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アコムの金利は高い?他社との比較や金利を下げる方法を解説

更新年月日 : 2023/05/04

アコムの金利は高い?他社との比較や金利を下げる方法を解説

アコムと契約すると当然利息が発生します。アコムの場合は最大18%ですが、これが他社と比較して高いのか低いのか、そして金利を下げる方法にはどのようなものがあるのかを解説していきます。

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※情報元:マンスリーレポート|IR情報|アコム株式会社(三菱UFJフィナンシャル・グループ)
※アコムは「はじめてのアコム」というように一社目のカードローンに選ばれることが多いので審査通過率が高いようです。

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アコムの金利は他社と比較して高いのか?

大手消費者金融の場合、どの会社も基本的に最大金利は年18.0%に設定しています。つまりアコムとその他の消費者金融の最大金利にはほとんど差がありません。しかし最低金利については、若干の違いがあるので以下に掲載します。

  • アコム:3.0%
  • アイフル:3.0%
  • プロミス:4.5%
  • SMBCモビット:3.0%
  • レイクALSA:4.5%

差があるといっても1.5%の範囲内であり、しかもほとんどの方は最低金利で利用することはありません。そもそも最低金利は、利用限度額が500万円や800万円など高額に設定された場合にのみ適用されるからです。数十万円程度の利用限度額であると、最高金利が適用されることになるため、どの大手消費者金融を利用しても基本的に年18.0%程度が設定されることになるでしょう。

アコムの最大金利が18.0%であるため、決して高いわけではありません。一方で低いとも言えないわけです。

ただ中小消費者金融と比較した場合は、アコムを始めとした大手消費者金融の金利は低いと言えます。フクホーの金利は年7.3%から20.0%であり、キャネットは15.0%から20.0%です。ライフティは8.0%から20.0%であり、アローは15.0%から19.94%なのです。

中小消費者金融の場合は、大手消費者金融と比較すると資金力に乏しいです。したがって金利を高く設定し、利益率を高くしています。最大年利で比較すると大手消費者金融とは2.0%程度の差が生まれることもあり、金利を重視するのであればアコムをはじめとした大手消費者金融の利用をおすすめします。

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借入限度額と設定金利の関係性

アコムは貸金業者であり、貸金業法の利息制限法の対象です。利息制限法とは、金利の上限を定めた法律であり、アコムはそちらを守らなければなりません。

以下に、利息制限法による金利の上限をまとめます。

  • 元本の金額が10万円未満の上限金利:年20.0%
  • 元本の金額が100万円以上100万円未満の上限金利:年18.0%
  • 元本の金額が100万円以上の上限金利:年15.0%

つまりアコムの借入限度額が100万円以上になれば、アコムの上限金利も自動的に年15.0%に設定されるわけです。ただ、アコム利用者の借入限度額は基本的に数十万円に設定されることが多いため、年18.0%を設定されることが多いようです。

ちなみに、5万円を年18.0%の金利で30日間借りた場合の金利は739円です(50,000円×18%÷365日×30日)。20万円を年18.0%の金利で30日借りた場合の金利は2,958円です(2000,000円×18%÷365日×30日)。50万円を年18.0%の金利30日間借りた場合の金利は7,397円になります(500,000円×18%÷365日×30日)。

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アコムには無利息期間あり

アコムの最大金利は年18.0%であり、高いと感じる方が少なくないのも事実です。しかし、アコムをお得に利用できる方法はあり、初回に適用される無利息期間の活用があります。アコムでは契約日の翌日から30日間を無利息期間位設定しており、利用限度額の範囲内の利用であれば、その期間中は利息が一切発生しません。

アコムの無利息期間の利用条件は「アコムとの契約が初めてであること」のみであり、他に何も設定されていません。つまり審査に通過すれば誰でも無利息期間の対象になるのです。さらに、その無利息期間中の30日以内に完済してしまえば、利息の発生はゼロです。1円も金利を支払わずに済むので、少しでもお得にアコムを利用したい方は無利息期間を有効活用しましょう。

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アコムの返済額と総利息額をご紹介

アコムの金利が把握できたところで、次に返済額と利息額を把握していきましょう。ここでは、アコムの返済金額の決まり方および返済シミュレーションを掲載します。自身が利用したら、どの程度の額で返済することになるのか、利息額はどの程度になるのかを把握するのに役立ててもらえたら幸いです。

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返済金額の決まり方

アコムの毎月の返済金額は、借入限度額と借入残高で決定します。以下に、アコムの毎月の最小返済額の決定方法を紹介します。

  • 借入限度額が30万円以下のケース:借入残高の4.2%
  • 借入限度額が30万円超100万円以下のケース:借入残高の3.0%
  • 借入限度額が100万円超:借入残高の1.5%から3.0%

つまり借入限度額が30万円であり、借入残高が10万円であれば、その4.2%が最小返済額となるので4,200円が返済額となりますが、1,000円未満の端数は繰り上げとなるため5,000円が返済額となります。借入限度額が50万円で40万円の借入残高がある場合は、40万円の3.0%が最小返済額となるため、12,000円が月々の返済額となります。

借入残高は変動するものなので、月々の返済額も変動すると思われがちですが、アコムでは借入後残高スライド元利定額リボルビング返済方式を採用しています。借入後残高スライド元利定額リボルビング返済方式とは、「最後に借入れたときの借入残高」に「決められた割合」をかけた金額を返済するものであり、借り入れ後は同じ額を返済し続けていきます。ただ、返済途中で新たに借り入れをおこなうと、その時点での借入残高で新たに返済金額が設定されます。

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返済シミュレーション

ここでは、年利18.0%で借入限度額が50万円の場合の返済シミュレーションをしてみます。

まずは限度額が50万円で10万円の融資を受けた場合は、その3.0%が返済金額となるため月々の最小返済額は3,000円です。月々3,000円で返済すると、返済回数は47回必要であり、返済総額は138,781円であり、利息総額は38,781円となります。

限度額が50万円で30万円の融資を受けた場合の月々の最小返済額は9,000円です(300,000円×3.0%)。月々9,000円の最小返済額で返済すると、返済回数は47回必要であり、返済総額は416,416円です。したがって、利息総額は116,416円になります。

限度額が50万円で50万円の融資を受けた場合の月々の返済最少額は15,000円です(500,000円×3.0%)。月々15,000円の最小返済額で返済すると、返済回数は47回必要であり、返済総額は694,050円です。したがって、利息総額は194,050円になります。

金利が同じであると仮定すると、借入金額が大きくなればなるほど支払う金利は高くなります。ここでシミュレーションしたのは、最低返済額で返済し続けた場合なので、繰り上げ返済(随時返済)を定期的におこなっていれば、利息額はある程度圧縮可能です。余裕がある場合は、なるべく多めに返済しましょう。

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アコムの金利は高い!効果的に利息を抑える6つの方法

アコムの金利は高く、利息額は膨大になる恐れもあります。しかし、アコムを恐れる必要はありません。

ここでは、ぜひ活用してほしいアコムの利息を効果的に抑える6つの方法を紹介します。何もすべての方法を採用する必要はありません。できるものからチャレンジして、金利の負担を減らしてみてください。

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30日の無利息期間を有効活用する

アコムでおこなわれている。30日間の無利息サービスを活用しましょう。その名のとおりに30日間は無利息でアコムが利用できるサービスであり、その期間中に完済すれば借りたお金だけ返済すればOKです。

アコムの無利息期間の効果も把握しておきましょう。以下、年利18%の設定で利用した場合をシミュレーションします。

たとえば20万円を借りると30日間で発生する利息額は、2,958円です(200,000円×18%÷365日×30日)。つまり、20万円を利用した場合は約3,000円の利息を支払わなくて済むのがアコムの無利息サービスです。

ただ、アコムの無利息サービスを利用する際に注意したいのが、無利息サービスの起点日です。契約日の翌日から自動的にスタートするので、契約後利用するまでに期間が空いてしまえば、無利息期間が勝手に消費されてしまうのです。30日間の無利息サービスを有効活用したい場合は、なるべく即日融資を狙ってみてください。

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利用限度額を増額する

アコムの金利は、利用限度額が高くなればなるほど下がる傾向にあります。とくに利用限度額が100万円以上になると、自動的に上限金利が年18.0%から15.0%に下がるので、100万円以上に増枠申込みするのもおすすめです。

ただ、利用限度額を増額させるためには審査を受けなければなりません。審査時には、給与明細書や源泉徴収票などの収入証明書類の提出も必要です。また、初回審査時よりも収入が増えているなど条件的にもプラスのものがなければ、審査を受け入れてもらえる可能性はかなり低いでしょう。

ちなみに、アコムは総量規制の対象なので、年収の3分の1を超える利用限度額の設定は不可能です。したがって、年収300万円未満の方は、100万円以上の限度額設定は不可能なので、その点は理解したうえで利用限度額の増額申し込みをするか判断しましょう。

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交渉する

アコムに対し電話で金利の交渉をする手もあります。あくまで交渉なので受け入れてもらえるかは分かりませんが、状況によっては受け入れてもらえる可能性もあるのでチャレンジしてみても良いでしょう

金利の交渉でこちらの希望を受け入れてもらうためには、以下の条件をクリアしている必要があると考えられます。

  • 他社の借入れ金額が少額またはなし
  • アコムを定期的に利用している
  • アコムおよび他社での延滞経験がない

交渉を受け入れてもらうためには、あなたがお得意様である必要があります。アコムを全く利用していないのに交渉しても受け入れてもらえる可能性はかなり低いので、少なくても半年以上は利用したうえで交渉してみてください。

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一括返済する

アコムの金利が高いと感じているなら、早期に一括返済するのも一つの方法です。

そもそも利息は、借入れ残高と期間にかかってきます。したがって、借入期間が短ければ、それだけ発生する利息は少なく済むので、余裕があれば一括返済で対応しましょう。

一括返済は、インターネット返済、ATM返済、振込返済で対応しています。ATMによる返済の場合は、効果に対応していないので、1,000円未満の入金ができないので気をつけてください。ただ、1,000円未満の端数は無利息残高として扱われ、金利および手数料が発生しないので、そのままにしていても問題はありません。

一括返済する際は、現時点での返済総額を把握しておく必要もあります。公式ページやアプリで確認するか、アコム側に電話連絡して現時点での残高および利息の発生額を確かめてから一括返済手続きに入りましょう。

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繰り上げ返済する

毎月の最低返済額を超える返済を繰り上げ返済(随時返済)といいます。繰り上げ返済を実行すると、それだけ早く借入残高が減ることになり、予定よりも早く完済できます。

アコムの月々の最低返済額は3,000円や状況によっては2,000円程度になることもあります。しかし最低返済額のままの返済だと、完済までに4年や5年かかり、その間ずっと利息を払い続けることになるのです。完済までの期間を1年間短くするだけでも、利息の支払総額は大きく変わってきます。

たとえば年利18%で利用限度額が50万円で、50万円を借りたとします。月々の最低返済額は15,000円であり、その最低返済額で返済し続けると完済時の総額は694,050円になります。一方で、月々の返済額を19,000円にすると、返済総額は638,078円まで下がります。さらに、月々の返済額を25,000円にすると、返済総額は597,201円になるのです。

もちろん返済額を毎月高く設定するのは難しいかも知れませんが、ボーナス等の臨時収入があった際は多めに返済するなどして利息の負担を下げる行為はおすすめです。

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返済日設定を「毎月指定日」にする

アコムでは、「毎月指定日」と「35日ごと」の2種類の返済日を設定しています。

金利が高いと感じているなら、「毎月指定日」にしましょう。

「35日ごと」の返済は、返済日の翌日から35日後が返済日です。一方で毎月指定日だと28日から31日後が返済日です。したがって、「35日ごと」だと返済期間が伸びてしまうことも考えられ、結果として利息が高くなりがちなので「毎月指定日」がおすすめです。

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【補足】手数料無料の返済方法を利用する

金利とは異なりますが、手数料を抑えることもアコムを賢く利用するのに必要不可欠です。

たとえば、提携ATMで返済すると、1万円以下の取引1回あたり税込み110円、1万円超の取引1回あたり税込み220円の手数料が発生します。たとえば、提携ATMで50回返済すると、1回あたりの手数料が110円で5,500円、220円の手数料で11,000円が余計にかかることになります。

手数料無料の返済方法には、口座振替、インターネット返済、アコムATM、店頭窓口があります。返済コストを抑えたいなら、手数料無料の返済方法を利用しましょう。

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アコムよりも利息が安い消費者金融もある

アコムの金利がどうしても高いと感じるのであれば、若干ではありますが同じく大手消費者金融のプロミスを利用されてはいかがでしょうか。無利息サービスも行っており、その中身もアコムと比較すると若干有利です。

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プロミス:最大金利17.8%なのでアコムよりもおすすめ

プロミス

画像引用元:プロミス公式サイト│キャッシング新規お申込み(2021年03月02日取得)

プロミスの最大金利は年17.8%であり、アコムと比較すると0.2%ではありますが低く設定されています。短期間および少額の利用では大きな差になるわけではありませんが、長期間および高額の利用の場合は0.2%でも返済総額にそれなりの違いが出てくることもあります。

またアコムと同様に30日間の無利息サービスを行っているのですが、無利息期間のスタート日に違いがあるのです。アコムの場合は、契約日の翌日から勝手に無利息期間がスタートします。したがってすぐに融資を受けないと、無利息期間をフル活用できません。一方のプロミスの無利息期間のスタート日は、初めての借り入れの翌日になります。つまり契約してすぐに融資を受けなくても、30日間の無利息期間の権利を維持し続けられるのです。「すぐに借り入れする予定はないけど、契約だけはしておこうかな」などのケースにおすすめです。

こちらはすでに終了したキャンペーンですが、「一定期間取引のない方に30日間無利息」と呼ばれるキャンペーンを2021年3月31日まで実施していました。条件は以前利用して完済しており、その後の期間において借入れがないことです。つまり無利息期間を1度ではなく2回利用できる可能性もプロミスにはあるということ。またキャンペーンが復活するかもしれないので、無利息期間を複数回利用したい、と考えている方もぜひプロミスをご活用ください。

提携ATMがお得に利用できるのもプロミスの大きなメリットです。一般的に提携ATMの利用手数料は、1回あたり110円から220円が発生します。しかしプロミスの場合は三井住友銀行ATMに限り、提携ATMでの手数料が無料なのです。月々の返済のたびに手数料を取られるのは嫌ですよね。返済額を少しでも節約したい、とお考えの方にもプロミスはおすすめです。

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プロミスは最大金利が17.8%であり、アコムよりも安い利息で借入可能。さらに無利息期間は契約日ではなく借入日の翌日から30日間となるので、他社よりも好条件で借りられる。三井住友銀行ATMの手数料が無料なのも嬉しい魅力。

キャンペーン情報

プロミスとの初契約のうえ、メールアドレスの登録と申し込み時に「プロミスのホームページにて書面(Web明細)を確認」の選択をすると、初回借入日の翌日から30日間金利0円が適用

キャンペーン期日:未定

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アコムは原則、勤務先への在籍確認の電話連絡なしを明言している。もし電話が必要になった場合でも必ず利用者の同意を得てから行うため、「急に職場に電話がかかってくる」ことがない。さらに「はじめてのアコム」と呼ばれるように初めてカードローンに申し込む人から選ばれやすいことから、消費者金融の中では審査通過率が最も高く、審査面でもおすすめ。
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アイフルも原則として、勤務先への電話連絡なし申込時に勤務先への電話連絡を行わない。さらに融資スピードが速く、申し込みから借入までは最短18分。電話連絡がないため、土日でも審査が進む可能性が高い。急いでいる人におすすめ。
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