みおふぉん(IIJmio)とは?料金プランやメリットデメリット、評判までを解説
更新年月日 : 2021/04/02
みおふぉんと呼ばれる格安SIMがあります。特徴的な名前を採用していますので、耳にしたことがある人もいるかもしれません。一度聞いただけで覚えられるような格安SIMです。
ただ、名前だけ知っていても特に意味はありません。重要なことはどのようなメリットやデメリットがある格安SIMであるのかということです。今回はみおふぉんで気になるこれらのことについての説明をします。
みおふぉんの料金プラン
みおふぉんの料金プランは以下が用意されています。
- 音声通話みおふぉん
- データプラン
- コミコミセット
基本的には音声通話を利用するのであれば音声通話みおふぉんを契約します。データ通信だけであればデータプランです。ただ、音声通話プランに関しては複雑な仕組みとなっています。自分ではなかなか判断できないような状況にもなっています。
そこでみおふぉんからコミコミセットと呼ばれるものが提供されています。こちらもいくつかの通信容量に分類されていて、端末などもみおふぉんが指定するものから選べるようになっています。基本的な利用料金は通信容量によって左右され、あとは選択する端末で支払総額が変動する仕組みです。
みおふぉんの2つのメリット
メリット1:家族でも利用しやすいサービス
家族でも利用しやすいようにひとつの契約で複数のSIMが発行できるなどのサービスがあります。また、家族の契約をMNPで移動させてきた場合も簡単に請求を集約できるようにするサービスも用意されています。
家族で通信キャリアを移動する場合、様々な手続きが発生でしまいます。これがボトルネックになってなかなか作業を進められない人もいます。しかし、みおふぉんは最初から家族にも利用しやすいようになっています。最低限度ハードルでキャリアの変更が出来るのです。
メリット2:販売されている端末の種類が多い
みおふぉんは取り扱いしている端末の種類が多いことがメリットです。様々な種類の端末が取り扱いされていますので、自分の好きな端末が見つかりやすいというメリットがあります。
格安SIMの中には型落ち品だけを取り扱っていることもあります。そのような業者を利用してしまうと、自分の利用したいスマートフォンに出会えないなどの問題が起こってしまいます。しかし、みおふぉんは充実したラインナップが魅力的です。多くの選択肢から選べる点はメリットです。
みおふぉんの2つのデメリット(注意点)
デメリット1:支払い方法がクレジットカードに限られる
支払い方法がクレジットカードに限られてしまうことがデメリットです。銀行引き落としなどで支払いができる格安SIMもあるなかで、みおふぉんはクレジットカードのみの取り扱いです。格安SIMはクレジットカードで支払うことが多くはなっていますが、クレジットカードのみとなるとデメリットになってしまいます。
言い換えるとクレジットカードを持っていない人は、みおふぉんの契約ができないということになってしまいます。契約する人を限ってしまう格安SIMなのです。
デメリット2:低速モードにも制限がある
高速モードと低速モードが存在しています。これは格安SIMで採用されている基本的なサービスの仕組みです。基本的には低速モードであれば無制限に利用できます。
しかしみおふぉんは低速モードでも制限が設定されています。これは格安SIMのサービスの中でも珍しいものに分類されてしまいます。無制限に利用できるものが低速回線のはずではあるのですが、残念ながらこちらでは利用状況によって制限を受ける可能性があるのです。低速回線であれば無制限に利用できると考えられているいることが大半ですので、低速回線も含めて多くの通信を利用したいと考えている場合には注意しておかなければなりません。
みおふぉんの基礎知識
初期費用
みおふぉんの契約時には初期費用として3,000円(税別)が必要です。
解約手数料(縛り・最低利用期間)
最低利用期間の定められている格安SIMです。みおふぉんを利用する場合、最低でも申し込みをした翌月まで利用しなければなりません。これまでの間に解約することは不可能です。こちらが最低契約期間となっていますので、ただ期間を経過すると解約ができるようになります。
また、音声通話を利用する場合は、12ヶ月以内に解約をすると解約手数料が発生してしまいます。契約期間に縛りがあるわけではありませんが、短時間での解約は注意が必要です。
通話し放題オプションの有無
通話し放題のプランも用意されています。格安で通信ができる業者ではあるのですが、通話も安心して契約できる業者です。
他の業者と異なっているのは、通話し放題のプランが2種類存在することです。多くの業者ではひとつの選択肢しか用意されていませんが、みおふぉんであればふたつの選択肢が用意されています。この選択肢が用意されていることで、電話を多く利用する人もあまり利用しない人もどちらでも音声プランを契約しやすくなっています。
実店舗の有無
実際に店頭で購入できる格安SIMです。ネットだけの手続きは不安だという人もいるかもしれませんが、こちらであれば対人で契約もできます。
ただ、みおふぉん専用のお店が存在しているわけではありません。ヨドバシカメラなどだけど家電量販店で取り扱いされています。実際に店舗を探すにはどこに含まれているのかをよく確認しなければなりません。専用の店舗があると勘違いしてしまうと、見つけられないなどのトラブルになる可能性があります。
iPhone取り扱いの有無
iPhoneも取り扱いしている格安SIMです。日本で広く使用されている機種ですので、iPhoneの取り扱いは重要視している人も多いことでしょう。契約の際にiPhoneの購入が可能です。
iPhoneの購入に対応していますので、すでに保有している場合も安心して利用できます。iphoneを利用していた考えている人も心配の必要はありません。
みおふぉんの評判は?
「通話*2、データ*2の4台で通信料金月額5~6,000円」
【データ量】
夫婦分スマホ二台。たまにつかうスマホ一台。iPad一台。以上合計4台の利用ですが、大抵前月分の繰越の12GBがなくなりそう…なくらいで当月分はまるまる未使用な感じです。妻はいつもTwitter見てますね。たまに子供にYouTubeで動画を見せてます。
【インターネットの速度・つながりやすさ】
昼飯時はかなり遅いです。接続自体は常時問題ありません。
引用元:IIJmio(みおふぉん)の格安SIMカードの評判・利用レポート – 価格.com(2020年5月4日取得)
「自宅での利用がメイン」
【データ量】
データ通信はほぼWiFiなので買い物に行った時にSIM回線を使う。3GBのプランですが毎月余って来月に繰り越されている。【インターネットの速度・つながりやすさ】
LINEやTwitter程度なら困ることはないが昼と夕方に動画を見るのは厳しいとは思う。
引用元:IIJmio(みおふぉん)の格安SIMカードの評判・利用レポート – 価格.com(2020年5月4日取得)
自前の回線ではあるものの、日中などは混雑によって通信速度が遅くなることがあるようです。これは格安SIM共通の課題でもありますので、みおふぉんを利用するからだとは考えなくとも良いでしょう。全体的に通信容量に対して低価格で利用できることが魅力的です。