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「トラリピ」などのリピート系自動売買を使用するときに失敗しない方法を解説

作成年月日 : 2019/08/06

FXには自身の判断で行う「裁量トレード」、または、ロジックで決められた通りのエントリー・決済を行っていく「自動売買」の二種類あります。自動売買にもたくさんのロジックがありますが、自動売買の中でも特に人気なのが、トラリピなどのリピート系自動売買です。

トラリピ®とは、マネースクエアが提供しているFX自動売買で、イフダン注文(エントリーと同時に決済指値も決めておく)を繰り返し注文するというシステムです。トラリピは、マネースクエアが特許を取得をしているシステムでFXトレーダーからも高い評価を得ています。

トラリピという名称は、以下の由来から来ています。

レンジ幅の中で罠を仕掛けるように価格を追い(トラップ)+何度もリピートしてイフダン注文を行う(リピート・イフダン)=トラップ・リピート・イフダン→「トラリピ」

トラリピはうまく活用すれば利益を積んでいくことが可能なシステムで、実際にマネースクエアの調査だとプラスになっている人も多いです。しかし、トラリピは機械的に行う自動売買のため、うまく設定しないと失敗する可能性もあります。今回の記事では、トラリピを検討している人やトラリピで利益を伸ばしたい人向けに、トラリピで失敗しにくい方法を解説していきます。

トラリピで失敗しないために最も大事なこと

トラリピは、自動売買なので下記のように売買ロジックを設定さえすれば、メンタルに左右されずにいつでもできる、働いている時間でも取引をしてくれます。

ナンピン売買の概要

裁量トレードはもちろんトラリピなどの自動売買で利益を出すために一番大事なことは「資金管理」を徹底することです。例えば、入金額が少ないのにトラリピの本数を多く設定してしまったり、証拠金の計算をせずにやみくもに設定してしまうと、相場からの退場してしまう可能性が高くなります。

マネースクエアでは、口座開設者限定で「トラリピ運用試算表」というシミュレーションツールを用意しているので、トラリピ設定前にはこちらを使用して試算するようしましょう。以下の画像は日経225のトラリピの運用試算表です。

トラリピのシミュレーション

運用予定額を1,000万円に設定し、日経225を20500円から買い設定で300円下がるごとに1本ずつ注文をしていく(限度20本まで)、ロット数を1枚にした場合のシミュレーションは下記になります。

トラリピのシミュレーション結果

資金目安

シミュレーションをすることにより残高に合わせた設定をすることが可能になります。相場の世界では、資本が大きければ生き残りやすいのは間違いありませんが、結局のところどれだけ資金があっても資金に合わせた「資金管理」、そして資金管理をするための「シミュレーション」が必要になります。トラリピを利用するときは必ず資金に合わせたシミュレーションをしてからトラリピを設定しましょう。

トラリピで失敗する恐れがある通貨ペアを解説

トラリピを使用する上で、上述のように資金管理が大切ですが、トラリピでうまく利益を残せない人の特徴として、リスクの高い通貨ペアを選択していることが多いです。FXは異なる通貨同士を取引しポジションを保有しますが、その保有ポジションを翌日以降も持ち続けると、スワップポイント(プラススワップまたはマイナススワップ)が付与されます。

スワップポイントとは、2つの通貨を交換するときに生じる金利差のことです。

ドル円(USDJPY)の場合は

  • 買いポジションはプラススワップ(利益の金利)
  • 売りポジションはマイナススワップ(損失の金利)

が付与されます。

このスワップポイントが高い通貨ペアというのが「リスクが高い通貨ペア」です。リスクが高い通貨はトルコリラや南アランドといった新興国の通貨になります。例えば、トルコリラ円(TRYJPY)といった通貨ペアはリスクが高いと言えます。

トラリピはそもそもレンジ相場に強い自動売買なので、トラリピで利益を出すためにはボラティリティ(価格変動幅)が激しくない通貨を選択することが大切です。ここではおすすめしない通貨ペアとボラティリティが比較的狭めで利益を出しやすい通貨ペアを紹介します。

おすすめしない通貨ペア①:トルコリラ系(例:トルコリラ円)

最もおすすめしない通貨はトルコリラです。トルコリラは2019年8月現在、19.75%の高金利に設定しています。日本円がマイナス金利のため、トルコリラ円の「買いポジション」を持つだけでプラススワップになるためトルコリラ円は特に人気です。そのため、日本国内の証券会社が大々的にトルコリラ保有を推奨するキャンペーンを打っています。

しかし、以下のようにトルコリラ円は歴史的に見てもずっと下がり続けている通貨ペアであり、この10年を見ても約70円付近だった価格も現在では約19円になっています。

ナンピン売買の概要

画像引用元:トルコリラ/円(TRY/JPY) :外国為替 | マーケット情報 | 楽天証券(2019年8月6日取得)

トラリピにおいてトルコリラのような下落し続けている「リスクの高い通貨ペア」を選択することはおすすめしません。もしトラリピをやるのであれば、超短期決戦で逃げるのはありかもしれませんが、いずれにせよリスクが高いことは承知の上でトラリピを行いましょう。

トラリピでおすすめしない通貨ペア②:ポンド系(例:ポンド円)

イギリスが発行するポンドは4番目に取引される通貨ペアですが、ボラティリティ(価格変動幅)が激しい通貨になります。ポンドの特徴は非常にトレンドを作りやすい通貨と知られており、トラリピには向いていません。特にポンド円は相場状況によりますが、1時間で数円動いてしまうくらいボラティリティが激しい通貨になります。

最近だと、ブレグジット(EUROを脱退するか否か)の話題で非常に不安定な動きをしており、手は出さないほうが無難です。2019年5月には約145円だった価格が、8月5日現在では約128円まで下がっており、下落トレンドを形成中で、どこまで落ちるかわからない状態が続いています。

ちなみに、ポンド円はスワップ的にも全くおいしくない通貨ペアで買いポジションではほぼプラススワップが付与されず、売りポジションではしっかりとマイナススワップが付与されます。トラリピはレンジ相場に強いため、ポンドのようなトレンド系の通貨にはあまり向いていないということは覚えておきましょう。

通貨ペア選びに迷った人におすすめする通貨ペア

トラリピにおける通貨ペアの選択に迷いますが、迷ったときは比較的「ボラティリティが狭く流通量の多い通貨ペア」または「ドルストレートの通貨ペア」を選択するのをおすすめします。流通量が多い通貨ペアというのはドルやユーロ、円が絡んだ通貨ペアです。(ただし、円についてはリスクオフ時に円高のトレンドが発生する傾向があります。その際はトラリピのポートフォリオから外すことをおすすめします。)

ドルストレートとは、アメリカドルが絡んだ通貨ペアです。例えば、ユーロドル(EURUSD)や豪ドル米ドル(AUDUSD)などの通貨を指します。ドルストレートは比較的値動きが安定するので、レンジ相場を形成しやすくトラリピにはもってこいです。

おすすめ通貨ペア①:ユーロドル

世界一取引されている通貨であるドルと2番目に取引されているユーロから成り立つユーロドルは、比較的ボラティリティが狭めでレンジを形成しやすいのでトラリピで利益を積み重ねやすいです。この5年間を見ると、以下のように約1.03ドル〜約1.25ドルの間を推移しています。

ユーロドル推移

2018年4月からは下落トレンドを形成中ですが、短い時間足で見るとかなり細かなレンジ相場を形成しているので、このようなレンジ相場は非常に利益を積み重ねやすいです。(以下画像はユーロドルの日足です)

2019年1月から現在までのユーロドル推移

特に2019年1月からの現在に至るまでのレンジ相場はトラリピなどのリピート系自動売買にとって取りやすい相場でした。

おすすめ通貨ペア②:オセアニア系通貨ペア(例:豪ドル円・ニュージランド円)

オセアニア系の通貨は日本より高金利ですが、主要国のため比較的相場も安定しているのでおすすめです。豪ドル円の10年間を見てみると、最安値は約55円で、最高値は約110円になり、現在の価格が約72円なのでちょうど中間値くらいの価格ということがわかります。

豪ドル円推移

豪ドル円では、買いポジションを持つとプラススワップがもらえるため、トラリピ愛用者は買いポジションを持つ設定にしている人が多いみたいです。

ユーロドルと比較するとボラティリティがありますが、トラリピの設定によっては利益を積み重ねることができることで人気です。

まとめ

トラリピはマネースクエアの口座開設者は無料で使用ができるので非常に人気が高い自動売買です。初心者でも簡単に設定ができるため、何も考えずにトラリピに手を出しがちです。しかし、トラリピで利益を出すためには、トラリピの特性を掴み、自動売買について理解することが大切になります。

トラリピで勝っている人を見渡すと、「資金管理の徹底」「リスクが高くない通貨ペアを選択」しています。シミュレーションをしっかりと行い、暴落時にも耐えられる管理をしていけば相場から退場せずにプラスにしていくことは必ず可能です。まずは上記2つを意識しながらトラリピを行うことをおすすめします。

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この機会にぜひ口座開設をしてみてください。

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