
LINEポケットマネーで審査落ちする理由と対策方法まとめ
公開年月日 : 2021/06/23
LINEポケットマネーはLINEアプリ内でキャッシングができ、LINE Payに入金される画期的なサービスです。とはいえ従来の消費者金融と仕組みは同じで、当然申し込み時には審査も行われます。
ではLINEポケットマネーの審査ではどんな人が落ちるでしょうか?審査の仕組みや審査落ちしないための対策方法などを紹介していきます。
目次
おすすカードローン3選
審査通過率が高い

三菱UFJフィナンシャル・グループの消費者金融。大手消費者金融の中では審査通過率が高い。※アコムマンスリーレポートより
※最初のカードローンに選ばれることが多いので通過率が高い。

他社借り入れがある人向け

複数の消費者金融と契約していると、それが原因で審査に落ちることがある。しかし銀行カードローンならそのような人でも申込可能。提携ATM利用手数料が無料なのも嬉しい。

LINEポケットマネー審査落ちする主な理由
こちらではLINEポケットマネーの審査落ちにおいて、主な原因とされる返済能力および個人信用情報について詳しくお伝えします。審査に通過できなかった方は、どちらかに該当する可能性が高いです。
返済能力がないとみなされた
LINEポケットマネーの審査は、カードローンやクレジットカードと同様に申込時に入力した項目によって行われます。特に重要視されるのが返済能力であり、年収の高低や職業および雇用形態の安定性、さらには勤続年数の長短、借金の有無などがチェックされます。もし各項目で評価が低くなるような回答が多い場合は、審査に落ちる可能性が高くなります。
年収については、申込み条件等に詳しい記載はありません。継続かつ安定した収入があれば審査に通過できる可能性があるため、アルバイト・パートといった非正規雇用の人でも利用できる可能性は十分です。ちなみに「継続かつ安定した収入」の定義ですが、まず月に1度以上の現金収入があること、さらにその状態が過去数ヶ月は継続している状態とされています。したがって、仕事を始めたばかりであると安定継続収入とは認めれない可能性も出てくるので注意しましょう。当然、収入がない専業主婦(主夫)および無職の人は申し込めません。
勤続年数についても、○年以上や○ヶ月以上などと指定していません。ただ、長ければ長いほど収入が安定している、と判断されるため審査で有利になることは間違いありません。一般的に言われているのが、半年以上や1年以上の勤続年数で審査が有利になる、というものです。転職したばかりや就職したばかりであると評価が低くなることもあるので、該当する場合は少し時間が経つのを待ってから申し込みされるのがおすすめです。
借金の有無は返済能力の直結するものであり、既に他社で借りている場合は審査難易度が高くなるので気をつけましょう。他社に借金がある状態でLINEポケットマネー側が審査を通過させてしまうと、あなたは多重債務状態になるわけです。業者側としては貸し倒れリスクが高まることになるため、審査はより慎重に行われることに。もちろん借入額が少額であったり、返済が滞りなく行われていたりすれば問題視されないこともあります。ただすでに3社や4社から借り入れている場合は、審査の通過は極めて厳しくなるのでご注意ください。またすでに他社借入れ合計額が年収の3分の1以上であると、貸金業法の総量規制に抵触するため新たな借入れはできません。自動的に審査落ちとなるので、収入と借入額のバランスも確認しておくことをおすすめします。
個人信用情報に問題がある
高年収であり正規雇用であり勤続年数も10年以上と長く、他社に一切借入れがなかったとしても個人信用情報に傷があるとLINEポケットマネーの審査に落ちるとされています。
個人信用情報とは、これまでのあなたのクレジットカードやカードローンなどの利用履歴などが掲載されているものです。したがって仮に滞納した経験があったり、返済できずに債務整理したりした場合は、その記録が残っていることに…。
特に注意したいのが、61日以上や3ヶ月以上の長期の滞納および自己破産などの債務整理になります。それらを行うと「金融事故」をおこしたことになるため、いわゆるブラックリスト状態になります。信用が著しくない状態であり、業者側としては警戒せざるを得ません。
ただブラックリストには時効があり、5年程度で解除されます。解除されればLINEポケットマネーの審査にも通過できる可能性が出てくるため、過去に長期滞納または債務整理経験がある方は時期を確認しておきましょう。
ブラックリストではないものの、クレジットカードやカードローンに立て続けに申し込むと審査が厳しくなる可能性もあります。申し込み情報も個人信用情報に6ヶ月間記録されるため、短期間に多くの申込みを行うと、「お金に困っている」との印象を与えてしまうのです。直近で複数の審査を受けている場合は、少し間を空けて申し込みされることをおすすめします。
LINEポケットマネーの審査落ち対策方法
では実際にLINEポケットマネーの審査に落ちた場合は、どのように対処すればよいのでしょうか?こちらでは特に効果が高いとされる3つの方法をご紹介します。できそうなものから、ぜひ試してみてください。
LINEスコアを上げる
LINEポケットマネーは、LINEスコアという基準を設けて審査に使っています。LINEスコアとは年収や職業情報、そして家族構成などその他さまざまな項目によって100から1000までのスコアを算出するものです。つまりユーザーの信頼度をスコア化して可視化するサービスです。
LINEポケットマネーの審査をスムーズに通過するためには、LINEスコアを上げる必要あります。注目なのが年収や勤務先以外にもLINE家計簿への入力や、他のLINEのサービスも関わっているところでしょう。
まずLINEスコアに登録すると、あなたのライフスタイルに関する質問が行われます。ここでは年収・職業情報・家族構成などが質問されるわけですが、虚偽の内容で回答するのはやめてください。仮に審査にあまり良くない情報であったとしても、正直に答えましょう。
次にLINEスコアで本人確認を実施します。LINEスコアのポイント獲得にも関わるところなので、ぜひ行ってくださいね。本人確認はLINE Payで口座登録を行う方法、またはスマホで簡単本人確認、他にも郵送による本人確認の3つが用意されているのでお好きなものを選択してください。
LINEが提供するサービスを利用するのも、LINEスコアをあげる一つの方法です。特におすすめしたいのが家計簿サービスであるLINE家計簿です。1週間以上継続して入力するとLINEスコアがアップするとのことなので、ぜひお試しください。
LINEスコアを高めるメリットは、何も審査を通過させやすくするだけではありません。注目してほしいのが、金利や借入限度額の優遇システムです。スコアが一定以上であると金利が低くなったり借入限度額を高く設定できたりするので、より有利にLINEポケットマネーを活用できるようになるのです。LINEポケットマネーの借入限度額は5万円から300万円であり、金利は年3.0%から18.0%です。仮にLINEポケットマネーのスコアが355点以上であると、借入限度額は30万円で適用金利は15.0%とされています。LINEスコアが673点以上だと借入限度額は50万円で適用金利は5.0%とされているのです。ただLINEスコアで600点以上の取得はかなり難しいとされ、LINE家計簿だけではなくLINE投資などの定期的な利用も必要になるでしょう。時間と資金も一定以上必要なので、無理をしてまで高得点を狙う必要はありません。とりあえず300点以上を一つの目標とされてみてはいかがでしょうか。
他社借入がある場合は返済する
当たり前のことですが、同じ年収300万円であったとしても借金がない人と、50万円の借金がある人では返済能力に大きな差がつきます。もちろん借金がない人のほうが有利であり、借金があるとそれだけ審査は不利になります。
すでに借金があるケースでLINEポケットマネーの審査申し込みを検討されている方は、繰り上げ返済をご検討ください。繰り上げ返済をして借金残額を減らせば、それだけ審査に有利になります。借金残額が数万円程度であれば次回の給与で完済し、その後すぐにLINEポケットマネーに申し込むのも一つの方法です。借金なしの状態であれば、警戒されにくくなリ審査は有利なものに。
「黙っていれば借金額までは分からないのでは」と思い、他社借入関連について虚偽の報告をする方も少なくありません。ただ借金額やリボ残債は個人信用情報に記録されているので、嘘をついても発覚します。借金がある方は、正直に報告してくださいね。
借入希望額は年収の1/3に収める
LINEポケットマネーは消費者金融と同じ貸金業者であるため貸金業法が適用されます。つまり貸金業法内にある総量規制の対象であり、LINEポケットマネーは年収の3分の1を超える融資ができません。
仮にあなたの年収が300万円とし希望借入れ額を150万円とすると、法律上融資はできないことに。したがって、この場合は希望借入額を年収の3分の1である100万円以下にしなければならないのです。
LINEポケットマネーで審査落ちしたらどうする?
LINEポケットマネーで審査落ちの経験がある人は、まずは原因を探ることから始めてみてください。原因によってはちょっとした対処で借りられるかもしれませんし、他の方法も見つかるものです。
審査落ちの原因を考えよう
先程お話したとおりに、LINEポケットマネーで審査落ちする原因は返済能力の不足および個人信用情報の問題のいずれかです。問題は、返済能力と個人信用情報のどちらに問題があるかがわからないケースでしょう。そんな時は、個人信用情報機関に自身の情報の開示請求をするのがおすすめです。
たとえば個人信用情報機関のCIC(CREDIT INFORMATION CENTER)では、インターネット・郵送・窓口(窓口による開示は新型コロナウイルスの感染拡大により休止中)の3つの開示方法に対応しています。開示方法によってかかるコストは異なりますが、1回あたりで1,000円です。
CICのインターネット開示の流れについて簡単に解説します。まずインターネットが使えるパソコンまたはスマートフォンをご用意ください。そしてクレジット契約で利用した電話番号から指定の電話番号に電話をかけ、受付番号を取得します。受付番号は1時間有効なので、その時間内に手続きを済ませましょう。受付番号を取得できから、開示専用ページへ移動し開示請求を行います。お客様情報を入力し、入力内容を確認します。パスワードが表示されるので、そちらをメモするなどして保存し開示請求書を開く時にそのパスワードを使ってください。以上で、あなた自身の個人信用情報が確認できます。それほど時間がかかるものではないので、試しに一度行ってみるのも良いでしょう。
また消費者金融の事前診断コンテンツを利用するのもおすすめです。こちらについては無料で利用でき、しかも個人情報の入力も必要ありません。たとえば大手消費者金融のSMBCモビットの「お借入れ診断」では、生年月日・税込年収・現在他社借入金額の3つを入力するだけで借入れできそうかを判断してくれます。事前診断コンテンツは主に返済能力を判定してくれるもので、収入と借金のバランスが悪い場合は借り入れが難しいと指摘してくれるのです。ちなみにSMBCモビットの場合、収入と借金のバランスに問題がないと判断された場合は「ご融資可能と思われます。」との結果が示されます。一方でバランスが悪いと判断された場合は、「申し訳ございませんが、ご入力いただいた情報では判断できませんでした。」との結果がでます。
個人信用情報に問題がなければ他社に申し込んでみよう
個人信用情報に問題がある場合は、LINEポケットマネーであろうと消費者金融であろうと審査に落ちます。ブラックリスト状態が解除されるまで待つのが無難でしょう。特に過去に長期の滞納や自己破産などの債務整理を行ったことがある人は個人信用情報機関をチェックし、ブラック情報が削除されているかを確認してから申し込みすることをおすすめします。
一方で審査落ちの原因が返済能力不足の場合は、借金を減らしたり収入を増やしたりすることで対処できます。収入が少し増えただけでも良い結果が出ることも考えられるので、ちょっとした副業をしてみたり、バイトのシフトを増やしたりするだけでも結果が変わる可能性は十分です。それらの対策をした上で、申し込めば審査に通るかもしれません。
またLINEポケットマネーは、お話したようにLINEスコアといった他の業者とは異なる審査基準を導入しています。したがって他の消費者金融であれば別の基準で審査しているため、返済能力に大きな手を加えなくてもスムーズに融資してもらえる可能性もあるのです。
LINEポケットマネーに固執する理由は何かあるでしょうか?確かに、契約から100日間の実質利息0円サービスはお得です。完全無利息というわけではなく、契約から100日目までに支払った利息を全額キャッシュバックしてくれる企画です。魅力的ではありますが大手消費者金融も金利系のサービスは充実しており、30日間の無利息サービスを実施しているところも少なくありません。しかもキャッシュバックではなく、実際に利息を支払う必要がないのです。つまり30日以内の返済は元金のみであり、無利息期間中は金利自体が発生しません。
LINEポケットマネーの審査に落ちた人におすすめする消費者金融
LINEポケットマネーの審査に落ちた人に、是非利用してほしいの消費者金融業者を2つご紹介します。それぞれ30日間の無利息サービスを実施しており、最大金利がLINEポケットマネーより有利なところもあります。
それぞれの強みなどもお伝えするので、この機会にご検討されてはいかがでしょうか。
プロミス:最大金利は17.8%とLINEポケットマネーよりも低い
画像引用元:プロミス公式サイト│キャッシング新規お申込み(2021年03月02日取得)
プロミスの最大金利は年17.8%であり、LINEポケットマネーの年18.0%よりも若干低く設定されてます。また30日間の無利息サービスも実施しており、うまく活用すればLINEポケットマネーよりも有利な利用ができます。
ちなみに30日の無利息サービスの適用条件は、プロミスを初めて利用すること・メールアドレスを登録すること・WEB明細を利用することの3つのみです。また無利息期間は、初回借入れの翌日から開始されます。したがって契約だけ事前にしておき、必要になった時に利用するような場面でも無利息期間がフルに活用できるのです。LINEポケットマネーの契約から100日間の実質利息0円サービスは、契約日の翌日から利息キャッシュバックの対象日となるため契約後すぐに借入れしなければサービスをフルに活用できません。「いつ利用するかわからないけど、ものもの時のために貸金業者と契約しておきたい」とお考えの方はプロミスのほうがおすすめです。
プロミスは使い勝手もよく、スマホ1つで借入れや返済ができます。特に注目なのがアプリローンであり、カード無しで借り入れと返済が原則24時間できるのです。アプリで利用できるATMはセブン銀行ATMとローソン銀行ATMであり、コンビニでの買い物ついでに借り入れを行ったり、返済を行ったりできます。使い方も簡単で、まずはプロミスのアプリにログインします。アプリで「スマホATM取引」をクリックし、ATMの「スマートフォンでの取引」をタップしてください。ATMにQRコードが表示されるので、今度はスマホアプリの「出金」または「入金」をクリックしてください。ATMに表示されているQRコードをスマホで読み取ると、スマホ上に「企業番号」と「ワンタイム暗証番号」が表示されるのでATMにそれぞれを入力します。あとは取引金額を入力するだけです。
アプリローンには「アプリdeクーポン!」と呼ばれる、会員向けの優待サービス情報もあります。日常的にちょっとした節約ができるアプリでもあるので、是非活用してみてください。
実質年率 | 最短融資期間 | 総量規制 |
---|---|---|
4.5%~18.0% | 最短1時間 | あり |
新規契約での無利息期間 | ||
初回借入日の翌日から30日間 ※メールアドレスの登録と申し込み時に「プロミスのホームページにて書面(Web明細)を確認」の選択が必要 |
プロミスの金利は17.8%であり、LINEポケットマネーよりも低い。もちろん現金での借り入れが可能で、プロミスATMだけでなく三井住友銀行ATMも手数料無料。指定口座への振込キャッシングも手数料無料だ。
アコム:アコムATMやネットバンクへの振り込みなら無料で現金化
LINEポケットマネーは、LINE Payで入金されます。LINE Payは現金化も可能ですが、問題はその際にかかる手数料です。銀行口座に出金する場合は、振込手数料が発生し1回あたり税込み176円です。セブン銀行ATMを通して現金として出金する場合は、1回あたり税込み220円かかります。
一方のアコムを含めた大手消費者金融であれば、直接現金で融資してくれるので手続き等も簡単です。またアコムであれば専用ATMのアコムATMを利用すると無料、また銀行口座への振込融資も可能でありその場合も無料です。アコムATMは全国各地に設置されており、無人契約機に併設されていることも少なくありません。幹線道路沿いなどに設置されていることが多いので、アコムの公式ページにある検索ページからお近くのアコムATMを探してみるのもおすすめです。
ちなみに銀行口座から出金する際には各金融機関に応じたATM利用手数料がかかりますが、SBIネット銀行や楽天銀行などはアコムからの振り込み融資に対応していますし、月に数回ならATM利用手数料が無料です。つまり継続的な利用を考えるのであれば、手数料の観点からもアコムのほうが有利と考えられるのです。
アコムは30日間の無利息サービスも実施しており、その適用条件はアコムとの契約は初めてであることのみです。ただプロミスとは異なり、契約した翌日から無利息期間が自動的にスタートしてしまいます。すぐに融資を受ける予定がない場合はプロミスを利用し、即日融資を検討しているのであればアコムに申し込む、といった使い分けがおすすめでしょう。
実質年率 | 最短融資期間 | 総量規制 |
---|---|---|
3.00%~18.00% | 最短で申込当日 | あり |
新規契約での無利息期間 | ||
契約日の翌日から30日間 |
手数料無料で使えるアコムATMが全国800台以上設置されているため、LINEポケットマネーよりも現金での借り入れが簡単に行いやすい。
おすすめカードローン業者
カードローン | おすすめポイント | 申込 |
---|---|---|
![]() |
アイフルは大手消費者金融の中では珍しく、申込時に勤務先への電話連絡を行わない。会社にバレたくない人や、土日に即日融資を受けたい人におすすめだ。WEB完結にも対応しているので、郵送物なしで融資を受けることも可能。
|
|
カードローン | おすすめポイント | 申込 |
![]() |
大手消費者金融は申込数と契約数から、成約率を公表している。アコムはその成約率は大手消費者金融の中でも比較的高い。株式会社ショッパーズアイの調査による「はじめての方にオススメ」部門でも1位に輝いた。利用者数も多く、実績豊富。実は三菱UFJフィナンシャル・グループに所属。
※「はじめてのアコム」というように一社目のカードローンに選ばれることが多いので審査通過率が高いようです。 ※アコムマンスリーレポートより |
|
カードローン | おすすめポイント | 申込 |
![]() |
銀行が提供しているカードローンは消費者金融と異なり、貸金業法の影響を受けない。そのため消費者金融とは審査が若干異なる。例えば複数の消費者金融との契約が原因で審査に落ちた場合でも、銀行カードローンなら通過できる可能性もある。最大金利が17.8%と消費者金融よりも低いことも魅力だ。
|
新着記事一覧



























































































