WAONの利用で得するクレジットカード
WAONは現金だけでなく、クレジットカードからでもチャージできます。しかもクレジットカードならチャージ金額に応じてポイントが貯まるので、現金よりもお得にチャージできます。
では、WAONへのチャージはどのクレジットカードで行うと良いのでしょうか?この記事で最もおすすめしているのは、イオンカードセレクトです。というよりも、実はイオンカードセレクト以外の選択肢がない、と言っても過言ではありません。
「普通のイオンカードではダメなの?イオンカードセレクトとはどんなカードなの?」と思う方もいると思いますので、まずイオンカードセレクトがWAONユーザーにおすすめな理由を紹介した後に、イオンカードセレクトと他のイオンカードとの違い、そしてお得なチャージ方法について解説していきます。
WAONをお得に利用するならイオンカードセレクト
冒頭でも紹介した通り、WAONユーザーに最もおすすめしたいクレジットカードはイオンカードセレクトです。おすすめしたい理由は、チャージで貯まるポイントの使いやすさです。
そもそも他のイオンカードを含め、楽天カードやリクルートカードなど一般的なクレジットカードの場合は、WAONにチャージしてもポイントが貯まりません。一応、JALカード TOKYU POINT ClubQなど一部のJALカードならチャージでJALマイルを貯められますが、WAONユーザーならJALマイルよりも、買い物でお得になるポイントが貯まった方が嬉しいですよね?
その点、イオンカードセレクトならば、WAONへのチャージ200円ごとに1WAONポイントが貯まります。WAONポイントは100ポイントでWAON100円分として還元できるため、200円チャージで1円戻ってくる計算です。これなら全てのWAONユーザーがお得にWAONを活用できると思います。
他にも、イオンカードセレクトは年会費が無料という魅力もあり、誰にでもおすすめできるクレジットカードです。
イオンカードセレクト入会にあたっては、イオン銀行口座開設が必要になります。カード申し込み時に一緒に開設手続きできるので、口座を持っていない方でも申し込み可能です。
イオンカードセレクトとイオンカード(WAON一体型)の違い
イオンカードセレクトと見た目がよく似ているイオンカード(WAON一体型)と呼ばれるカードがあります。2枚のカードにおけるWAONチャージ以外の違いは、「クレジット利用料金の引き落とし先口座の違い」「イオン銀行のキャッシュカード機能の有無」くらいです。キャッシュカード機能の有無はどうでもいい違いだと思いますが、引き落とし先口座の違いは要注意です。イオンカードセレクトはカード利用料金の引き落とし先をイオン銀行口座にしか設定できません。したがって、毎月の引き落とし時にはイオン銀行の残高を増やしておく必要があります。
また、WAONへのチャージでもポイントの有無以外に細かい違いがあります。イオンカードセレクトはクレジットチャージ(任意のタイミングでクレジットカードからWAONにチャージする方法)が使えず、オートチャージしかありません。しかもオートチャージにおいて、イオンカード(WAON一体型)は1日に何度でも行えますが、イオンカードセレクトは1日1度までとなります。
カード名 | イオンカードセレクト | イオンカード(WAON一体型) |
---|---|---|
WAONチャージでのポイント | 200円で1ポイント | 貯まらない |
利用できるチャージ方法 | オートチャージ | オートチャージ クレジットチャージ |
オートチャージ回数制限 | 1日1回 | 制限なし |
お得なのはポイントが貯まるイオンカードセレクトで文句なしですが、利便性で言うとイオンカード(WAON一体型)の方が優れているため、自身の利用環境を考慮してしっかり検討しましょう。
その他、お客さま感謝デーやときめきWポイントデーにおいては全く違いありません。家族カードやETCカードの有無、利用限度額、ゴールドカードへのインビテーションなども違いなく、イオンカード(WAON一体型)ユーザーがイオンカードセレクトに乗り換えたとしても、前述の引き落とし口座以外に問題はないでしょう。
イオンカードセレクトからWAONにお得にチャージする方法と注意点
イオンカードセレクトからWAONにチャージするためには、オートチャージを使用します。設定方法は簡単で、WAONステーション、WAONネットステーション、イオン銀行ATMのいずれかにイオンカードセレクトを持っていくだけです。(イオンカードセレクトについているWAONとは別のWAONに設定したい場合は、そのWAONも持っていきます)
WAONネットステーションならネット上でオートチャージ設定が可能ですが、ICカードリーダライタが別途必要になるため、持っていない人は対象ATMに赴いて設定しなければいけません。
設定画面では、オートチャージが発動する金額を指定できます。WAONで支払いした際の残高がここで指定した金額以下になると、オートチャージが発動します。イオンカードセレクトのオートチャージは1日1回しかできないため、なるべく高めの金額を指定しておくことをおすすめします。
- オートチャージ発生金額の指定範囲
- 1,000円~49,000円
- オートチャージ金額の指定範囲
- 1,000円~29,000円
例えば、オートチャージ発生金額を7,000円にし、オートチャージ金額を5,000円とすると、WAONで支払って残高が7,000円未満になった場合に、5,000円が自動的にチャージされます。
オートチャージはイオングループだけでなく、WAON加盟店での支払いで自動的に行われます。ただし、ファミリーマートやマクドナルドではオートチャージが発動しないので気をつけましょう。
その他、WAONオートチャージにおいてイオンカードセレクトユーザーが注意するべきことが2つあります。
1つ目は、オートチャージ完了と共に、イオン銀行の残高が引き落とされる点です。例えば7,000円オートチャージすると、イオン銀行の預金額から7,000円が自動的に引き落とされます。逆に言うと、オートチャージ時にイオン銀行の預金額がチャージ金額未満であれば、オートチャージされません。
2つ目は、モバイルWAONでのチャージに関してです。イオンにはおサイフケータイで使えるモバイルWAONがあります。こちらを利用すると、アプリ上でイオンカードセレクトからWAONにクレジットチャージが可能になります。つまり、好きなタイミングで好きな金額をチャージできるようになります。
しかし、この手順でチャージした場合、ポイントが貯まりません。モバイルWAONにおいても、必ずイオンカードセレクトからオートチャージをしなければポイント付与対象とならないのです。