楽天カードの支払い遅れでペナルティはある?滞納リスクまとめ
年会費が永年無料であり、比較的審査難易度が低いとされているのが楽天カードです。「とりあえず1枚クレジットカードを持っておくか」などといったときに、最適なカードと言っても過言ではありません。
しかし、クレジットカードを利用していると、返済日を忘れてしまったりついつい使いすぎて返済ができなかったりといったことも少なくありません。そんな時に気になるのが、支払い遅れによるペナルティでしょう。「ちょっと滞納しただけで強制退会させられるのでは…」と心配している方もいるのではありませんか。
そこでこの記事では、楽天カードの支払い遅れによるペナルティを徹底解説します。遅延損害金はどの程度発生するのかを明らかにし、そのうえで信用情報の傷についても解説します。過去に楽天カードを利用して返済に遅れた経験がある方、現在進行系で支払いに遅れそうな方は必見です。
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楽天カードの支払い遅れが発生した時のペナルティとは?
楽天カードの支払いに遅れが生じるとペナルティが発生します。遅延損害金や信用情報に問題が生じるため、今後のローンやクレジットカードの利用に問題が発生することも考えられます。
ここでは、楽天カードの支払い遅れが発生した時のペナルティの数々をくわしく解説します。
遅延損害金が発生
楽天カードに限らず、クレジットカードの返済に遅れると遅延損害金が発生します。クレジットカードは通常、1回払いや2回払い、そしてボーナス払いを選択すると金利は発生しません。しかし、それらを選択していても返済に遅れてしまえば、遅延損害金が発生するため、当初の予定よりも大きな支払いが必要です。
楽天カードの遅延損害金は、ショッピング利用とキャッシング利用で異なっており、ショッピング利用の場合は年14.6%、キャッシング利用は年20.0%です。
たとえば、10万円のショッピング利用で返済に10日間遅れたとします。その場合は「10万円×14.6%÷365日×10日」で遅延損害金が計算でき、その額は400円です。
キャッシングの残額が10万円で、こちらも返済に10日間遅れたとします。その場合は「10万円×20.0%÷365日×10日」で遅延損害金が計算でき、その額は約548円です。
利用額にもよりますが、遅延損害金自体は数百円に設定されることが多く、それほど気にならないかもしれません。しかし、支払いの遅れが問題になるのは遅延損害金以外の部分です。
信用情報に記載
クレジットカードやカードローンの支払いで遅れが生じると、個人信用情報に滞納した事実が明記されます。記載された情報は、各クレジットカード会社やカードローン会社で共有されることになり、今度新たにクレジットカードやカードローンに申込むと、その傷がもとで審査落ちになる可能性が高まります。
とくに注意したいのが、長期の滞納や複数回の滞納です。よりダメージが重くなり、長期間影響を与えることも考えられます。
ちなみに毎月の返済情報は基本的に24か月保存され、長期の滞納情報に関しては、5年から10年程度保存されるので要注意です。
強制解約(強制退会処分)
1週間や2週間程度の支払い遅れであれば、大事に至らずにすみます。しかし、楽天カードの支払いの遅れが2ヶ月や3か月以上と長期間に及ぶと、強制退会処分を受ける可能性が出てきます。
強制退会(強制解約)させられると、今後は2度と楽天カードが利用できない可能性が高いでしょう。さらに強制解約された旨が個人信用情報に記され、いわゆるブラック状態になります。クレジットカードおよびカードローンの審査に通るのは極めて難しい状態です。
楽天カードの強制解約は予告なく執行され、とくに通知はありません。強制解約されると「楽天e-NAVI」にエラーコードが表示されるだけなので、なかには気づかずに解約処分を受けているケースもあります。
個人信用情報の場合は、ブラック化しても5年から10年で時効を迎え、その後はカードローンやクレジットカードの審査に通過できるようになります。
一括返済を求められる
強制解約と同時に、ショッピング枠およびキャッシング枠の利用分と遅延損害金のすべてを一括返済するように求められます。分割払いで利用していたとしても、長期の滞納は利用規約違反ということになり、一括返済を請求されるのです。
分割でも返済できないのですから、一括返済を求められても対応は難しいでしょう。その後は、訴訟等を起こされるリスクもあり、最終的には給与の差し押さえなどの処分を受ける可能性もあります。
【補足】公共料金の支払に注意
楽天カードを利用して、電気・ガス・水道やNHK受信料などを支払っている方は事前に対応しましょう。かりに、滞納が長期化し、長期間にわたりクレジットカードが使えなくなると、その間、公共料金の支払ができない状況になります。電気やガスがストップしたら、生活ができなくなるでしょう。
すぐに楽天カードの返済ができないと思われる場合は、支払い方法を早めに変更して未納状態にしないよう対処してください。
楽天カードの支払いが遅れた時の対処法とは?
楽天カードを滞納すると、その後の生活にも影響を及ぼしかねません。自動車ローンや住宅ローンを組めなくなる恐れもあり、人生計画が狂うことも考えられるのです。
少しでも滞納の傷を小さくする方法を、こちらでは解説します。
まずは連絡
遅れる前がベストですが、支払いに遅れが出ることが確実になった時点で楽天コンタクトセンターに伝えましょう。伝えることで返済が待ってもらえるわけではありませんが、印象がだいぶ異なります。また一括返済が予定されている場合は、リボ払いへの変更が提案されることもあります。
再振替期間に入金する
楽天カードでは、再振替と呼ばれるサービスを児童で実施しています。滞納が発生してから4日間が対象であり(土日・祝日除く)、その期間中に返済用口座に返済金を入金しておけば、自動的に振替され、自動で支払いが完了するのです。
ただ再振替のサービスは、金融機関によっては対応していないので注意してください。対応している金融機関は18行であり、大手だと楽天銀行・三菱UFJ銀行・みずほ銀行・三井住友銀行・りそな銀行の口座を返済用口座にしていれば再振替期間が設けられます。
指定口座への振込
再振替以外の口座を利用していたり、足振替機関に入金できなかったりした方は、指定口座への振込みで返済します。振込先口座は会員によって異なっており、「楽天e-NaVI」から確認できるので、そちらでチェックしてみてください。
滞納状態で「楽天e-NaVI」をチェックすると、振込先口座とともに振込むべき金額も記載されているので、そちらも確認したうえで対応しましょう。
コンビニ払い
すでに自宅に督促所が届いているのであれば、督促状を活用してコンビニで支払うことも可能です。督促状にはハーコードが印字されているので、コンビニのレジでそちらを読み取ってもらうと支払えます。
ちなみにコンビニで支払う際は、遅延損害金を含む支払額によって手数料が発生します。そちらも併せて支払うことになるので、手数料もチェックしておきましょう。
以下に、損害金を含む支払額ごとのコンビニ支払い手数料を記載します。
- 1万円未満:66円
- 1万円から5万円未満:110円
- 5万円から30万円未満:330円
督促状の送付条件は、引落日から4営業日以内に入金されなかったケースです。つまり、再振替期間に入金できなければ督促状が自宅に届くので、余計な手数料を支払いたくない場合は再振替期間中に対応しましょう。
楽天カードの滞納の解消が難しい場合の対処法
楽天カードの支払いが遅れた時の対処法は、いずれも一定の支払い能力がある方飲みが採用できるものです。しかし、リストラに遭うなどして収入が途絶え、支払い能力がなくなっている方もいるでしょう。他にも返済を抱えて、完済は難しい状況の方もいるはずです。
そこで、ここでは楽天カードの滞納の解消が難しい場合の対処法をご紹介します。
債務整理
現状のままでの返済が難しい場合は、債務整理を検討してください。債務整理とは、借金を減額したリゼロにしたりするもので、弁護士などの専門家とともに借金問題の解決をはかるものです。
債務整理のメリットとして注目なのが、支払いに一定の猶予が与えられるところです。弁護士などの専門家に債務整理を依頼すると、和解が成立するまでに一時的に督促がストップします。
ちなみに債務整理にもいくつかの種類があり、任意整理は基本的に利息の支払いをゼロにして返済するもので、特定調停と個人再生は借金を大幅に減額します。自己破産は、借入れを全額ゼロにしますが、財産の差し押さえ等が発生数する恐れもあるので、利用には注意が必要です。
債務整理をおこなうことでも、個人信用情報に傷が付きます。借金を予定通り返済できなかったことになるため、ブラック状態となり、5年から10年はクレジットカードやカードローンの審査に通過できなくなります。また楽天カードの、いわゆる自社ブラックとなるため、楽天カードの利用も今後できなくなるのです。
債務整理には高い効果もありますがデメリットも多いので、債務整理をせざるをえない状態に追い込まれる前の対処をおすすめします。
【補足】新たな借入はNG
返済のための借入れを検討している方もいるでしょう。たしかに、借入れができれば一時的に返済金を確保することになり、その場はしのげるでしょう。しかし、多重債務状態になるので、さらに状況は悪化します。自転車操業的になるため、新たな借入れではなく、その他の方法で解決をはかってください。
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アイフルも原則として、勤務先への電話連絡なし申込時に勤務先への電話連絡を行わない。さらに融資スピードが速く、申し込みから借入までは最短18分。電話連絡がないため、土日でも審査が進む可能性が高い。急いでいる人におすすめ。
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会社名 | おすすめポイント | 申込 |
銀行が提供しているカードローンは消費者金融と異なり、貸金業法の影響を受けない。そのため消費者金融とは審査が若干異なる。例えば複数の消費者金融との契約が原因で審査に落ちた場合でも、銀行カードローンなら通過できる可能性もある。もちろん非auユーザー、じぶん銀行口座を持っていなくても利用可能。また、今なら新規契約で1,000円相当のPontaがもらえる。
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