トルコリラのスワップポイントを徹底比較!最もおすすめなFX会社はココ!
トルコリラ円(TRY/JPY)はスワップポイントが高額であり、スワップ取引に魅力を感じる通貨ペアです。
しかし、トリコリラ円のチャート見ると、2007年から一方的に右肩下がりの形を作っています。しかし細かく見ると上がっている場面もあります。
したがって、トルコリラ円でスワップ運用するには、底値で掴んで上がりきったら売る、という相場を見極めるテクニックが必要となります。
高金利通貨の中でもスワップで儲けるのは難しい通貨ペアではありますが、それでもトルコリラ円にチャレンジしたいという人に向けて、スワップポイントが高いFX会社を厳選して紹介していきます。
【この記事の内容まとめ】
- トルコリラをスワップ運用するにはFX会社選びが大切
- スワップだけじゃなくスプレッドでも比較して、最もコストが優れた会社で取引することで、高いパフォーマンスが期待できる
- 最もスワップが高いのはFXTF
- 1年間の運用なら、スプレッドを考慮しても10,185円のスワップ益が得られる計算(あくまで試算)
- しかし、100日など短期間の運用だと、スプレッドに負けてしまうので要注意
目次
トルコリラ円の特徴
画像引用元:トルコリラの取引なら「みんなのFX」(2020年5月19日取得)
トルコリラ円はスワップポイントが高額な通貨ペアであり、スワップポイントを貯めるために保有する人も多いものです。
ただ、トルコリラ円のチャートは長期的には右肩下がりであり、ポジションを取って放置しておくと為替損益でマイナスを生み出してしまう可能性がある通貨ペアです。
そのためスワップで運用益を狙う場合には、為替損益で総合的にマイナスにならないようにしなければなりません。
具体的には日々チャートを確認して、必要に応じて決済をすることも考えなければならないのです。
実際、スワップポイントが好調だったトルコリラ円も、コロナショックによって大暴落しています。
これによって為替損益によるマイナスが出やすくなってしまっています。
また、政策金利が引き下げられたことにより、スワップポイントも大きく落ち込み中です。
それでもまだまだスワップポイントが魅力的な通貨ペアやではありますが、少々状況が変わってきている点は理解をしておかなければなりません。
トルコリラ円をスワップ運用に適した会社の選び方
トルコリラ円の運用に適した会社を選ぶためには以下ふたつのポイントに注目します。
- スワップポイント(利益)
- スプレッド(手数料)
それぞれどのような理由から選ぶポイントになっているのかをさらに詳しくご説明します。
なお、比較する際にはどちらかだけに注目すれば良いというわけではありません。
スワップポイントとスプレッドの両方を合計して考えなければならないのです。
片方だけに注目して比較をしてしまうことが多いのですが、今回は両方を合計した比較をご紹介します。
また、比較するにあたり期間を考慮しなければならない件についてもご説明をします。
スワップポイントで比較する
スワップポイントを獲得して運用益を得るものですので、最初にどの程度のスワップポイントが設定されているのかを確認しなければなりません。
スワップポイントを比較せずにトルコリラ円のポジションを持っても、思うように運用益が出せない可能性があります。
ドル円 | ポンド円 | トルコ円 | メキシコ円 | 南アフリカ円 | ||
---|---|---|---|---|---|---|
みんなのFX |
買い | 2 | 4 | 35 | 5.1 | 12.2 |
売り | -5 | -7 | -35 | -5.1 | -12.2 | |
DMM FX |
買い | 4 | 11 | - | 8 | 12 |
売り | -7 | -14 | - | -11 | -18 | |
GMOクリック証券 |
買い | 4 | 4 | 34 | 4 | 10 |
売り | -7 | -7 | -37 | -7 | -16 | |
FXプライムbyGMO「選べる外貨」 |
買い | 2 | 2 | 35 | 7 | 17 |
売り | -17 | -17 | -45 | -10 | -23 | |
サクソバンク証券 |
買い | -13 | -30 | 51.01 | 3.72 | 7.5 |
売り | -26 | -46 | -65 | -8.73 | -9.5 | |
外為オンライン |
買い | 0 | 5 | 35 | 5 | 5 |
売り | -25 | -30 | -95 | -15 | -20 | |
FXTF |
買い | 2.9 | 1.9 | 35.1 | 5.0 | 7.0 |
売り | -55.9 | -57.5 | -64.4 | -17.0 | -21.0 | |
OANDA証券 |
買い | 1 | 1 | 29 | -3 | 12 |
売り | -12 | -12 | -109 | -5 | -28 | |
ヒロセ通商「LION FX」 |
買い | 2 | 1 | 36 | 8 | 13 |
売り | -83 | -90 | -66 | -13 | -23 | |
JFX「MATRIX TRADER」 |
買い | 2 | 1 | 36 | 8 | 13 |
売り | -83 | -90 | -66 | -13 | -23 |
※1:全て10,000通貨単位で換算
※2:1日分のスワップを表記
実際に使用FX会社のスワップポイントを比較してみると、FXTFが10万通貨ペアあたり1日69円と最も高い値です。
他のFX会社もご紹介しておくと次点で外為オンラインが20円、FXプライムbyGMOが13円、みんなのFXが10円との状況です。
最高のFXTFと最低のみんなのFXを比較すると、一日あたり獲得できるスワップポイントには約7倍の差があります。
これだけ大きな差があることを踏まえると、スワップポイントFX会社ごとに比較しなければならないことは明らかです。
ただ、ここでご紹介しているスワップポイントは現在時点の値です。
トルコの政策金利修正などによって、獲得できるスワップポイントは変動する可能性があります。
また、FX会社の方針によってスワップポイントが修正される可能性もありますので、常にこの値で運用できると考えてはいけません。
スプレッドで比較する
スプレッドで比較することもしておかなければなりません。
スプレッドはFX取引にあたり手数料に該当するものですので、この点を意識して取引をしなければならないないのです。
実際にトルコリラ円のスプレッドを主要FX会社で比較してみると実に大きな差があります。
項目 | 外為オンライン |
みんなのFX |
FXプライムbyGMO「選べる外貨」 |
FXTF |
---|---|---|---|---|
スプレッド | 6銭 | 1.6銭 | 4.8銭 | 15.0銭 |
スワップ(10万通貨) | 20円 | 10円 | 13円 | 69円 |
手数料回収に要する日数 | 300日 | 160日 | 369日 | 217日 |
100日運用時のスワップ益 | -4,000円 | -600円 | -3,500円 | -8,100円 |
365日運用時のスワップ益 | 1,300円 | 2,050円 | -550円 | 10,185円 |
※1:テーブル内のスワップ益は、10万通貨で運用してスワップを差し引いた金額
※2:スワップやスプレッドは日々変動するものなので、必ずこの通りの結果になるとは限りません
上記でご紹介した上でスプレッドを比較すると、FXTFは15.0銭とダントツで広いスプレッドとなっています。
日本国内のFX会社でここまで酷いスプレッドが採用されていることはあまりありません。
他のFX会社を紹介すると外為オンラインは6銭、FXプライムは4銭、みんなのFXは1.6銭と非常に大きな差がある状況です。
特に最大値と最小値では10倍ほどスプレッドが異なる状況です。
この結果とコロナショックの影響下にあるトルコリラ円の要素を考慮すると、スプレッドは広いもののFXTFで長期的に資産運用するのは良いでしょう。
もしくはみんなのFXを利用し、短期的に売り抜けることも良い選択肢であると考えられます。
ただ、繰り返しですがスワップポイントは変動するものですので、必ずしもこの試算結果で結果が待っているとは限りません。
スワップポイントの引き出しができるとベター
画像引用元:トルコリラ/円2周年記念キャンペーン|みんなのFX(2020年5月19日取得)
スワップポイントの引き出しができるFX会社であることがベターです。
スワップポイントの取り扱いはFX会社によって異なっており、ポジションを決済せずに受け取れる場合と決済した時に受け取れる場合があります。
スワップポイントだけが受け取れる場合は、ポジションを保有していると日々少しずつスワップポイントを受け取れます。
スワップポイントを受け取ったぶんだけ証拠金が増えていきますので、運用する時に有利に働く可能性があります。
また、スワップポイントだけの引き出しに対応していれば、ポジションを保有したまま少しずつ出金することも可能です。
最初にスワップポイントのために大きな証拠金を預け入れしたのであれば、スワップポイントが貯まった際に少しずつ引き出していくことで現金として持てるなどのメリットもあります。
トルコリラ円のスワップ運用でおすすめなFX会社はココ!
トルコリラ円の通貨ペアを扱っているFX会社のうち、スワップ運用でおすすめしたいのは2社です。
以下では具体的にどのようなおすすめのFX会社であるのかをご紹介していきます。
FXTF:実はトルコリラスワップがダントツで高い!しかしスプレッドの広さもダントツ
画像引用元:メタトレーダー4[MT4]で24時間取引可能!口座開設なら【ゴールデンウェイ・ジャパン】(2019年10月10日取得)
スプレッドで比較することもしておかなければなりません。
スプレッドはFX取引にあたり手数料に該当するものですので、この点を意識して取引をしなければならないないのです。
実際にトルコリラ円のスプレッドを主要FX会社で比較してみると実に大きな差があります。
上記でご紹介した上でスプレッドを比較すると、FXTFは15.0銭とダントツで広いスプレッドとなっています。
日本国内のFX会社でここまで広いスプレッドが採用されていることはあまりありません。
他のFX会社を紹介すると外為オンラインは6銭、FXプライムは4銭、みんなのFXは1.6銭と非常に大きな差がある状況です。
特に最大値と最小値では10倍ほどスプレッドが異なる状況です。
この結果とコロナショックの影響下にあるトルコリラ円の要素を考慮すると、スプレッドは広いもののFXTFで長期的に資産運用するのは良いでしょう。
もしくはみんなのFXを利用し、短期的に売り抜けることも良い選択肢であると考えられます。
ただ、繰り返しですがスワップポイントは変動するものですので、必ずしもこの試算結果のように良い結果が待っているとは限りません。
手数料 | 通貨ペア数 | 最小取引単位 |
---|---|---|
無料 | 30 | 1000 |
スプレッド | ||
トルコリラ円 | ドル円 | ユーロ円 |
15.0銭 | 0.2銭 | 0.4銭 |
FXTFはスプレッドが狭いのが売りのFX会社だが、トルコリラ円に限っては非常に広いので要注意。スワップは他社よりも高いので、長期運用や、通貨量の多い取引には有効。
みんなのFX:スプレッドとスワップのバランスがちょうど良い
画像引用元:FXをもっとやさしく「みんなのFX」(2019年9月27日取得)
トルコリラ円を扱うFX会社の中でも、スプレッドとスワップポイントのバランスが丁度良いものです。
スワップポイントが特段高いわけではありませんが、スプレッドが狭いことが魅力的となっています。
スプレッドが狭ければ、スワップポイントは少なかったとしても為替損益でプラスを生み出せる可能性があります。
そのような状況に持ち込めれば、スワップポイントだけではなく為替損益でもプラスを出してダブルで資産運用ができます。
トルコリラ円はまだまだ下がる可能性のある通貨ペアではあります。
しかし、史上最安値をつけていることもあり、現在が底値で掴めるチャンスとも考えられます。
今のタイミングでポジションを掴んでおけば、少しずつでもスワップポイントを貯めて長期的にはプラスに持ち込める可能性が高まるでしょう。
また、みんなのFXは未決済のポジションでもスワップポイントを引き出すことが可能です。
長期的に運用する過程でスワップポイントが貯まってきたのであれば、それだけを引き出して現金化することもできるのです。
手数料 | 通貨ペア数 | 最小取引単位 |
---|---|---|
無料 | 34 | 1000 |
スプレッド | ||
トルコリラ円 | ドル円 | ユーロ円 |
1.6銭 | 0.2銭 | 0.4銭 |
みんなのFXはスワップこそたいしたことないが、スプレッドも狭いので低コストでトルコリラ円を取引できる。また、トルコリラ円に関するキャンペーンが多いのもメリットであり、要注目だ。