フリーローンは総量規制対象外がほとんど!ただし注意点もあるので解説
結論から言うと、フリーローンのほとんどが総量規制の対象外です。
まず総量規制は消費者金融を対象とした法律です。銀行からお金を借りる場合は適用されません。そしてフリーローンを提供しているのはほとんどが銀行です。そのため、フリーローンのほとんどが総量規制の対象外だと言えます。
しかし、だからと言ってフリーローンと契約するのはちょっと考え直した方が良いかもしれません。フリーローンのデメリットや総量規制の例外についても解説していくので参考にしてください。
目次
おすすめカードローン3選
原則として在籍確認なし
アコム原則、在籍確認の電話なし!もし実施の必要があったとしても同意を得てから行う。さらにカードレス契約にも対応しているため郵送物なし。会社や家族へのバレにくさ重視ならアコム。
他社借り入れがある人向け
auじぶん銀行カードローン複数の消費者金融と契約していると、それが原因で審査に落ちることがある。しかし銀行カードローンならそのような人でも申込可能。新規契約で1,000円相当のPontaがもらえる。
注意:フリーローンは審査が厳しく使い道も制限あり
総量規制対象外を希望しているということは、既にいくつか借入があるのだと思います。そういう人にはフリーローンはおすすめしません。その理由は審査が厳しいからです。
一般的にローンの審査は金利が高いほど難易度は低くなります。例えば三井住友銀行の金利を見てみると以下の通りです。
- フリーローン:5.975%
- カードローン:1.5~14.5%
カードローンも最小1.5%と低いのですが、初めて契約する場合に下限金利が適用されることはまずなく、ほとんど上限金利の14.5%が適用されます。つまりカードローンの方が審査が高いため、審査難易度は低いと考えられます。
またフリーローンは確かに使い道自由なんですが、契約時に使い道を申告しなければいけません。この時「他社の借金を返済するため」みたいな目的であれば、ほぼ審査に落ちます。さらに例えば車を買うためにフリーローンを契約した場合、領収書などを提出してちゃんと申告通りに使ったことを証明する必要があります。「フリー」と言いつつ結構制約があるため、総量規制を機にする人にはあまり馴染まないと思います。
カードローンならば金利は上がるがその分審査難易度も下がる
フリーローンよりもカードローンから検討することをおすすめします。カードローンでも銀行が提供しているものなら総量規制の対象外です。また、先の通り金利が高い分審査難易度も比較的低くなります。
さらにカードローンならば使い道を申告する必要がありません。借金の返済のために借りることも認められています。
総量規制は例外あり!消費者金融のおまとめローンなら多重債務返済に最適
さらにもう1つの選択肢となるのが、消費者金融のおまとめローンです。消費者金融のカードローンは総量規制の対象ですが、おまとめローンは利用者が有利になるものなので、例外的に認められています。
おまとめローンを契約すると、複数社の借入を全て返済して今後は1社にだけ返済することができる!さらに金利も下がるため、管理しやすく負担も軽くなるのが魅力です。
補足の達人
おすすめのカードローン
最後におすすめのカードローンを3つ紹介していきます。
イオン銀行カードローン:低金利
画像引用元:カードローン |イオン銀行なら低金利、WEB完結、手数料無料!(2021年08月23日取得)
イオン銀行カードローンは銀行カードローンの中でも低金利で利用できるため、特におすすめです。しかも銀行カードローンの中では珍しくWEB完結に対応しているため、スマホ1つあれば部屋にいながら契約手続きできます。
オリックス銀行カードローン:銀行口座の開設不要!
画像引用元:オリックス銀行カードローン(2022年03月11日取得)
- 銀行提供のカードローンで審査など消費者金融と異なる
- 上限金利17.8%
- コンビニ含め提携ATMの手数料全て無料
銀行カードローンを契約する際、銀行口座の開設が先に必要になることがよくあります。しかしオリックス銀行カードローンはオリックス銀行の口座を持っていなくてもカードローンの契約が可能です。
WEB完結にも対応しているため、イオン銀行カードローンと同じくスムーズに手続きできます。
注意したいのが金利で、上限金利17.8%と消費者金融並みに高いのがデメリットです。とはいえ先の通り、金利が高いゆえに審査難易度は他の銀行カードローンよりも低い可能性があるので、審査が不安ならば検討してみると良いでしょう。
実質年率 | 最短融資期間 | 総量規制 |
---|---|---|
1.7%~17.8% | - | - |
オリックス銀行カードローンは口座開設なしで契約できる貴重な銀行カードローン。金利が17.8%と高い分、審査に不安がある人にはおすすめだ。ATM手数料無料で手続きできるのも嬉しい魅力だ。
オリックス銀行カードローンとの初契約のうえ、契約日から15日以内に借り入れた金額に対して、30日間に発生した利息を全額キャッバック!
キャンペーン期日:2022/09/30
アコム:借換え専用ローンなら総量規制対象外
- 大手消費者金融の中でも成約率が高いのが魅力
- 実は三菱UFJフィナンシャル・グループの一員
- 3秒診断で審査結果の目安がわかる
\審査通過率が高い!/
アコムは消費者金融なので総量規制の対象です。しかしおまとめローンに該当するならば総量規制の対象外です。他社借入分の返済を目的としてフリーローンの契約を検討していたのなら、アコムの借換え専用ローンの方が最適でしょう。
また大手消費者金融は成約率を公表しています。成約率とは申込件数と契約に至った件数の割合のことで、アコムはこの値がトップクラスです。
会社名 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 |
---|---|---|---|---|
アコム |
42.0% | 41.7% | 37.8% | 37.6% |
プロミス |
36.0% | 36.2% | 34.7% | 35.5% |
アイフル |
36.7% | 37.0% | 33.3% | 34.1% |
レイク |
非公表 | 非公表 | 非公表 | 非公表 |
※データ引用元:
マンスリーレポート|IR情報|アコム株式会社(三菱UFJフィナンシャル・グループ)
月次データ|SMBCコンシューマーファイナンス株式会社
月次データ | 財務情報 | アイフル株式会社
決算関連資料 | 財務情報 | ディスクロージャー | 株式会社SBI新生銀行
実質年率 | 最短融資期間 | 総量規制 |
---|---|---|
3.00%~18.00% | 最短20分 | あり |
アコムは大手消費者金融の中でも成約率が高いのが最大のメリット。多重債務で悩んでいるのなら、総量規制対象外で借りられて上限金利も15%の「借換え専用ローン」を検討しよう。
\新規契約の翌日から30日間金利0円!/
おすすめカードローンまとめ
会社名 | おすすめポイント | 申込 |
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アコムは原則、勤務先への在籍確認の電話連絡なしを明言している。もし電話が必要になった場合でも必ず利用者の同意を得てから行うため、「急に職場に電話がかかってくる」ことがない。さらに「はじめてのアコム」と呼ばれるように初めてカードローンに申し込む人から選ばれやすいことから、消費者金融の中では審査通過率が最も高く、審査面でもおすすめ。
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会社名 | おすすめポイント | 申込 |
プロミスは大手消費者金融の中でも上限金利が低く、17.8%を採用している。また無利息期間も「契約日」ではなく「借入日」が起点となるので、無駄に日数を消化してしまう可能性が低い。契約だけしておいて、必要な時にお金を借りればその時点から30日間無利息で借りられる。
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会社名 | おすすめポイント | 申込 |
アイフルも原則として、勤務先への電話連絡なし申込時に勤務先への電話連絡を行わない。さらに融資スピードが速く、申し込みから借入までは最短18分。電話連絡がないため、土日でも審査が進む可能性が高い。急いでいる人におすすめ。
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会社名 | おすすめポイント | 申込 |
銀行が提供しているカードローンは消費者金融と異なり、貸金業法の影響を受けない。そのため消費者金融とは審査が若干異なる。例えば複数の消費者金融との契約が原因で審査に落ちた場合でも、銀行カードローンなら通過できる可能性もある。もちろん非auユーザー、じぶん銀行口座を持っていなくても利用可能。また、今なら新規契約で1,000円相当のPontaがもらえる。
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金利が低い=それだけ業者の儲けが小さいので、借りた人が自己破産でもしてしまえばダメージは大きくなってしまいます。なので金利が低い代わりにしっかり審査して、きっちり全額回収できる見込みのある人にだけ貸すのです。
補足の達人