家賃を滞納すると信用情報に傷がつく!滞納を避ける制度やサービスを紹介
家賃を滞納すると、個人信用情報にその旨が記載されてしまう可能性があります。一度記載されると、今後クレジットカードやローンの審査に通りにくくなってしまいます。しかも簡単に解消することができないので、かなり厄介な問題となってしまいます。
家賃の滞納を避けるために使える制度やサービスについて紹介していくので、もしもの時に役立ててください。
目次
おすすめカードローン3選
原則として在籍確認なし
アコム原則、在籍確認の電話なし!もし実施の必要があったとしても同意を得てから行う。さらにカードレス契約にも対応しているため郵送物なし。会社や家族へのバレにくさ重視ならアコム。
他社借り入れがある人向け
auじぶん銀行カードローン複数の消費者金融と契約していると、それが原因で審査に落ちることがある。しかし銀行カードローンならそのような人でも申込可能。新規契約で1,000円相当のPontaがもらえる。
家賃滞納で信用情報に傷がつく条件
家賃を滞納したからといって、必ずしも個人情報に傷がつくわけではありません。まずはどのような条件で信用情報に傷が付き、どのような条件で傷かつかないのかを確かめることから始めましょう。
家賃滞納で個人信用情報に傷がつく条件に該当するのは、61日以上または3ヶ月以上滞納している状態で保証会社を利用しているケースになります。
まず家賃を滞納しても1週間であったり1ヶ月程度であれば、即ブラックリスト入りすることはありません。返済に遅れたということだけであり、クレジットカードやカードローンの審査に大きな影響を与えるまでには至らないで済む可能性が高いです。
また保証会社には種類があり、おもに信販系の保証会社(ジャックスやオリコ、アプラスなど)系の保証会社になると信用情報の記録対象となるため傷がつくことになります。一方で、賃貸保証会社で構成される全国賃貸保証協会(LICC)関連の保証会社の場合は、クレジットカードやカードローンの審査には影響を与えません。
一方で、新たな部屋の賃貸契約に問題が生じる可能性があり引越し先探しが難しくなります。保証会社の種類については契約書等に記載されているので、一度確かめてみてはいかがでしょうか。
保証会社の有無の確認が難しい場合は、保証人を立てているか確かめましょう。保証人がいる=保証会社が入っていない、となるケースが多いからです。
したがって保証人がいる場合には、滞納をしても個人信用情報に傷は付きません。ただ滞納すると保証人に請求がされるため、保証人との関係に問題が発生する可能性が高いです。家賃の返済が遅れそうなら、事前に保証人に連絡しておきましょう。どの程度遅れるのか、いつまでに支払えるのか、などを伝えておくと安心してもらえるはずです。
信用情報の傷は5年間残り続ける
一旦、個人信用情報に傷がついてしまうと、解消されるまでには5年間待つしかありません。個人情報の中身は自分で書き換えることができないものであるため、クレジットカードの契約やカードローンなどのローン各種の契約ができなくなるため、人生設計が崩れる可能性もあります。長期間大変な環境で過ごすことにもなりかねないため、家賃の滞納には十分に気をつけなければなりません。
個人信用情報自体は自分でも確認可能であり、インターネットでも開示請求できます。たとえば個人信用情報のCICのインターネットによる情報開示ですが、スマートフォンまたはパソコンから行えます。開示請求には1,000円かかるため、支払方法の確認もお忘れなく。CICのインターネット開示による支払い方法はクレジットカードおよびデビットカードになります。使えるカードには限りがあるので、公式ページで確認してからお申込みください。
開示請求を申込むと受付番号が示されるので、そちらをメモするなどしてください。受付番号には有効時間があり、1時間以内に手続をしなければなりません。開示専用ページへ移動し、取得した受付番号を入力して、その上で電話番号やクレジットカード番号、さらにはセキュリティコードなどを入力します。名前や生年月日なども入力し、開示用の数字10桁のパスワードも確認した上で申込みを完了させます。
上記が終了すると、「信用情報開示報告書」がPDFファイルとして送られてくるのでダンロードして開示用の数字10桁のパスワードを入力して中身を確認します。
インターネットによる個人信用情報の開示請求ですが、24時間対応ではないので気をつけて下さい。毎日行っていますが、午前8時から午後9時45分までになります。深夜および朝方は対応外とされているため、サービス日時を確認した上で申込みましょう。
家賃が払えない時の対策方法
家賃が払えないときはどうしたら良いのでしょうか?何もしなければ滞納が長期化することになり、前述したように個人信用情報に傷がついてクレジットカードやカードローンなど様々な契約ができなくなる恐れも出てきます。
そこで、ここでは家賃を払えない時におすすめの2つの方法をご紹介します。それぞれの特徴についても明らかにするので、気になるものがあったらぜひ採用してください。
住居確保給付金を活用する
住居確保給付金とは。自治体が家賃を最大3ヶ月間(最大で2回延長できるため最大12ヶ月間まで対応可能)肩代わりしてくれる制度になります。こちらは給付金なので、返済の必要はありません。新型コロナウイルスの感染拡大を影響とした収入減にも対応しているので、該当する方は利用を検討されてはいかがでしょうか。
ただ、条件が厳しく設定されているため誰でも利用できるわけではありません。以下に、住居確保給付金の利用条件をご紹介します。
まず世帯の主たる生計維持者が離職または廃業後の2年以内であること、または個人の責任・都合によらず給与等を得る機会が離職・廃業と同程度まで減少していること、以上のどちらかに該当しなければなりません。ちなみに離職または廃業後の2年以内である場合は、ハローワークへ求職の申込みをする必要があります。具体的には月2回の職業相談および企業への応募や面接を週に1回しなければならないのです。個人の責任・都合によらず給与等を得る機会が、離職・廃業と同程度まで減少しているケースでも、誠実かつ熱心に求職活動をすること、さらには家計の改善や職業訓練が求められます。
2つ目の条件として、直近の世帯収入額の合計が市町村民税の均等割が非課税となる額の12分の1以下と家賃の合計額を超えていない必要もあります。つまり収入がある程度あるけど、借金の支払い等の影響で家賃が払えない、といったケースでは利用できないのです。
3つ目の条件として、世帯の預貯金合計額が各市町村で定める額を超えていないことも求められます。ちなみに預金額が100万円を超えていると利用できないので気をつけてください。
延長時の申込基準もほぼ同じです。ただ世帯預金金額については若干の違いがあり、基準額の3ヶ月分を超えてないこと(50万円を超えないこと)が求められます。
キャッシングを利用する
キャッシングであれば最短即日融資してもらえることもあり、家賃の支払期日が今日、といった場面でも活躍してくれます。審査難易度もそれほど高くないので、気軽に申し込みできるのも大きなメリットと言えるでしょう。
問題は金利であり、大手消費者金融でも最大で年18.0%にもなります。返済のことを考えて、利用を避けている方も少なくありません。ただ短期間の利用であれば、それほど大きな利息はつかないのでご安心ください。たとえば年18%で10万円を借りたとします。1ヶ月で完済できた場合は、約1,500円の金利で済むのです(10万円×18%÷12ヶ月)。
しかも大手消費者金融では、初めての利用者に限り30日間の無利息サービスを実施しています。したがって仮に30日以内に完済できれば利息はゼロであり、借りた分だけを返済すればOKということに。
もちろん30日以内に完済できない人も言えるでしょう。しかしいくら金利がかかるとはいっても、5年間ブラックリスト入りするよりはマシです。クレジットカードを利用できない生活を想像できるでしょうか?住宅ローンや自動車ローン、教育ローンなどが組めなければ自分だけではなく家族の人生にも大きな影響を与えてしまいます。ブラックリスト入りする前に、キャッシングをご検討いただければ幸いです。
おすすめキャッシング業者
家賃が払えない時に有効なキャッシングですが業者が多く、どれが良いのか迷ってしまいがちです。
当サイトではプロミスとPayPay銀行カードローンをおすすめしており、ここではそれぞれの特徴についてご紹介します。キャッシング先探しに役立ててもらえたら幸いです。
プロミス:最大金利17.8%
画像引用元:プロミス公式サイト│キャッシング新規お申込み(2021年03月02日取得)
プロミスの最大金利は年17.8%であり、他社と比較して若干ではありますが低くなります。少しでも利息を節約したい、と考えている方は利用されてはいかがでしょうか?
さらに30日間の無利息サービスも用意されているため約1ヶ月分の利息を節約できる点にも注目です。無利息の適用条件は、プロミスの利用がはじめ出てあること、メールアドレスの登録をすること、WEB明細の利用手続きを行うこと、以上の3つになります。どれもそれほど難しい手続きではないのでご安心ください。
プロミスの無利息サービスには大きなメリットがあり、無利息の開始日は初めて借入れを行った翌日からとなります。したがって契約してからすぐに借り入れを行わなかったとしても、無駄に無利息期間が消費されることはありません。たとえばすぐに家賃の支払いができないわけではなく、将来的に厳しくなるかもしれない、といった状況の時にまずは契約だけしておき、利用はぜずに無利息サービスの権利を保有し続けておく、なんてことも出来るわけです。
以下に、その他のプロミスの特徴を簡単にご説明します。
まずWEB契約ができるので、来店等をする必要はありません。インターネットから24時間365日申込みに対応しているのです。申込みが済み審査に通過できたあとも、そのままWEB上から計画できます。「金融機関口座で簡単本人確認」または「アプリでかんたん本人確認」を選択すると契約書類やカードの郵送等を省略できます。家に書類が送られてくると困る、といった方の利用にも最適なのです。
銀行およびコンビニでも融資や返済が出来る点に注目でしょう。わざわざプロミスの専用ATMを探して、そちらを利用する必要はありません。コンビニのマルチメディア端末を利用して返済もできますし、口座振替やインターネット返済にも対応しています。コンビニで返済できるので、外出のついでに返済も出来るでしょう。買い物のついでに返済するような方も少なくありません。利便性といった部分でもプロミスは秀でているのです。ちなみに金利の支払いを節約したいのであれば、一括返済の利用も考えておきましょう。月々の給料やボーナスが入った時に一括で支払ってしまえば、以降の利息は一切かかりません。一括返済の額は会員ページ上からでも確認できますよ。
最後に必要書類ですが、本人確認書類が必須になります。運転免許証に対応しており、運転免許がない場合はパスポートまたは健康保険証+住民票にも対応し。収入証明書類については、希望借入額が50万円を超える方、または希望借入額と他社での利用残高が100万円を超える方が求められます。給与明細書(直近2ヶ月分)+賞与明細書(直近1年分)などで対応してもらえますよ。
実質年率 | 最短融資期間 | 総量規制 |
---|---|---|
4.5%~18.0% | 最短3分 | あり |
新規契約での無利息期間 | ||
初回借入日の翌日から30日間 ※メールアドレスの登録と申し込み時に「プロミスのホームページにて書面(Web明細)を確認」の選択が必要 |
プロミスは大手消費者金融の中では最大金利が低く、17.8%で契約可能。また、無利息期間は契約日ではなく借入日の翌日から30日間なので、無利息期間を有効活用しやすい。振込キャッシングに対応してるのも嬉しい。
PayPay銀行カードローン:銀行カードローンなのに無利息期間あり
画像引用元:いつでも便利! PayPay銀行のカードローン|PayPay銀行(2021年04月13日取得)
銀行カードローンは一般的に無利息期間を用意していないのですが、PayPay銀行カードローンでは30日間設定されています。適用条件は、初めての借り入れとなります。無利息期間のスタート日は、初めての借入日であるため、プロミスと同様に契約後すぐに使わなくても無利息の権利が保有できますよ。
一方、マイナス面もないわけではありません。銀行カードローンといえば金利が低いと思われがちですが、PayPay銀行カードローンの最大金利は年18.0%であり消費者金融と同等です。つまり銀行カードローンの旨味がないことに…。
以下に、PayPay銀行カードローンの利用限度額と金利(年利)について記載しておきます。
- 100万円未満:18.0%
- 100万円以上150万円未満:15.0%
- 150万円以上200万円未満:12.0%
- 200万円以上250万円未満:10.0%
- 250万円以上300万円未満:8.0%
- 300万円以上400万円未満:6.5%
- 400万円以上500万円未満:6.0%
- 500万円以上600万円未満:5.5%
- 600万円以上700万円未満:5.0%
- 700万円以上800万円未満:4.0%
- 800万円以上900万円未満:3.5%
- 900万円以上1,000万円未満:3.0%
- 1,000万円:1.59%
利用限度額が高額になると金利が下がるわけなので、高額の設定を望む方もいるでしょう。しかし高額設定するとその分審査が厳しくなりますし、使いすぎてしまうかもしれません。なるべく必要最低限(家賃分のみ)での申込みをおすすめします。
実質年率 | 最短融資期間 | 総量規制 |
---|---|---|
1.59%~18.0% | 申込日の翌営業日 | なし/対象外 |
新規契約での無利息期間 | ||
初回借入日から30日間 |
銀行カードローンだが商品詳細は消費者金融に近い。特に30日間の無利息期間があるのが特徴。銀行カードローンなので総量規制の対象外なのも嬉しい。
おすすめカードローンまとめ
会社名 | おすすめポイント | 申込 |
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アコムは原則、勤務先への在籍確認の電話連絡なしを明言している。もし電話が必要になった場合でも必ず利用者の同意を得てから行うため、「急に職場に電話がかかってくる」ことがない。さらに「はじめてのアコム」と呼ばれるように初めてカードローンに申し込む人から選ばれやすいことから、消費者金融の中では審査通過率が最も高く、審査面でもおすすめ。
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会社名 | おすすめポイント | 申込 |
プロミスは大手消費者金融の中でも上限金利が低く、17.8%を採用している。また無利息期間も「契約日」ではなく「借入日」が起点となるので、無駄に日数を消化してしまう可能性が低い。契約だけしておいて、必要な時にお金を借りればその時点から30日間無利息で借りられる。
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会社名 | おすすめポイント | 申込 |
アイフルも原則として、勤務先への電話連絡なし申込時に勤務先への電話連絡を行わない。さらに融資スピードが速く、申し込みから借入までは最短18分。電話連絡がないため、土日でも審査が進む可能性が高い。急いでいる人におすすめ。
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会社名 | おすすめポイント | 申込 |
銀行が提供しているカードローンは消費者金融と異なり、貸金業法の影響を受けない。そのため消費者金融とは審査が若干異なる。例えば複数の消費者金融との契約が原因で審査に落ちた場合でも、銀行カードローンなら通過できる可能性もある。もちろん非auユーザー、じぶん銀行口座を持っていなくても利用可能。また、今なら新規契約で1,000円相当のPontaがもらえる。
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