界ではスプレッドを狭めている会社が多いのですが、その中でもFXTFは突出していて、また原則固定時間の午前8時から翌日午前5時まではスプレッドが拡がることも全くありません。

3つ目が、FXTFでは取引ツールにMT4を採用していることです。MT4は外国製の取引ツールなので、最初こそとっつきにくい印象があると思います。しかし、MT4はインジケーターと呼ばれるものをMT4に組み込むことで、自分好みにどんどんカスタマイズしていくことができます。MT4がスマホで、インジケーターがアプリみたいなイメージです。

インジケーターには様々なものがあり、他社の取引ツールのように、分析ツールを表示させることもできます。さらに自動的にレンジとトレンドを見分けてくれるインジケーターなど、分析をほとんど丸投げすることもできます。