中央リテールは怪しい?闇金?特徴を解説します
画像引用元:中央リテール株式会社【公式サイト】|トップページ(2022年04月12日取得)
中央リテールは大手消費者金融のように頻繁に宣伝をしているわけではないので、知名度が低く「怪しい」と思うかもしれません。しかし、国からの許可を受けている正規の消費者金融であり、闇金ではありません。安心して利用してください。
また中央リテールは珍しく、「おまとめローン」専門の消費者金融です。つまり既に他社からお金を借りている人を対象としてお金を貸しているのが特徴です。中央リテールのメリット・デメリットを解説するので、利用を検討してください。
\原則在籍確認なし!会社バレが不安ならアコム/
おすすめカードローン3選
上限金利が他社より低い
プロミスプロミスも原則として勤務先への電話連絡なしを明言。「在籍確認しなかった率」は98%!。さらに上限金利が17.8%であり、他社水準よりも0.2%だけ低い金利で借りられる。
他社借り入れがある人向け
auじぶん銀行カードローン複数の消費者金融と契約していると、それが原因で審査に落ちることがある。しかし銀行カードローンならそのような人でも申込可能。新規契約で1,000円相当のPontaがもらえる。
中央リテールは怪しい?闇金ではない理由をご紹介
中央リテールは冒頭で記述したとおりに、闇金ではありません。ここでは、中央リテールが闇金ではない理由を紹介します。
金利が利息制限法の範囲内
中央リテールでは貸金業法に基づくおまとめローンを提供しており、その金利は以下のとおりです。
- 無担保ローンのケース:年10.95%から13.0%
- 不動産担保ローンのケース:年8.2%から9.8%
消費者金融の金利は、貸金業法の利息制限法により定められています。利息制限法による上限金利を以下にまとめます。
- 元本の金額が10万円未満のケース:年20.0%
- 元本の金額が10万円以上から100万円未満のケース:年18.0%
- 元本の金額が100万円以上のケース:年15.0%
中央リテールでは貸金業法に基づくおまとめローンの最高金利は、無担保ローンの年13.0%であり、利息制限法による上限金利を下回っています。
一般的に闇金は、利息制限法を超える金利を設定してきます。「トイチ(10日で1割)」「トサン(10日で3割)」「トゴ(10日で5割)」といった法外な金利を設定してくるのです。ちなみにトイチを年利にすると単離で365%で、福利で3,142%です。トサンは単離で年1,095%であり、福利で年77,545%です。トゴに至っては、単利で年1,825%であり、福利で年267,504,316%にもなります。
中央リテールでは、闇金が設定しているような返しきれないような金利は設定していません。利息制限法の範囲内の収めているので、安心して利用できる貸金業者です。
貸金業登録あり
闇金は非合法な商売をしており、当然ながら貸金業登録をしていません。貸金業登録ができるのは、正当な営業をしている貸金業のみであり、法律を守った運営をしていなければ許可が取り消されてしまうのです。
ただ、闇金の中には、嘘の登録番号および日本貸金業協会会員番号を掲載していることもあります。そこで活用するのが、金融庁公式サイトの「登録貸金業者情報検索入力ページ」です。そちらに中央リテールの情報を入力し、中央リテールの登録が確認できれば、正規の貸金業者となります。
実際に金融庁公式サイトの「登録貸金業者情報検索入力ページ」で、「第31283号」を入力すると、「中央リテール株式会社」がヒットしました。住所も公式ページに掲載されている「東京都渋谷区道玄坂2-25-7 プラザ道玄坂6階」で間違いありません。したがって、中央リテールが貸金業の許可をされている正規の貸金業者であることが分かりました。
悪質業者の登録がされていない
悪質な業者は日本貸金業協会のホームページで検索できます。「ヤミ金(悪質業者)の実例検索」というもので、業者名や電話番号、住所やFAX番号を入力して悪質業者でないかチェックできるのです。
実際に「中央リテール」と打ち込んで検索してみたところ、中央リテールの名を語った融資の勧誘をする業者がヒットしました。もちろん、正規の貸金業者である中央リテールは関係ないもので、SMS・SNS・ホームページなどで融資の勧誘をする悪徳業者に関する情報です。「日本貸金業協会会員番号:005560号」である、今回テーマとしている中央リテールとは一切関係がありません。
住所や電話番号など各種情報が明記されている
闇金のなかには、携帯電話番号のみを表示し、どこに事務所があるのか明らかにしていないケースも多いです。足がつくことを恐れて、情報を公開しない闇金が多いのです。そもそも貸金業者は広告を出す際に、ホームページURL、メールアドレスもしくは電話番号などの情報を記載するように法律で定められています。それを守っていない業者は違法業者であることは明らかです。
その点、中央リテールは会社に関する情報を明らかにしています。
- 住所:渋谷区道玄坂2-25-7-6F
- 電話番号:0120-965-797/03-6415-1280
- FAX番号:03-6415-1281
- 取引銀行:三菱UFJ銀行/三井住友銀行/りそな銀行/興産信用金庫
中央リテールは怪しくない!貸金業者としての特徴とは?
中央リテールはどこからどう見ても正規の貸金業者です。ここでは、中央リテールの貸金業者としての特徴を解説します。
中央リテールの取り扱いローンは「おまとめローン」のみ
中央リテールは、おまとめローンのみを提供している消費者金融です。したがって、他社への返済以外の使途は認められていません。商品を購入したり、サービスを利用したりはできないのです。
もし他社への返済以外にも利用する目的があるなら、他のキャッシングローンの利用をおすすめします。いわゆる、フリーローンと呼ばれるもので、大手消費者金融や銀行カードローンなど各社対応しています。
ちなみに、中央リテールの提供する「貸金業法に基づくおまとめローン」は貸金業法の総量規制の対象外です。つまり、年収の3分の1を超える融資にも対応しているため、高額なローンのおまとめにも利用できるのです。
以下、中央リテールの提供する「貸金業法に基づくおまとめローン」の限度額を掲載します。
- 無担保ローンのケース:500万円まで
- 不動産担保ローンのケース:3,000万円まで
特に不動産担保型のローンの場合は、大手消費者金融を超えるような金額まで対応してもらえます。多くの貸金業者から高額の借入れをしている方の利用にも適しているのが、中央リテールです。
ただ、無担保ローンも不動産担保ローンも、どちらも最長10年の返済期間が設定されています。つまり10年以内には返済しきらなければならないので、その点は理解したうえで利用しましょう。
クイック診断(事前診断)に対応
借入れできるか心配な方に向け、事前診断コンテンツを用意しています。
中央リテールの公式ページにクイック診断と呼ばれるものが用意されており、以下の情報を入力することで簡単に診断してくれます。
- 希望額
- 年齢
- 住まいの地域
- 住居の種類
- 職業
- 借入れ件数
- 借入金額
クイック診断では、申込みの対象か、それとも申込みの対象外かを判断してもらえます。以下、中央リテールの申込み条件でとくに大事なものを掲載しておきます。自身が当てはまっているか確認してみてください。
- 他社借入れ件数:5件以上であること
- 他社借入金額:200万円以上であること
- 延滞:2か月以上の延滞がないこと
- 職業:事業主は対象外
とくに注目なのが、他社借入れ件数および金額に関する金額です。借入件数が少なかったり借入金額が少額であると利用できない可能性があるのです。つまり、中央リテールでは小額の融資はおこなっていないと考えられ、数十万円程度のおまとめには対応していません。
申込時に来店必須
大手消費者金融や銀行カードローンの多くは、申込みをネットで完結できます。契約手続きもネットなので、わざわざ店舗におもむく必要はありません。しかし、中央リテールの場合は、契約時に来店(渋谷区道玄坂)が必須とされているため、基本的に関東の方でなければ利用は難しいでしょう。
中央リテールでは、対面での審査に力を入れていると考えられます。窓口スタッフと返済計画などを相談する必要もあり、その内容も審査に問われる可能性があるので注意してください。
ちなみに、関東圏以外からの申込みの場合、断れれる可能性もネット上の口コミなどで指摘されています。したがって、中央リテールは基本的に関東在住者を対象として営業していると考えられるので、他の地域にお住まいの方は他社への申込みを検討しましょう。
即日融資は不可
中央リテールは、即日融資には対応していません。
審査までは最短2時間であり、当日中には利用できそうか確認できます。しかし、融資に至るまでには最短でも1日かかるので、その点は理解したうえで申込みましょう。
ちなみに、無担保型と不動産担保型で融資までの時間は異なるので、その点も把握しておくべきです。
- 無担保型ローン:最短1日
- 不動産担保型ローン:最短4日
不動産担保型の場合は、最低でも4日かかるので、早急におまとめローンを利用したい場合は、無担保型の利用を検討するか、他社の利用を検討しましょう。
滞納中でも利用できる可能性あり
一般的に、貸金業者の利用するためには滞納していないことを求められます。つまり、現在進行系で返済に遅れている場合は、融資してもらえないのです。
しかし、中央リテールの場合は申込み条件に「2か月以上滞納していないこと」と記載されています。つまり、中央リテールの場合は、現在進行系で対応していても2か月未満であれば審査に通過できる可能性があるのです。
一方で、金融事故歴がある場合は利用できないとしているので、過去に債務整理をしていたり、長期の滞納をした経験がある方は要注意です。
中央リテールのメリット・デメリットとは?
ここでは、中央リテールのメリットおよびデメリットを紹介します。
メリット
中央リテールには、以下のメリットがあります。
- 国家資格保有者が担当してくれる
- 利息が低い
- 総返済額が低い
- クレジットカードのショッピング枠も対象
中央リテールでは、貸金業務取扱主任者という国家資格取得者が窓口対応しています。貸金業取扱主任者とは、2010年以前は研修により取得する民間資格でしたが、現在では新たに国家資格の制度としてスタートしたもので、貸金業者はその試験に合格し登録を完了した貸金業務取扱主任者を法令で定める人数設置しなければなりません。貸金業取扱主任者は営業所又は事務所にて、貸金業の業務に従事する使用人その他の従業者に、貸金業に関する法令の規定を守らせ、貸金業の業務を適正に実施するために必要なものをおこなわせるための助言または指導をおこなう役割があります。つまり、貸金業者のコンプライアンス・オフィサーとしての役割が求められているわけです。
中央リテールは他社と比較すると、圧倒的低金利です。おまとめローンに対応している消費者金融はいくつかありますが、最高金利が年15.0%から18.0%に設定されている例も少なくありません。その点、中央リテールの場合は、無担保型の場合は年10.95%から13.0%であり、不動産担保型の場合は年8.2%から9.8%です。仮に300万円を年15.0%で借りた場合に、30日間で発生する利息は36,986円です(300万円×15.0%÷365日×30日)。一方で、300万円を年13.0%で借りた場合に、30日間で発生する利息は32,054円です(300万円×15.0%÷365日×30日)。この金利差が返済総額にも大きな影響を与えます。より少ない負担でローンをまとめたいと考えている方に、中央リテールは適しています。
中央リテールの貸金業法に基づく借り換えローンは総量規制の対象外であり、例外貸付に分類されています。比較的自由度が高い傾向にありキャッシング利用額だけでなく、ショッピング枠もまとめられます。したがって、クレジットカードのショッピング枠を使い切ってしまい困っている方の利用もおすすめです。
デメリット
中央リテールには、以下のデメリットがあります。
- 来店必須
- 取り扱いローンはおまとめローンのみ
- 電話による在籍確認あり
中央リテールは証書貸付をおこなっており、申込みや審査はネット上で手続きできますが、契約時には来店必須となります。渋谷の道玄坂にある中央リテールのオフィスまで訪問する必要があるため、地理的に利用が難しい方も多いでしょう。しかも、中央リテールの営業時間は、平日の9時から18時までです。土日祝日は定休日に設定されているため、平日の明るい時間帯に訪問する必要があるのです。
対応ローンがおまとめローンのみであるところも、リテールのデメリットの一つです。大手消費者金融の中には、フリーローンとおまとめローンの両方に対応しているところも少なくありません。フリーローンであれば使途自由でありお金の使い道は制限されませんが、中央リテールはおまとめローンであり、返済にしか使えないので注意しましょう。
審査の一環として、電話による在籍確認もおこなわれます。大手消費者金融の中には、書類による在籍確認に対応しているところも出始めています。しかし、中央リテールでは基本的に電話でおこなっているため、あなたの職場に電話がかかってくることになるのです。「会社に電話をされると困る」といった方は、書類による在籍確認をしている貸金業者の利用を検討しましょう。
中央リテールの利用条件をクリアできない場合の代替候補
申込条件を満たすことができないのなら、中央リテールではなく他社を検討する必要があります。ここからは中央リテールと同じようにおまとめローンを提供している他の消費者金融を紹介していきます。
アコム:大手消費者金融の中でも審査通過率が高い
- 実は三菱UFJフィナンシャル・グループの一員
- 3秒診断で審査結果の目安がわかる
\審査通過率が高い!/
アコムの借換え専用ローンをまだ試していないなら、こちらを試してみましょう。なぜならアコムは審査通過率が高いからです。審査通過率とは申し込み件数と審査通過件数の割合で。高いほど優れていると言えます。
会社名 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 |
---|---|---|---|---|
アコム |
42.0% | 41.7% | 37.8% | 37.6% |
プロミス |
36.0% | 36.2% | 34.7% | 35.5% |
アイフル |
36.7% | 37.0% | 33.3% | 34.1% |
レイク |
非公表 | 非公表 | 非公表 | 非公表 |
※データ引用元:
マンスリーレポート|IR情報|アコム株式会社(三菱UFJフィナンシャル・グループ)
月次データ|SMBCコンシューマーファイナンス株式会社
月次データ | 財務情報 | アイフル株式会社
決算関連資料 | 財務情報 | ディスクロージャー | 株式会社SBI新生銀行
ただしアコムのおまとめローンは上限金利18%(100万円以上の借り入れなら15%)なので、中央リテールと比較すると劣ります。
実質年率 | 最短融資期間 | 総量規制 |
---|---|---|
3.00%~18.00% | 最短20分 | あり |
アコムは大手消費者金融の中でも審査通過率が高いのが特徴。多重債務に陥っているのならアコムが提供する借換え専用ローンを検討してみよう。
\新規契約の翌日から30日間金利0円!/
街金は大手でダメだった人の受け皿!
アコムでも審査に通らなかった場合は、街金を利用しましょう。街金とは中小規模の消費者金融のことで、地域に根付いているためこのように呼ばれます。中央リテールも街金の1つで、同じように地域を絞って営業しているところもあれば、大手消費者金融と同じく全国を対象に融資しているところもあります。
街金は知名度が低く、会社規模も小さいため、大手消費者金融には敵いません。そこで、大手消費者金融でダメだった人の受け皿となることで、存続を図っていることがあります。つまり、大手でダメだった場合でも街金に申し込めば審査に通過できる可能性があります。
そんな街金にも中央リテールと同じようにおまとめローンを扱っている会社があります。例えばキャッシングエニーなら「3社・100万円以上」の借入がある人におまとめローンを提供しているため、中央リテールよりも利用しやすいでしょう。
おすすめカードローンまとめ
会社名 | おすすめポイント | 申込 |
---|---|---|
アコムは原則、勤務先への在籍確認の電話連絡なしを明言している。もし電話が必要になった場合でも必ず利用者の同意を得てから行うため、「急に職場に電話がかかってくる」ことがない。さらに「はじめてのアコム」と呼ばれるように初めてカードローンに申し込む人から選ばれやすいことから、消費者金融の中では審査通過率が最も高く、審査面でもおすすめ。
|
||
会社名 | おすすめポイント | 申込 |
プロミスは大手消費者金融の中でも上限金利が低く、17.8%を採用している。また無利息期間も「契約日」ではなく「借入日」が起点となるので、無駄に日数を消化してしまう可能性が低い。契約だけしておいて、必要な時にお金を借りればその時点から30日間無利息で借りられる。
|
||
会社名 | おすすめポイント | 申込 |
アイフルも原則として、勤務先への電話連絡なし申込時に勤務先への電話連絡を行わない。さらに融資スピードが速く、申し込みから借入までは最短18分。電話連絡がないため、土日でも審査が進む可能性が高い。急いでいる人におすすめ。
|
||
会社名 | おすすめポイント | 申込 |
銀行が提供しているカードローンは消費者金融と異なり、貸金業法の影響を受けない。そのため消費者金融とは審査が若干異なる。例えば複数の消費者金融との契約が原因で審査に落ちた場合でも、銀行カードローンなら通過できる可能性もある。もちろん非auユーザー、じぶん銀行口座を持っていなくても利用可能。また、今なら新規契約で1,000円相当のPontaがもらえる。
|