カードローン利用中に転職したら再び在籍確認が行われる?転職時の手続きと影響を解説
「カードローン利用中に転職したら、再度在籍確認しされなきゃいけないの?」このように悩んでいませんか。
結論から先に述べると、カードローン会社によります。新規契約時と同様に、担当者が勤務先に電話をし、本当にその職場で働いているかを確かめてくるのです。仮にその電話で確認が取れないと、その時点で契約終了となり、新たな借入はできません。
以下、カードローン利用中に転職したときの手続き、限度額の見直しについて解説していきます。
おすすめカードローン3選
原則として在籍確認なし
アコム原則、在籍確認の電話なし!もし実施の必要があったとしても同意を得てから行う。さらにカードレス契約にも対応しているため郵送物なし。会社や家族へのバレにくさ重視ならアコム。
他社借り入れがある人向け
auじぶん銀行カードローン複数の消費者金融と契約していると、それが原因で審査に落ちることがある。しかし銀行カードローンならそのような人でも申込可能。新規契約で1,000円相当のPontaがもらえる。
カードローン利用中に転職!その時にすべき手続き
まずは借入先に対し、勤務状況の変更点を報告します。報告すると手続きについて説明してもらえるので、あとは指示されたとおりに進めるだけです。
転職の報告は、以下の方法で対応してもらえるのが一般的です。
- 窓口
- 電話
- インターネット
近くに借りている金融機関本支店の窓口がある場合は、そちらで手続きを受けると説明を受けながら出来るので簡単です。時間がなかったり、近場に本支店がなかったりする場合は電話またはインターネットを活用しましょう。
インターネット手続きは、会員ページにログインして登録情報の更新するのが一般的です(問い合わせフォームから申告できる場合もあります)。
手続きを進めていくと、書類の提出を求められることも少なくありません。そもそも転職したことで、収入に変化も生じます。雇用形態等が変わることもあるので、再審査になる可能性もゼロではありません。
以下、転職時に必要になる可能性のある書類の例です。
- 社会保険証
- 給与明細書
書類の提出は、ネットやアプリを活用し画像の提出で済ませられることも多くなりました。わざわざ郵送および来店しなくても提出できるのが一般的です。
転職すると限度額が見直される可能性あり
前述したように、転職すると再審査の対象となることがあります。特に収入が減ると、借入限度額が変わる可能性があるので注意してください。
たとえば消費者金融の場合は総量規制の対象であるため、年収の3分の1を超える借り入れはできません。したがって年収600万円の方の限度額は最高でも200万円。しかし転職で年収が450万円に下がると200万円では年収の3分の1を超えることになるので、再審査で450万円の3分の1である150万円以下に限度額が再設定されるのです。
また転職すると雇用形態が変化することもあり、正社員からアルバイトに、正社員から契約社員になることもあるでしょう。雇用形態は収入の安定性にも深く関わっているため、特に正規社員から非正規社員へ変化すると、利用限度額が下がる可能性も。もちろん、転職して非正規社員から正規社員になった場合は再審査で利用限度額が増える可能性もあります。
限度額が上がった・下がった場合は、適用される金利が変わることもあります。
利息制限法における金利の上限は以下のとおりです。
- 元本の金額が10万円未満の:20%
- 元本の金額が10万円以上から100万円未満:18%
- 元本の金額が100万円以上:15%
多くの消費者金融の利用限度額の上限は年18.0%です。したがって数十万円の利用限度の場合は、基本的に上限の18.0%が設定されます。しかし転職して年収が増えるなどして利用限度額が100万円以上に再設定されれば、利息制限法との兼ね合いもありそのまま年18.0%の金利は設定できません。15.0%以下に下げなければならないため、転職時に手続きすることで有利な金利での借り入れも考えられるのです。
【補足】カードローン利用中に失業するとどうなる?
カードローン利用中に転職した場合、在籍確認をされるなど再審査を受ける可能性があります。一方で、転職ではなく失業した場合はどうなるのでしょうか。答えは、借り入れできなくなる可能性が高い、です。
消費者金融のプロミスの申込み条件を以下に記載します。
お申込いただける方の条件は、年齢18~69歳のご本人に安定した収入のある方です。
※主婦・学生でもアルバイト・パートなど安定した収入のある場合はお申込いただけます。ただし、高校生(定時制高校生および高等専門学校生も含む)はお申込いただけません。
引用元:お申込条件と必要書類|お申込|プロミス公式サイト(2022年06月08日取得)
他の消費者金融でも、年齢条件および収入条件を設けており同等の内容です。一方で、銀行の場合は借り入れし続けられる可能性もゼロではありません。消費者金融が失業し収入がなくなると借り入れできなくなるのは総量規制が関わっているためで、銀行は規制の対象外なので借り入れできる可能性が残っているのです(配偶者貸付に対応している貸金業者は、夫に収入があれば本人が無収入でも借り入れできる可能性あり)。
失業時の申告も転職時と同様に行います。ただ無職になると、基本的にはどこもお金を貸してくれません。銀行カードローンも「返済能力なし」と判断すれば新規貸付不能とします。
無職になっても融資を受け続けたいのであれば、アルバイトやパートなど非正規でも良いので収入を得ましょう。利用限度額は下がるかもしれませんが、「返済能力あり」と判断されれば利用し続けられます。
おすすめカードローンまとめ
会社名 | おすすめポイント | 申込 |
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アコムは原則、勤務先への在籍確認の電話連絡なしを明言している。もし電話が必要になった場合でも必ず利用者の同意を得てから行うため、「急に職場に電話がかかってくる」ことがない。さらに「はじめてのアコム」と呼ばれるように初めてカードローンに申し込む人から選ばれやすいことから、消費者金融の中では審査通過率が最も高く、審査面でもおすすめ。
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会社名 | おすすめポイント | 申込 |
プロミスは大手消費者金融の中でも上限金利が低く、17.8%を採用している。また無利息期間も「契約日」ではなく「借入日」が起点となるので、無駄に日数を消化してしまう可能性が低い。契約だけしておいて、必要な時にお金を借りればその時点から30日間無利息で借りられる。
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会社名 | おすすめポイント | 申込 |
アイフルも原則として、勤務先への電話連絡なし申込時に勤務先への電話連絡を行わない。さらに融資スピードが速く、申し込みから借入までは最短18分。電話連絡がないため、土日でも審査が進む可能性が高い。急いでいる人におすすめ。
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会社名 | おすすめポイント | 申込 |
銀行が提供しているカードローンは消費者金融と異なり、貸金業法の影響を受けない。そのため消費者金融とは審査が若干異なる。例えば複数の消費者金融との契約が原因で審査に落ちた場合でも、銀行カードローンなら通過できる可能性もある。もちろん非auユーザー、じぶん銀行口座を持っていなくても利用可能。また、今なら新規契約で1,000円相当のPontaがもらえる。
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