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【スワップ比較】スワップポイントで儲けたい人が選ぶべきFX会社と通貨ペアまとめ!最も利益が狙える組み合わせは?

作成年月日 : 2019/09/23

FXの手法には、自分自身でトレードする方法、自動売買に任せてしまう方法など様々な手法があります。その中でも、スワップポイントを使ったトレードが人気が出始めており、各FX業者が力を入れ始めています。

スワップポイント(単にスワップとも呼ばれます)とは、2つの通貨を交換するときに生じる金利差のことで、ポジションを持っているだけでお金を受け取ることができます。例えば、ドル円(USDJPY)の買いポジションを持っていると金利が付与されるので、スワップ目当てで取引する人も多くいます。

そのため、株式投資になじみのある日本人にとっておすすめされることが多いですが、スワップ狙いの取引にもリスクがあるので、もちろん簡単なことではありません。

今回の記事では、スワップポイントで儲けるために押さえておくべき基礎知識、通貨選択を紹介していきます。また、同じ通貨ペアでもFX業者によってスワップの値が異なるので、スワップ取引を狙うのにおすすめなFX業者も解説していきます。

スワップポイントが高いFX会社3選

スワップ取引に最適

LION FX ヒロセ通商

当記事で最もおすすめしている通貨ペア、メキシコペソ円の買いスワップが最も高い。

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トルコリラ円狙いなら

みんなのFX みんなのFX

トルコリラ円の買いスワップが最も高い。しかし、当記事でも指摘している通りリスクが高いので要注意。

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ドル円スワップが最強

SBI FXトレード SBI FXトレード

ドル円の買いスワップが最も高い。ドル円のトレードをするなら有効な条件でトレードできる。

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スワップポイント狙いで儲けるための基礎知識

スワップポイントで利益を出していくためには、基礎的な知識を押さえなければなりません。以下に最低限覚えておきたい3点を記載します。

スワップ取引で最低限覚えておきたい3か条

  1. スワップは当日内の決済では付与されない
  2. スワップにはプラススワップ(利益が付与される)、マイナススワップ(損失が付与される)の2種類がある
  3. スワップはポジションを持っていれば1年中付与されるが、土日分のスワップポイントは水曜または木曜に付与されることが多い(FX業者により違う)

それぞれ解説していきたいと思います。

スワップは当日内の決済では付与されない

スワップ狙いの取引をする際、最低で1日以上はポジションを持つ必要があります。たとえ含み損を持っていたとしても、1日以上持たないとスワップは付与されないので注意です。

営業日をまたげば1日以上ポジションを持ったという扱いになるので、例えば、日本時間の朝4時にある通貨ペアのポジションを持ったとすると、朝7時の時点でスワップが付与されます。この場合は実質3時間ポジションを持っただけでスワップが付きます。そのため、あえてこのような方法でスワップ狙いの取引をする人もいます。

スワップは2種類ある

次に覚えておきたいことは、スワップには利益がもらえるプラススワップとマイナスが計上されるマイナススワップの2つある点です。例えば、日本人に馴染みの深いドル円(USD/JPYでは、アメリカはドルを2.0%に金利を設定しているのに対し、日本は日本円を-0.1%とマイナス金利政策を取っています。つまり、買いポジションを持てばプラススワップが付与され、売りポジションを持てばマイナススワップが付与されることになり、スワップポイントで利益を出すためには「ドル円の買いポジションを持ち続ける」必要があります。

一方で、ユーロ円(EUR/JPY)の場合、EUはユーロを0%、日本は日本円を-0.1%に設定しているため、買いポジションを持ったとしても「スワップポイントなし」、売りポジションを持った場合は「マイナススワップ」になってしまいます。しかし、ユーロ円の場合は、FX業者の経費的な問題から「買いポジションでも売りポジションでもマイナススワップ」または「どちらかがマイナススワップ+スワップポイントなし」になってしまうFX業者が多いです。

ちなみに、「みんなのFX」というFX業者は、ユーロ円の買いポジションも売りポジションもともにスワップなしになる唯一のFX業者になります。

スワップは1年中もらえる!しかし、土日のスワップがいつもらえるかは業者によって違う

為替市場は1週間のうち5営業日しか開いていないのが基本のため、スワップは5営業日分しか付かないと思われがちですが、実はポジションを持ち続ければ365日スワップをもらうことができます。しかし、土日のスワップは金曜日に付くと思われがちですが、多くのFX業者では土日分のスワップは「水曜または木曜」に付く業者が多いです。代表的なFX業者については以下をご覧ください。

【水曜日に土日分のスワップが付くFX業者】
みんなのFX
ヒロセ通商
GMOクリック証券
JFX
GMO外貨
外為ファイネスト
【木曜日に土日分のスワップが付くFX業者】
DMMFX
SBI FX
サクソバンク証券
OANDA証券
外為ファイネスト

長期連休の場合はまとめてスワップが付与されることが多く、2019年の日本のゴールデンウィークは10連休だったため、1日ポジションを持っただけで11日分のスワップ(1日+10連休)が付いたことで話題になりました。

スワップポイントで儲けるために注意すること

スワップポイント狙いの取引で儲けるためには「戦略」が必要になります。

  • リスクを背負うなら長期的にマイナススワップ方向に動いていない通貨を狙い短期で逃げ切る
  • リスクを少な目でスワップポイントを得たいのであれば、底を狙ってポジションを持つ

というような戦略を持てば利益を獲得することができます。

人気のトルコリラは注意

トルコリラは16.5%という高金利を維持しているので、この数年で各FX業者が大々的にプロモーションをかけています。トルコリラ円(TRY/JPY)の買いポジションを持つと高いプラススワップがつくため、スワップトレーダーの間で「トルコリラを買うスワップ狙いの取引」の人気が高くなってきています。

しかしながら、トルコリラは歴史的に見てもずっと下がっている通貨という認識を持たずにトルコリラを保持している人も中にはいるようです。トルコリラ円のチャートは2011年は60円付近でしたが、現在では20円付近になっており、歴史的に見ても右肩下がりに下がっていることがわかります。もっと遡るとオスマントルコ時代からトルコリラは下がり続けているかなり特殊な通貨なのです。

スワップポイントの高さでトルコリラに飛びつきがちですが、トルコリラを買う際はチャートを見て判断した上で買いポジションを持つようにしましょう。そうしないと、スワップポイントは付与されていても結果的に価格差でマイナスになる可能性があります。

再度申し上げますが、トルコリラ円は右肩下がりのチャートを形成し続けています。しかし、チャートを見ると、右肩下がりでも稀に上昇しているのがわかります。上昇したタイミングで決済して逃げ切るのもありかと思いますが、そのタイミングはなかなか難しいのが本音です。また、トルコリラ円の売りポジションを持ったとしても大きなマイナススワップが付いてしまうので、トルコリラを扱う際は慎重に検討してくださいね。

底を狙うためには

チャートの「底を狙う」ことができれば、スワップ狙いの取引はポジションを保有しているだけで「為替差益+プラススワップ」のダブルで利益を取ることができます。底でポジションを保有する一つの方法として、「月足や週足などの長い時間足で俯瞰的にチャートを見て判断」する方法があります。

外為法改正からFXは約21年だけですが、月足と週足はその通貨のチャートの歴史を表していると言っても過言ではありません。相場に参加してるトレーダーの間で、月足・週足の最底・最天井はかなり意識されるます。もし、今までの最底や最天井を月足・週足レベルで超えると、トレンドが長く続く傾向があるので、スワップ狙いで利益を出したい人はトレンド転換が明確に判断できるまで待つことをおすすめします。

例えば、ドル円はリーマンショック後に数年かけて右肩下がりで下落をし続けましたが、最底76円付近で落ち着いたところでトレンドが転換され、現在に至るまで76円を下回っていません。

このように底で取れることができれば為替差益とプラススワップ莫大な利益を得ることが可能です。

スワップ狙いのおすすめ通貨ペア

スワップ狙いの取引では通貨ペア選択は重要になってきます。私がスワップ狙いをするのであれば以下の条件の通貨ペアを選択します。

  • ボラティリティが低い通貨ペア
  • 長期間レンジ相場を形成中。または、プラススワップ方向にトレンド継続中の通貨ペア

そういった意味では、メキシコペソ円(MXN/JPY)はおすすめできる通貨ペアです。なぜなら、メキシコペソ円についてはボラティリティが他通貨ペアよりも低く、長らくの間レンジ相場を形成しているからです。

その証拠に、以下の画像はメキシコペソ円の2007年~現在に至るまでのチャートですが、11.5円~5円までの約6.5円程度の幅でしか価格推移していないことがわかります。ドル円は直近10年を切り取って見ても、125円~76円の約50円のボラティリティがあるのに対し、メキシコペソはわずか6.5円のボラティリティなのです。しかもこの数年は5円~6円を行ったり来たりしているレンジ相場を形成しています。

また、メキシコペソ円自体の価格が安いので10万通貨を買い注文を入れたとしても、レバレッジ25倍の場合は約2.2万円の証拠金で10万通貨を持つことが可能です。さらにリスクを低くしたレバレッジ3倍だとしても、約18万円の証拠金で10万通貨を持つことができるので他通貨と比べて良いと言えます。

そして、メキシコペソ円は約110円/10万通貨あたりのスワップポイントが付き、1年放置すると、110円×365日=約4万円のスワップを手に入れることができます。

同様に、ランド円(ZAR/JPY)もスワップ狙いではおすすめの通貨ペアと言えます。メキシコペソ円ほどではないですが、低いボラティリティでレンジ相場を形成しており、なおかつ、メキシコペソ円と同水準のスワップポイントが付与されます。

主要FX業者のスワップポイント比較

主要FX業者5社のスワップポイントを以下の表にまとめてみました。黄色セルが5社のうち最も高いスワップポイントになります。

FX業者名 スワップ種類 ドル円
USD/JPY
豪ドル円
AUD/JPY
ニュージー円
NZD/JPY
カナダ円
CAD/JPY
トルコリラ円
TRY/JPY
メキシコペソ円
MXN/JPY
ランド円
ZAR/JPY
みんなのFX 買いスワップ 65円 20円 20円 40円 800円 110円 120円
売りスワップ -65円 -20円 -20円 -40円 -800円 -110円 -120円
GMOクリック証券 買いスワップ 73円 19円 19円 33円 650円 110円 110円
売りスワップ -73円 -20円 -22円 -33円 -790円 -110円 -110円
ヒロセ通商 買いスワップ 20円 20円 25円 10円 740円 140円 150円
売りスワップ -130円 -75円 -80円 -70円 -1,040円 -190円 -250円
SBI FXトレード 買いスワップ 78円 20円 25円 37円 670円 取扱なし 120円
売りスワップ -81円 -27円 -33円 -44円 -720円 取扱なし -130円
DMMFX 買いスワップ 66円 13円 13円 35円 取扱なし 取扱なし 110円
売りスワップ -66円 -13円 -12円 -35円 取扱なし 取扱なし -110円

:黒枠は1万通貨単位で表しています。赤枠は10万通貨単位です。
:調査日時点でのスワップを表しています。

上記の表を見ると、各FX業者によりスワップポイントはバラつきがあるのが分かります。さらに、本日のスワップポイントと明日のスワップポイントは違ってくるように、ポジションを持った日によりスワップポイントも変化するので注意が必要です。

先ほど解説したメキシコペソ円はここ数年で人気が出てきた通貨ペアであり、まだまだ扱っているFX業者も少ないのが現状です。日本国内で2番目に口座開設者数が多いGMOクリック証券ですら、2019年7月8日よりメキシコペソ円の取り扱いをスタートしたばかりで、最も口座開設者の多いDMMFXではメキシコペソはおろかトルコリラも扱っておりません。

まとめると、スワップ狙いの取引でおすすめなのは以下の2社になります。

ヒロセ通商:高金利通貨ペアのスワップポイントが高い!

ヒロセ通商はFX業界の中で最もスワップポイントが高い業者です。中でも、10万通貨につきメキシコペソ円のスワップポイントは140円、ランド円のスワップポイントは150円と業界屈指の高さを誇っています。もちろん、トルコリラ円も10万通貨で740円と高めの設定になっています。

さらに、メキシコペソ円とランド円のスプレッドは高金利通貨ながらスプレッド縮小キャンペーンを行っています。メキシコペソ円では0.4pips~、ランド円では1.0pips~という極狭スプレッドを提供しているので、スワップ狙いの取引でもスプレッド負けすることはありません。

極めつけは、他通貨ペアのスプレッドも狭くするという大盤振る舞いのキャンペーンを行っており、豪ドル円では0.7pips~であり、ポンド円は1.0pips~、ポンドドルは0.8pips~、豪ドル米ドルは0.8pips~と低いのでスワップを狙った取引でも有利に働くこと間違いなしです。

ヒロセ通商は他にも豪華なキャンペーンが目白押しで、最大50,000円のキャッシュバックキャンペーンはもちろんのこと、なぜか食品プレゼントキャンペーンをやっています。特にパスタセットプレゼントキャンペーンでは、10万通貨以上の取引でプレゼントがもらえるので、この機会に口座開設をしてプレゼントをもらってしまいましょう。

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みんなのFX:高金利通貨ペアのスプレッドが狭い!

みんなのFXは最近かなり力を付けているFX業者です。みんなのFXは高金利通貨で最狭のスプレッド宣言を掲げており、先ほど紹介したヒロセ通商よりも優れたスプレッドを提供をしております。

スワップポイントは全体的に高めに設定されており、メキシコペソ円とランド円ではヒロセ通商の方がスワップポイントが高いですが、トルコリラ円ではみんなのFXに10万通貨あたり800円と軍配が上がります。また、豪ドル円やカナダ円などの通貨ペアではみんなのFXが最も高いスワップポイントを提供していることから、みんなのFXも高いスワップポイントを提供してくれるFX業者ということがわかります。

みんなのFXは独自サービスを展開していることも強みとして上げられます。「みんなのシストレ」というサービスはみんなのFXの中で最も優れたサービスです。みんなのシストレとは、みんなのFXで実際に取引を行っているトレーダーの取引をもとに自動売買(システムトレード)を行うサービスです。みんなのシストレはストラテジーを選択してしまえば、パソコンやスマホの画面に張り付く必要もないので、忙しい人にとっても気軽にトレードを行うことができるのでおすすめです。

みんなのFXでは、新規口座開設者限定で、最大50,000円のキャッシュバックキャンペーンもやっています。この機会に口座開設をしておくとお得ですよ。

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