JCBクレジットカードの支払いを待ってもらう方法を解説
- 「JCBのクレジットカードの支払いって待ってもらうことは可能?」
- 「JCBのクレジットカードの支払いに間に合いそうもない…。滞納したらどんなペナルティがあるの?」
クレジットカードを日常的な支払いに利用している方は多いでしょう。ネットショッピングはもちろんですが、全国各地に加盟店があり、現金を持ち合わせていなくても買い物できるメリットがあります。
そんな便利なクレジットカードであるからこそ、上手く付き合っていかなければなりません。しかし、ついつい使いすぎてしまうこともあるでしょう。返済ができずに滞納しそうになっていませんか。
そこで今回は、JCBのクレジットカードにおける滞納について詳しく解説します。支払いを待ってもらうことは可能なのでしょうか。また、滞納した時のペナルティに関しても明らかにします。
今月の支払いが難しそうな方、すでに滞納している方はぜひ読んでいってください。
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JCBのクレジットカードの支払いは待ってもらえるのか?
残念ながら、支払いは待ってもらえません。支払いが遅れてから、3から4営業日以内にJCBカードの利用停止処分を受けます。したがって、その時点までに支払いがされなければ、問答無用でJCBカードが利用できなくなるのです(一時的)。
JCBカードの引き落とし日は、毎月10日です。三菱UFJ銀行・三井住友銀行・りそな銀行・ゆうちょ銀行の普通預金口座の場合は、支払日の18時までは引き落としに対応しています。みずほ銀行の場合は、少し早く返済日の15時までの対応です。その時間に間に合わなければ、滞納状態となるので、当日中になんとかなる場合は、金融機関ごとの対応時間をチェックしたうえで速やかに入金してください。
利用停止処分の解除の条件
JCBカードの滞納による利用停止処分は、20日以内の支払い、または再引き落としで翌日に解除されます。つまり、引き落とし日が毎月10日なので、当月中の30日までに滞納分を支払えば、その翌日にカードの利用が再開されます。
再引き落としは、各銀行ごとに対応が異なります。三菱UFJ銀行・三井住友銀行・りそな銀行の場合は、再引き落としが月末まで毎営業日おこなわれるので、その期間中に口座に入金しておけば、再引き落とし翌日にはカードが利用できるのです。みずほ銀行の場合は、毎月25日まで再引き落としに対応しており、ゆうちょ銀行の場合は毎月26日まで再引き落としに対応しています。
ただ、注意してほしいのが、以上の滞納後におけるカードの利用再開は、1回目の滞納が条件です。2回目以降の滞納だと、一部利用制限がかかることもあるので、定期的に返済に遅れている方は滞納が異なってくるので、その点は理解したうえで利用しましょう。
JCBのクレジットカードで滞納した場合の流れ|ペナルティもご紹介
JCBのクレジットカードで滞納した場合の、カード会社による対応の流れを紹介します。ペナルティも含めて解説していくので、現在進行系で滞納している方は要チェックです。
滞納から3日から4日|カードの利用停止
毎月10日の引き落とし日から3日から4日で、カードの利用停止処分を受けます。
ショッピング枠もキャッシング枠も、両方とも利用できなくなります。この時点で返済できれば、支払いの翌日以降に利用停止処分が解除されます。短期間の滞納なので、個人信用情報などもそれほど大きなダメージを受けることはありません。
支払い日から20日以降|督促あり
前述したように、カードの引き落しから20日以内に滞納分を返済すれば、利用停止処分は解除されます。問題は、20日を過ぎても返済できなかったケースでしょう。
支払い日から20日をすぎると、カード会社より電話およびハガキでの督促の連絡がおこなわれるようになります。つまり支払い日から20日以内に対処すれば、督促を避けられるのです。ただ、支払いができない場合は、JCB側に連絡を入れましょう。引き落とし日の対応が難しい旨を告げ、20日以内の返済を約束すれば、一時的に督促はおこなわれません。
引き落とし日を20日過ぎても返済できなかった場合は、まず電話による督促がおこなわれます。基本的には携帯電話で実施され、携帯への督促を無視していると、自宅や職場にもかかってくる可能性があるので要注意です。
支払い日から2か月以上|強制解約の可能性あり
支払日から2か月以上経っているのに滞納状態が解消できない場合は、順次強制解約処分を受けます。強制解約とは、カード会社側が利用規約などに基づいて会員を解約することを指します。強制解約されるとカードが一切使えなくなり、返済を求められます。
強制解約されると、キャッシングの利用停止はもちろん、公共料金や保険料の引き落としにも対応できなくなり、ETCカードの利用も同時に停止されます。公共料金や保険料の引き落とし先の変更もしなければならないなど、各種手続きが必要になり、それらの対応が遅れると、より大きな範囲で滞納状態が発生することになるのです。
また強制解約を受けると社内ブラック状態となるため、すべてのJCBカードの作成が難しくなります。
支払い日から61日以上|ブラックリスト入り
強制解約とほぼ同時期におこなわれるのが、ブラックリスト入りです。つまり個人信用情報に強制解約された事実が掲載されることになり、金融事故を起こしたことになるのです。
ブラックリスト入りすると、大きな影響を受けます。クレジットカードや各種ローンも組みにくくなるのです。たとえば消費者金融が利用できなくなったり、住宅ローンや自動車ローンを組むのも困難になったりします。
支払い日から3か月以上|一括返済を求められる
滞納状態が3か月以上続くと、滞納額全額を一括返済で請求されます。
滞納が3か月以上も続くということで、返済の意思がないと判断されてしまうのです。利用額が数十万円など高額であったとしても、分割返済ではなく一括返済を求められるので、厳しい状況に追い込まれるでしょう。
それでも返済しないと訴訟を起こされる可能性あり
一括返済を求められたあとも返済できないでいると、訴訟を起こされるリスクもあります。クレジットカードの利用額が少額ない場合は、訴訟までいかない可能性もありますが、利用額が高額であったり、長期の滞納で遅延損害金がかさんでいたりした場合は裁判で対応されることも考えられます。
訴訟を起こされると、裁判所から「訴訟予告通知」と呼ばれる債権者から訴訟を予告する書類が届きます。一括返済を求める内容で、できなければ法的手続きに移行されることになり、すぐに裁判になるケースも珍しくありません。
裁判が起こると、裁判所より訴状が届き、口頭弁論期日への呼出しが実施されます。裁判を起こされたら、第一回期日前に答弁書を提出し、期日に裁判所に向かいます。書類を提出しなかったり、裁判所に出向かなかったりすると、債権者の言い分をすべて認めたことになり、請求額の全額と訴訟費用を併せた額を一括請求されます。
裁判は書類を提出し、期日に裁判所に向かったとしても、基本的に契約を保護にしているわけなので敗訴します。したがって返済することになりますが、手持ちがない場合がほとんどでしょう。そういったケースだと、給料や財産の差し押さえが実施されます。給与に関しては、手取り額の4分の1の額までが差し押さえ対象です。しかし例外として、手取り額が44万円を超える人の場合は、33万円を超える部分全額が差押え可能とされています。
JCBカードの支払いに遅れた際の対処法とは?
JCBカードの支払いに遅れた場合は、ここで紹介する方法を採用してみてください。とくに必ず実施してほしいのが、JCBカードへの連絡です。連絡をするしないでも印象が大きく異なり、カード会社側の対応に違いが出てくる可能性もあります。
JCBカードに相談する
返済に遅れることが確実になった時点で、JCBに連絡を入れ支払い方法や金額について相談してみてください。前述したように、JCBでは10日の支払日から20日間までは返済を受け入れています。
20日以内の返済が難しい場合でも、他に対処法はあります。JCB側も、それらの対処方法を把握しているので、支払い方法の変更などの相談にのってくれる可能性もあるのです。
カード利用金額の返済方法を変更する
JCBのクレジットカードの支払いができず滞納状態が発生すると、個人信用情報に傷が付きます。今後のクレジットカードやカードローンなどの利用に大きな障害となる可能性があるので、そうなる前に対処しましょう。その対処方法の一つが返済方法の変更です。
とくに、JCBカードの返済方法を一括にしている方は、後でもリボ・分割・スキップの手続きをするだけで、支払い金額を抑えられます。つまり一時的に支払いを送らせたり、分割払いにしたりして返済額を抑えることで、対応可能な状態にするわけです。
ただ、手続きする時期によっては次回の返済に間に合わない可能性もあるため、なるべく早めの手続きを心がけてください。返済方法の変更の申請受付は、毎月変更されています。また、支払口座によって変更締切りに違いがあることもあるので注意してください。ちなみに、2022年12月支払い分におけるショッピング1回払いで買い物したあとでもリボ払い・分割払い・スキップ払い変更は、12月5日午後7時55分までの対応となります(一部の金融機関を支払口座に設定している場合は、12月1日午後7時55分まで)。
債務整理を検討する
苦渋の選択と言えるかも知れませんが、将来的に見ても返済が難しいのであれば、債務整理で対応する方法も検討しましょう。
債務整理とは、自己破産や任意整理、そして個人再生や特定調停を指しています。借金を減額したりゼロにしたりする効果のあるもので、クレジットカードの利用額も整理の対象にできます。
一般的には、任意整理での債務整理が検討されるでしょう。任意整理は、一般的には金融機関と弁護士や司法書士などの専門家が交渉するもので、利息や遅延損害金をカットするものです。そのうえで、残った額を3年から5年などの長期間で分割返済していきます。
債務整理には問題もあり、ブラックリスト入りします。金融事故を起こしたことになるため、5年から10年間はクレジットカードやローンの利用が難しくなるのです。今後の人生計画に狂いが生じる可能性もあるので、任意整理の利用は十分に考えたうえで判断を下しましょう。
ちなみに任意整理よりも大きな支払いの減額ができるのが、個人再生と特定調停です。滞納額を5分の1程度まで引き下げられる可能性があります。完全に返済能力がない状態であれば、借金をゼロにする自己破産も検討しましょう。ただ自己破産をすると、財産なども失う可能性があるため、大きなリスクを背負うことになります。
カードローンを支払いに充てる(一時的対処)
JCBカードの返済を一時的に融資で乗り切る方法もあります。最短即日融資にも対応しているカードローンを利用すれば、返済日当日でも対応できる可能性があるので、検討してみる価値は十分です。
「カードローンは利息がかかるから利用したくない」という方は多いでしょう。たしかに、カードローンの金利をチェックしてみると、最大金利が年18.0%など、かなり高率に設定されていることが少なくありません。金利が高いと、長期間の返済になればなるほど返済総額が高くなり、結果としてクレジットカードの利用額よりもかなり高い支払いになる恐れも出てきます。
そこで注目してほしいのが、無利息サービスのあるカードローンの利用です。カードローンのなかには、30日間無利息など一時的に利息がかからない期間を設定しているところが少なくありません。その無利息期間中に給料日があり、完済できるのであれば利息ゼロで融資を受けることも可能です。
かりに無利息期間を超えての返済となっても、無利息期間中は利息が発生しないため、負担感はだいぶ少なくなるでしょう。
以下に、無利息期間のあるカードローンをいくつか紹介します。
カードローンごとにさまざまなルールが設けられているので、利用前には必ずそちらを確認したうえで申込みをおこなってください。
【補足】JCBカードの遅延損害金とは?
JCBカードに限らず、クレジットカードの支払いが遅れると遅延損害金が発生します。返済日から1日でも遅れると、かりにショッピング枠の利用で一括払いの設定であったとしても遅延損害金が返済金に上乗せされるので注意してください。
JCBカードの遅延損害金の設定を以下に紹介します。
- ショッピング枠:年14.6%
- キャッシング枠:年20.0%
遅延損害金の計算式は、「請求残高×利率(年14.6%or年20.0%)÷365日×延滞した日数」です。計算してみると、以外にも少額であることがわかりますが、数ヶ月など滞納が長期間に渡ると高額になる恐れもあるので注意してください。
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