ジェイスコアは怖い?AIスコアの独自審査が魅力だがデメリットもあり
画像引用元:J.Score(ジェイスコア) – 日本初、AIスコア・レンディング、始まる(2021年11月24日取得)
消費者金融のジェイスコア(J.Score)は、他社と違ってAIを活用した審査など新しい技術を取り入れているのが特徴の新興消費者金融でした。2023年1月16日に新規申し込みが終了し、LINE Credit株式会社と合併し、現在では同じくAIスコアを用いた「LINEポケットマネー」にそのノウハウが活かされているようです。
ジェイスコアもLINEポケットマネーも、どちらもAIスコアを活用した消費者金融であり、従来の消費者金融の審査とは一線を画します。また人の信用を数値で計測するため、怖いイメージがあるかもしれません。
個人的には、AIスコアによる審査は「従来の消費者金融の審査に通れなかった人には役立つもの」だと思います。その理由を解説していきます。
\原則在籍確認なし!会社バレが不安ならアコム/
おすすめカードローン3選
原則として在籍確認なし
アコム原則、在籍確認の電話なし!もし実施の必要があったとしても同意を得てから行う。さらにカードレス契約にも対応しているため郵送物なし。会社や家族へのバレにくさ重視ならアコム。
他社借り入れがある人向け
auじぶん銀行カードローン複数の消費者金融と契約していると、それが原因で審査に落ちることがある。しかし銀行カードローンならそのような人でも申込可能。新規契約で1,000円相当のPontaがもらえる。
AIスコアは大手消費者金融の審査に通れなかった人向き
ジェイスコアもLINEポケットマネーも、契約時に質問に答えていきます。この回答をもとにスコアを算出します。しかしこの質問の中には「趣味を教えてください」みたいな、借入とは直接関係なさそうな項目もあります。
あくまでも補助的な質問だと思いますが、例えば年収が低くて他社の審査に落ちてしまった人でも、こうした質問の回答内容次第で審査に通れる可能性もあります。なので、従来の消費者金融の審査に落ちた経験がある人におすすめできます。
一方で審査面以外に関しては、特にそんなに優れていません。例えばアコムならば在籍確認の電話連絡がありません。また、多くの消費者金融が導入している無利息期間もありません。
従来の消費者金融はこうした優れた特徴を持つので、まずは従来の業者を検討する方が良いでしょう。
昔ながらの消費者金融は「借入手続きが大変そう」「少額だと借りれなさそう」といったイメージがあると思います。しかし今やスマホ1台あればどこからでも申し込み・借入手続きできるし、1,000円や1万円から借りることもできます。
補足の達人
アコム:最も会社バレしにくいカードローン
\審査通過率が高い!審査が不安ならコレ/
※情報元:マンスリーレポート|IR情報|アコム株式会社(三菱UFJフィナンシャル・グループ)
※アコムは「はじめてのアコム」というように一社目のカードローンに選ばれることが多いので審査通過率が高いようです。
アコム最大の特徴は、原則として勤務先への在籍確認の電話連絡なしを明言していることです。消費者金融は申し込み時に、確認のため勤務先に電話をかけます。しかし、アコムはそれを原則行わず、さらに必要になった場合でも同意なしでは行わないと明言しています。
勤務先に在籍確認の電話がかかってきますか?
原則、実施しません。
※原則、電話での在籍確認はせずに書面やご申告内容での確認を実施します。もし実施が必要となる場合でも、お客さまの同意を得ずに実施することはありませんので、ご安心ください。
引用元:【アコム公式FAQ】勤務先に在籍確認の電話がかかってきますか? |カードローン・キャッシングならアコム(2024年04月15日取得)
また、カードレス契約を行った場合は郵送物なしで契約できます。もちろん契約時には無人契約機などに来店する必要はなく、スマホ1つでいつでもどこでも申し込めます。
勤務先への電話連絡もなく郵送物もないため、カードローンの中でもバレる可能性が低いのが魅力です。
実質年率 | 最短融資期間 | 総量規制 |
---|---|---|
3.00%~18.00% | 最短20分 | あり |
アコムは原則として勤務先への在籍確認の電話連絡なしを明言していて、さらに勝手に電話をかけることもない。郵送物なしのカードレス契約にも対応していて、周囲にバレる可能性が最も低いカードローンと言える。
\新規契約の翌日から30日間金利0円!/
プロミス:無利息期間あり+低金利
画像引用元:プロミス公式サイト│キャッシング新規お申込み(2021年03月02日取得)
- 最大金利は17.8%と消費者金融の中では低い
- 無利息期間は「契約日」ではなく「借入日」の翌日から30日間
- 原則、勤務先への電話連絡なし
\上限金利17.8%!大手の中では低金利/
プロミスも、同意なく電話なしとまでは明言していませんが、原則として勤務先への在籍確認の電話連絡なしなのはアコムと同じです。
原則、お勤めされていることの確認はお電話では行いません。ただし審査の結果によりお電話する場合でも、お客さまの同意を得ずに実施することはございませんので、ご安心ください。
プロミスでは、実際に98%のお客さまには電話での在籍確認を実施しておりません。
引用元:キャッシング・カードローンなら消費者金融の【プロミス】公式サイト(2024年04月15日取得)
さらに無利息期間に強みを持ちます。他社の場合、「契約日の翌日から30日間無利息」というのが一般的です。しかし、プロミスは「借入日の翌日から30日間無利息」となります。つまり、契約したその日にお金を借りれなかったとしても、期間を無駄に消費してしまう恐れがありません。
また、大手消費者金融の上限金利は18%が一般的です。しかしプロミスは17.8%を採用していて、他社よりも0.2%低金利です。わずかですが、借入金額や期間によってはこの0.2%でも大きな違いになることもあります。
業者 | 金利 | 無利息期間 | 審査時間※ | カードレス契約 | 在籍確認 |
---|---|---|---|---|---|
プロミス |
4.5%~17.8% | 30日間 | 最短15秒 | ○ | 原則電話連絡なし 同意なしでの電話連絡なし |
アイフル |
3.0%~18.0% | 30日間 | 最短18分 | ○ | 原則電話連絡なし 同意なしでの電話連絡なし |
アコム |
3.0%~18.0% | 30日間 | 最短20分 | ○ | 原則電話連絡なし 同意なしでの電話連絡なし |
レイク |
4.5%~18.0% | 60/180日間 | 最短15秒 | ○ | 原則電話連絡なし |
詳細はこちら |
3.0%~18.0% | なし | 最短15分 | ○ | 原則電話連絡なし 同意なしでの電話連絡なし |
※:申込の曜日、時間帯によっては翌日以降の取扱となる場合があります
実質年率 | 最短融資期間 | 総量規制 |
---|---|---|
4.5%~18.0% | 最短3分 | あり |
プロミスのメリットは、無利息期間の開始日が契約日ではなく借入日なので、無駄に日数を消化しなくて済むこと。そして、上限金利が他社よりも0.2%低いことが挙げらる。さらには勤務先への電話連絡もないので、秘匿性も高い。
プロミスとの初契約のうえ、メールアドレスの登録と申し込み時に「プロミスのホームページにて書面(Web明細)を確認」の選択をすると、初回借入日の翌日から30日間金利0円が適用!
キャンペーン期日:未定
AIスコアの消費者金融は滑り落ち候補におすすめ
以上の通り、アコムやプロミスは、初めて契約する場合に無利息期間があるため、ジェイスコアやLINEポケットマネーよりも有利に借りられるポテンシャルがあります。
一方で従来の消費者金融の場合、審査面にデメリットがあります。一般的に、大手消費者金融の審査はそこまで違いがなく、ある1社で落ちたら、他の会社に申し込んでも同じような結果になることがよくあります。
しかしAIスコアを活用した審査の場合、例えば趣味など、他社では審査に全く影響しないような事柄も審査基準の1つに使われます。つまり、他社で審査に落ちた人でもジェイスコアやLINEポケットマネーならば審査に通る可能性があります。
こうした特徴から考えても、やはりまずは他社の消費者金融に申し込んでみて、それで審査に落ちてしまった場合の次の候補としてジェイスコアやLINEポケットマネーを検討するのがおすすめです。
会社名 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 |
---|---|---|---|---|
アコム |
42.0% | 41.7% | 37.8% | 37.6% |
プロミス |
36.0% | 36.2% | 34.7% | 35.5% |
アイフル |
36.7% | 37.0% | 33.3% | 34.1% |
レイク |
非公表 | 非公表 | 非公表 | 非公表 |
※データ引用元:
マンスリーレポート|IR情報|アコム株式会社(三菱UFJフィナンシャル・グループ)
月次データ|SMBCコンシューマーファイナンス株式会社
月次データ | 財務情報 | アイフル株式会社
決算関連資料 | 財務情報 | ディスクロージャー | 株式会社SBI新生銀行
おすすめカードローンまとめ
会社名 | おすすめポイント | 申込 |
---|---|---|
アコムは原則、勤務先への在籍確認の電話連絡なしを明言している。もし電話が必要になった場合でも必ず利用者の同意を得てから行うため、「急に職場に電話がかかってくる」ことがない。さらに「はじめてのアコム」と呼ばれるように初めてカードローンに申し込む人から選ばれやすいことから、消費者金融の中では審査通過率が最も高く、審査面でもおすすめ。
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会社名 | おすすめポイント | 申込 |
プロミスは大手消費者金融の中でも上限金利が低く、17.8%を採用している。また無利息期間も「契約日」ではなく「借入日」が起点となるので、無駄に日数を消化してしまう可能性が低い。契約だけしておいて、必要な時にお金を借りればその時点から30日間無利息で借りられる。
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会社名 | おすすめポイント | 申込 |
アイフルも原則として、勤務先への電話連絡なし申込時に勤務先への電話連絡を行わない。さらに融資スピードが速く、申し込みから借入までは最短18分。電話連絡がないため、土日でも審査が進む可能性が高い。急いでいる人におすすめ。
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会社名 | おすすめポイント | 申込 |
銀行が提供しているカードローンは消費者金融と異なり、貸金業法の影響を受けない。そのため消費者金融とは審査が若干異なる。例えば複数の消費者金融との契約が原因で審査に落ちた場合でも、銀行カードローンなら通過できる可能性もある。もちろん非auユーザー、じぶん銀行口座を持っていなくても利用可能。また、今なら新規契約で1,000円相当のPontaがもらえる。
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ジェイスコアもLINEポケットマネーも、従来の消費者金融と比較した時のメリットは審査面にあります。逆に、それ以外の面では劣ることもあります。なのでまずはアコムなど従来の業者に申し込んで、借りれなかった場合にこうした新興の業者に申し込むのがおすすめです。
補足の達人