米ドルとタイバーツの取引ができるFX会社を比較
更新年月日 : 2019/12/09
世界の基軸通貨で世界第1位の取引量を誇る米ドル(USD)と、タイ王国で流通するタイバーツ(THB)との通貨ペアです。
2008年から2009年にかけて、突発的にドル買いが先行し、2009年3月には1USD=36.6THBの高値を更新しました。その後、2011年まではドル売りが先行し、2009年7月には1USD=29.4THBの安値を記録しました。2013年以降は強いドル買いが先行し2015年10月に1USD=36.5THBの高値を記録したものの、その後は右肩下がりで現在は1USD=30THB付近で取引されています。
米ドルは世界の基軸通貨として、圧倒的な取引量を誇り世界中で取引されています。世界各国で戦争や紛争が起こった場合は、いわゆる「有事のドル買い」が起こるなど、アメリカ自国の景況だけでなく、世界のあらゆる事象が為替の変動要因となりえます。対するタイバーツは、97年7月にドルペッグ制から変動相場制に移行した途端、バーツが暴落し経済危機が発生した過去があります。現在では東南アジアを代表する国の1つとして堅調に成長しており、政策金利も低く抑えられています。
2019年12月現在の米ドルの政策金利は、1.75%。対するタイの政策金利は、1.25%。両通貨に金利差はあり、米ドル買いのスワップポイントを狙えます。
米ドルとタイバーツの取引ができるFX会社
FX会社 | スプレッド | 詳細 | |
---|---|---|---|
USD/THB | USD/JPY | ||
![]() サクソバンクFX | 15 | -- | |
![]() OANDA証券 | 非公開 | 0.3 |