PayPayでお金を借りる審査は厳しい?
スマホ決済アプリのPayPayを使ってお金を借りることが可能です。しかし、利用の際には必ず審査が行われます。この審査は他社と比較して厳しいのか甘いのかを解説しつつ、PayPayでお金を借りることのメリットデメリットを紹介します。
目次
おすすめカードローン3選
原則として在籍確認なし
アコム原則、在籍確認の電話なし!もし実施の必要があったとしても同意を得てから行う。さらにカードレス契約にも対応しているため郵送物なし。会社や家族へのバレにくさ重視ならアコム。
他社借り入れがある人向け
auじぶん銀行カードローン複数の消費者金融と契約していると、それが原因で審査に落ちることがある。しかし銀行カードローンならそのような人でも申込可能。新規契約で1,000円相当のPontaがもらえる。
結論:特に審査が厳しいとは思えない
PayPayから申し込みできますが、実際はPayPayを経由してPayPay銀行カードローンに申し込みをしてお金を借りる流れになります。PayPay銀行カードローンの審査基準は公表されていませんが、一般的に金利が高いほど審査基準が低くなります。PayPayの最大金利は年18.0%であるため、銀行カードローンの平均的な最大金利は年15.0%であることが多いため他社と比較しても高めであることが分かります。したがって、審査難易度はそれほど高くないと考えられるのです。
では、申し込み条件についても確認してみましょう。PayPayの申込み条件は以下の2つになります。
- 年齢が20歳以上70歳未満であること
- 仕事をしており安定した収入があること
年齢条件と収入条件が示されていますが、特段厳しいものではありません。審査難易度が低いとされる消費者金融の中には、20歳から65歳程度としているところもあるため、高い年齢まで対応しているPayPayの審査難易度のほうが低い、との見方もできるでしょう。安定した収入については若干曖昧さも受けますが、他社も同様なので特に問題はありません。
「仕事」の部分ですが、正社員である必要はありません。公式サイトを確認すると、パート・アルバイトと言った非正規雇用の人の申込みも歓迎していることが分かります。
どうしても心配な人は、診断サービスの利用を検討されてはいかがでしょうか。年収と現在の借入額を入力するだけで審査結果の目安を教えてくれるものになります。あくまで目安なので、本審査と同じ結果が出るとは限りませんが、一定の判断材料を与えてくれるものです。お金もかかりませんし個人情報を入力することもないので、利用したとしてもしつこい勧誘の電話やメールが来るようなこともないのでご安心ください。
またPayPayに関しては、クレジットカード払いにすると審査に通りやすくなる、との話もあります。そもそもカードローンなどお金を借りる系の審査に深く関わってくるのがクレヒス、いわゆるクレジットヒストリーになります。信用情報とも呼ばれるものですが、カードローンやクレジットカードの利用履歴が審査に大きな関わりを持つわけです。今までにしっかり期日までに返済しているとの記録が残っていれば、あなたの信用度はアップしPayPayでの審査で有利になります。クレジットカードを定期的に利用し、毎月確実に返済しているのであれば、PayPayの支払いをクレジットカード払いにすることで、信用度もよりアップし審査に通過しやすくなるでしょう。
PayPayでお金を借りるとは?
PayPayはQRコード決済であり、様々な店舗で利用できるなど利便性の高いサービスです。比較的新しいサービスであり、「これまでの貸金業者と行っていることも異なるのでは?」と思われがちですが、お金を借りる仕組み自体は新しいものではありません。消費者金融大手のアコムやプロミス、または銀行カードローンからお金を借りる仕組みと全く同じです。
PayPayアプリを経由してPayPay銀行カードローンを利用するということ
少しお話しましたが、「PayPayでお金を借りる=PayPay銀行カードローンを利用する」となります。ちなみにPayPay銀行は、少し前までジャパンネット銀行でした。三井住友銀行の持分法適用会社であり、2021年4月5日より商号をジャパンネット銀行からPayPay銀行に変更したのです。買収されたなどではないため、特にサービス等に大きな変更はありません。これまでどおりに利便性の高いネットバンクとして営業を続けています。
PayPayでお金を借りるときは、PayPayのアプリから申し込んで審査に通れば、PayPay 銀行がキャッシュカードを発行してきます。そのカードをATMに差し込むことで借入れ手続きが可能になります。ここで注意したいのが、PayPayでお金を借りたからといってPayPayの残高が増えるわけではないところです。現金での借入れとなるため、基本的に他のカードローンと同じような使い方ができますよ。
PayPayでの借り方を申込し詳しくお伝えすると、借入方法自体は3種類あります。スマホアプリ・ホームページ・ATMになります。スマホアプリとホームページに関しては、口座に即入金してくれるシステムになります。取り扱い時間は24時間365日であり、まずログインが必要になります。アプリの場合は、「借りる」をタップし借入金額を入力してください。ちなみに返済日をプッシュ通知で知らせてくれるため、うっかり忘れなどを防ぐことにも役立ちます。
ATMを利用した借入れですが、現金で即受け取りできるのが最大の特徴になります。PayPay銀行キャッシュカードを対応ATMにキャッシュカードを挿入し、「カードローン」を選択します。そして「お借入」を選択した上で、4桁の暗証番号を入力してください。最後にお借入希望額を入力して現金を受け取るだけです。
カードについてはあくまでPayPay銀行のキャッシュカードであるため、見た目的にもローンカードには見えません。カードを知り合いに見られても、借金をしているとは思われないので安心です。
PayPayでお金を借りるメリット
世の中には消費者金融や銀行カードローンがたくさんあるわけですが、その中でもPayPayを利用するメリットはどこに有るのでしょうか。注目して欲しい項目を2つご紹介します。自身にとって魅力に感じられるかを考えながらチェックしてみてください。
30日間の無利息期間あり
初めて契約を実施すると、初回借入日から30日間の無利息期間が適用されます。仮に無利息期間中に完済できるのであれば、融資された金額のみの返済でOKです。アコムやプロミスなど消費者金融ならよくありますが銀行カードローンで無利息期間を設けているところは珍しく、セールスポイントと言っても間違いではありません。この点から見ても、PayPay銀行の審査は従来の銀行ではなく消費者金融に近いと考えられるのです。
ちなみに無利息期間のスタート日にも注目しましょう。無利息期間を設けている業者の中には、無利息期間のスタート日を契約日の翌日としているケースが多いのです。勝手に無利息期間が始まることになり、すぐに融資を受けなければ無利息期間を利用せずに終わることも考えられるのです。しかしPayPayの場合は、初回借入れの翌日から30日間が無利息となります。すぐに借入れをしなかったとしても、無利息期間は消費されることなく権利を保有し続けられるわけです。
PayPayの無利息の条件は、カードローン、(旧)クレジットライン、(旧)カードローン、(旧)おまとめローンをご契約中で過去に1度も利用したことがないことです。過去におまとめローンを契約し利用したことがある場合は、新たにPayPayに申し込んだとしても無利息期間は適用されないのでご注意ください。
ATM手数料が無料
キャッシュカードを使った借入れおよび返済をする場合には、ATMにを活用することになります。そのATMを利用するときの手数料ですが、PayPayの場合は無料です。PayPay銀行の専用ATMはないため提携ATMを利用することになるのですが、以下のATMはいつでも無料になります。
- セブン銀行ATM
- イオン銀行ATM
- ローソン銀行ATM
一般的に提携ATMを利用したカードローン借入れ・返済は、1回あたり110円から220円の手数料が発生します。月に2回の利用を1年間続けた場合は、2,640円から5,280円もの余計なコストを取られていることになるのです。その点、PayPayであれば提携ATMを利用しても手数料が一切発生しないためコスト的なメリットが大きいと言えます。
ちなみにもう一つメリットに入れても良いと思われるのが、初回自動借入れになります。PayPay銀行(ジャパンネット銀行)に普通預金口座がある人限定のサービスになりますが、契約手続き完了と同時に希望金額を自動で借り入れできるものです。少しでも早く融資を受けたい、と考えている人のすすめのサービスなので、該当する方はぜひご活用ください。
PayPayでお金を借りるデメリット
他のカードローンと比較するとPayPayでお金を借りることについて、マイナス面がないわけではありません。こちらでは金利や口座、即日借り入れに注目して、PayPayにおける問題点をご紹介します。
銀行カードローンだが金利が高い
一般的な銀行カードローンの最大金利は年13%から15%程度になります。たとえば、埼玉りそな銀行 りそなプレミアムカードローンの最大年利は13.5%、みずほ銀行カードローンは14.0%、楽天銀行スーパーローンは14.5%、三井住友銀行 カードローンも14.5%です。それらと比較するとPayPay銀行は年18.0%なので、銀行カードローンとしてはかなり高い水準にあることが分かります。
ちなみに大手消費者金融であるアコム・アイフル・レイクALSA・SMBCモビットの最大金利も年18.0%です。つまりPayPayは銀行カードローンではありますが、金利は消費者金融と同水準なのです。
口座開設が必須
PayPayからお金を借りようとすると、口座の保有が必須になります。カードローンと同時申し込みはできるのですが、手間になり、しかも時間がかかる原因にもなりかねません。
以下、PayPay銀行の公式ページにある「よくある質問」のページに記載されている文章を抜粋します。
「3.カードローンの申し込みにあたって、何か条件はありますか。
(中略)
(3)ジャパンネット銀行に普通預金口座をお持ちの個人の方(お持ちでない方は普通預金口座の開設とカードローンを同時にお申し込みいただけます。)」
引用元:よくある質問|カードローン|ジャパンネット銀行(2021年09月01日取得)
つまり、お金を借りたいけど口座は増やしたくない人にはあまりおすすめできなカードローンなのです。
即日借入不可
PayPay自体は即日融資したいかもしれませんが、銀行カードローンは制度上即日融資が出来ないのです。
銀行カードローンは、申し込み者が反社会勢力に属しているかどうかを警察庁に確認しなければなりません。そのため、申し込んだその日に融資ができず最短でも翌日の対応にされてしまうのです。
「今日中にどうしても現金が必要」「本日中に融資してくれるところを探している」などに該当する方の利用には、残念ながら適していません。
項目 | 銀行 | 消費者金融 |
---|---|---|
金利目安 | 13〜15% | 18% |
審査難易度 | 高い | 低い |
最短即日融資 | 不可 | 可能 |
総量規制 | 対象外 | 対象 |
無利息期間 | ないことが多い | あることが多い |
総合的に考えるとPayPayよりもプロミスの方がおすすめ
画像引用元:プロミス公式サイト│キャッシング新規お申込み(2021年03月02日取得)
- 最大金利は17.8%と消費者金融の中では低い
- 無利息期間は「契約日」ではなく「借入日」の翌日から30日間
- 三井住友銀行ATMの手数料無料
ここまでPayPay銀行カードローンの説明をしてきましたが、メリットおよびデメリットを見る限り消費者金融と大きな違いがないどころか、消費者金融のほうが有利であることが見えてきました。その中でもおすすめしたいのが、プロミスになります。
ここではPayPayと比較しながら、プロミスがなぜ良いのかを明らかにします。
業者 | 金利 | 無利息期間 | 審査時間※ | カードレス契約 | 在籍確認 |
---|---|---|---|---|---|
プロミス |
4.5%~17.8% | 30日間 | 最短15秒 | ○ | 原則電話連絡なし 同意なしでの電話連絡なし |
アイフル |
3.0%~18.0% | 30日間 | 最短18分 | ○ | 原則電話連絡なし 同意なしでの電話連絡なし |
アコム |
3.0%~18.0% | 30日間 | 最短20分 | ○ | 原則電話連絡なし 同意なしでの電話連絡なし |
レイク |
4.5%~18.0% | 60/180日間 | 最短15秒 | ○ | 原則電話連絡なし |
詳細はこちら |
3.0%~18.0% | なし | 最短15分 | ○ | 原則電話連絡なし 同意なしでの電話連絡なし |
※:申込の曜日、時間帯によっては翌日以降の取扱となる場合があります
審査は同じレベル
PayPay銀行とプロミスの審査はどちらも同レベルだと思われます。銀行カードローンの中には審査が厳しいところもありますが、PayPayはそれほど難易度が高いわけではありません。プロミスも大手消費者金融として一般的な審査難易度です。つまりPayPayの審査に通過できるのであればプロミスの審査にも通過でき、プロミスの審査に通過できるのであればPayPayの審査にも通過できると考えられるのです。
プロミスに関しては、審査通過率を明らかにしています。新規貸付率データというものがあり、直近のデータを確認すると2021年1月の審査通過率は33.9%、2月は35.8%、3月は37.5%でした。新型コロナウイルスの感染拡大の影響もあるかもしれませんが、審査通過率は若干低下傾向です。しかし、コロナ以前の審査通過率は40%から43%程度を推移していました。
プロミスの方が金利が低い
審査難易度はほぼ同等と考えられますが、実は金利についてはプロミスのほうが有利です。PayPayはお話してきたように最大金利は年18.0%です。一方のプロミスの最大金利は年17.8%なのです。PayPayよりも0.2%低いため、より有利な借り入れができるのがプロミスということになります。短期間の借入れであればそれほど大きな差にはなりませんが、長期的な借り入れをするとなると、塵も積もれば山となります。返済総額に大きな違いがでてくることも考えられるので、より低い業者の利用を検討すべきです。
ちなみにPayPayもプロミスも無利息サービスを行っていますが、その中身は一緒です。無利息期間は最大30日間であり、無利息期間のスタート日は初回利用日の翌日になります。
項目 | プロミス |
アイフル |
アコム |
レイク |
---|---|---|---|---|
無利息期間 | 30日間 | 30日間 | 30日間 |
|
開始日 | 借入日の翌日から | 契約日の翌日から | 契約日の翌日から | 契約日の翌日から |
その他条件 | 初回契約のみ+メールアドレスの登録+WEB明細の同意 | 初回契約のみ | 初回契約のみ | 初回契約のみ |
最短即日で口座開設も不要
プロミスは消費者金融なので、警察庁のデータベースへの照会義務がありません。したがって、最短即日融資が出来るのです。
プロミスではWEB契約を実施しており、そちらを利用すると郵送手続きが不要になるため最短即日融資の可能性が出てきます。具体的には、本人確認方法を「金融機関口座でかんたん本人確認」または「アプリでかんたん本人確認」を利用すればよいだけです。さらに手続きでカードレス契約にすることも可能です。カードレス契約をすると、カードの発行がなくなるため郵送物が一切ありません。カードがないことにより、家族など周囲の人に消費者金融を利用している事がバレる可能性も極めて低くなるわけです。
カードレスでも利便性が悪くなるわけではありません。プロミスでは専用のアプリが用意されており、そちらを利用するとプロミスカードを使用せずにスマホだけでセブン銀行ATM・ローソン銀行ATMにて借入れおよび返済ができるのです。使い方も簡単であり、アプリでセブン銀行ATM・ローソン銀行ATMに表示されるQRコードを読み込みます。そして、アプリに表示されるワンタイム暗証番号などの入力操作を行うだけです。
プロミスは消費者金融なので、当然口座開設の手続きを求められることもあります。すでに保有している金融機関口座にて、振込融資や口座引落による返済ができるのでご安心ください。
プロミスATMもしくは三井住友銀行ATMなら手数料無料
ATMを利用する際にネックとなるのが利用手数料です。プロミスの場合は専用ATM(プロミスATM)があるため、そちらを利用する場合は手数料が一切かかりません。他にもコンビニATMや金融機関ATMなどの提携ATMがありますが、そちらについては通常1万円以下の取引1回あたり110円、1万円超の取引1回あたり220円が発生します。しかし提携ATMの三井住友銀行提携ATMについては、プロミスATMと同様に手数料が一切発生しません。
ちなみにATMは利用せずに振り込みでの融資を検討している方も居るでしょう。振り込みに関しては、手数料無料になります。手数料無料になるATMが利用できない場合は、振り込みを活用されるのがおすすめですよ。
実質年率 | 最短融資期間 | 総量規制 |
---|---|---|
4.5%~18.0% | 最短3分 | あり |
新規契約での無利息期間 | ||
初回借入日の翌日から30日間 ※メールアドレスの登録と申し込み時に「プロミスのホームページにて書面(Web明細)を確認」の選択が必要 |
PayPayでお金を借りるくらいならまずプロミスの利用を検討してほしい。金利が17.8%なのでPayPayよりも低く、それでいて審査難易度もほぼ変わらない可能性が高い。また最短即日での融資も可能だ。
おすすめカードローンまとめ
会社名 | おすすめポイント | 申込 |
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アコムは原則、勤務先への在籍確認の電話連絡なしを明言している。もし電話が必要になった場合でも必ず利用者の同意を得てから行うため、「急に職場に電話がかかってくる」ことがない。さらに「はじめてのアコム」と呼ばれるように初めてカードローンに申し込む人から選ばれやすいことから、消費者金融の中では審査通過率が最も高く、審査面でもおすすめ。
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会社名 | おすすめポイント | 申込 |
プロミスは大手消費者金融の中でも上限金利が低く、17.8%を採用している。また無利息期間も「契約日」ではなく「借入日」が起点となるので、無駄に日数を消化してしまう可能性が低い。契約だけしておいて、必要な時にお金を借りればその時点から30日間無利息で借りられる。
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会社名 | おすすめポイント | 申込 |
アイフルも原則として、勤務先への電話連絡なし申込時に勤務先への電話連絡を行わない。さらに融資スピードが速く、申し込みから借入までは最短18分。電話連絡がないため、土日でも審査が進む可能性が高い。急いでいる人におすすめ。
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会社名 | おすすめポイント | 申込 |
銀行が提供しているカードローンは消費者金融と異なり、貸金業法の影響を受けない。そのため消費者金融とは審査が若干異なる。例えば複数の消費者金融との契約が原因で審査に落ちた場合でも、銀行カードローンなら通過できる可能性もある。もちろん非auユーザー、じぶん銀行口座を持っていなくても利用可能。また、今なら新規契約で1,000円相当のPontaがもらえる。
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