個人信用情報機関に開示依頼してもデメリットなし!開示方法を紹介
画像引用元:インターネットで開示する|情報開示とは|指定信用情報機関のCIC(2021年6月10日取得)
クレジットカードやキャッシングの審査になかなか通らない場合、個人信用情報に問題がある可能性が高いでしょう。気になる場合には、個人信用情報機関に開示請求することで、自分自身の信用情報を確認することができます。開示方法や確認するべきポイントなどを解説していきます。
目次
おすすめカードローン3選
原則として在籍確認なし
アコム原則、在籍確認の電話なし!もし実施の必要があったとしても同意を得てから行う。さらにカードレス契約にも対応しているため郵送物なし。会社や家族へのバレにくさ重視ならアコム。
他社借り入れがある人向け
auじぶん銀行カードローン複数の消費者金融と契約していると、それが原因で審査に落ちることがある。しかし銀行カードローンならそのような人でも申込可能。新規契約で1,000円相当のPontaがもらえる。
結論:個人信用情報機関に開示依頼してもデメリットがない理由
個人信用情報機関に対し情報の開示請求を行ったとしても、その記録は一切残りません。複数回行ったとしても、情報機関側から警戒されることもないのです。そのため、何かしらデメリットを被るようなことはありません。
ただ注意したいのが、開示請求する時に一定のコストがかかる点です。コストは開示請求の方法によって異なっており、1回あたり500円から1,000円かかります。
何度もクレジットカードやカードローンの審査に落ち続けているのであれば、個人信用情報を確認することでその原因が分かるかもしれません。500円から1,000円で原因が分かれば何かしらの対策も立てられることもあるため、開示請求する価値は十分です。
個人信用情報機関に開示依頼する方法
個人信用情報機関には、CICとJICC、そしてKSCの3つあります。それぞれ手続きの方法は異なっており、CICとJICCはネット上での手続きが可能になります。KSCは郵送のみの対応であるため、内容は即日確認できないのでご注意ください。
KSCの郵送による開示手続きですが、まず登録情報開示申込書を公式サイトなどからダウンロードなどして記入します。次に「本人開示手続き利用券」または「1,000円分の定額小為替証書」を購入します。本人開示手続き利用券はコンビニで購入できるものであり、セブンイレブンでは1,124円、ローソンおよびミニストップとファミリーマートでは1,200円になります。そして運転免許証・運転経歴証明書・パスポート・個人番号カード(マイナンバーカード)などの書類の中から2種類をコピーするなどして送付します。
CICとJICCで窓口で開示請求する場合はコストは500円で済みますが、2021年6月現在新型コロナウイルスの感染拡大により休止中なので利用したい場合は事前にご確認ください。また窓口の数が少ないため、地方にお住まいの方だと利用は難しいでしょう。窓口による開示請求の対応時間も午前10時から正午まで、午後1時から午後4時までなど短いケースもあるので、窓口による開示請求を考えている方は営業時間も調べておくことをおすすめします。
CICはネット申し込みですぐに情報を開示できますが、JICCの場合はネットで申し込んでも書面での発送となるので確認までには時間がかかります。CICのインターネットでの開示請求は、毎日午前8時から午後9時45分まで対応しています。インターネットが使えるパソコン、またはスマホで請求できますが、手数料の1,000円はクレジットカードの一括払いとなるためご注意ください。つまりクレジットカードを持っていない方はCICのネットによる開示請求は利用できないのです。
以下、CICとJICCのネット開示による流れをご紹介します。
CICのネットによる開示請求は、クレジット契約で利用した電話番号から指定の電話番号に電話連絡し、受付番号を取得することから始めます。受付番号を取得したら1時間以内に受付番号とお客様情報の入力を実施します。情報を入力し終え「次へ」をクリック(タップ)すると情報確認画面となり、その下部に数字10桁のパスワードが掲載されます。開示報告書(PDF)を開くためのパスワードとなるため、忘れないように保存しましょう。開示報告書(PDF)をダウンロードまたはファイルを開くを選択すると、あなたの個人信用情報がダウンロードした状態になり、そのファイルを開く時に先程の10桁のパスワードを入力することで内容が確認できるのです。
JICCのネットによる開示請求の場合は、まずは公式サイトからアプリのダウンロードが必要になります。利用規約を確認しメールアドレスを送信すると、JICCよりパスワードが発行されるのでご確認ください。アプリにてパスワードを入力し申込内容を入力します。そのうえで本人確認書類や自撮り写真の撮影と送信を実施。次に支払い方法ですが、クレジットカードによる一括払い以外にもコンビニエンスストアでの支払い、さらにはペイジー対応の金融機関(銀行、信用金庫等)のATMでの支払い、そしてオンラインバンキングからの支払いに対応しています。クレジットカード払い以外は、別途支払手数料が発生するのでご確認ください。
個人信用情報を開示してわかること
個人信用情報の開示にデメリットがないことは理解できたと思いますが、そもそも開示してどのようなことが分かるのでしょうか。ここでは、個人信用情報を開示して分かることを徹底解説します。
申込履歴・審査結果
6ヶ月以内の個人信用情報を参照する商品(クレジットカードやローン、分割払いなど)に申し込んだ日時や審査結果が記載されます。注意したいのが、その半年間の間に複数の会社に申し込むようなケースです。短期間に複数の申込みがあると、「色んな会社に申込みまくっている」「お金に困っている」との印象を与えることになるため、いわゆる申し込みブラックと呼ばれる状態になります。業者側に警戒されるため審査に通りにくくなるので、短期間の複数回の申し込みには気をつけましょう。
カードローンを利用しているとこれまでの借入れ限度枠では足りなくなり、増枠の審査を受けることもあるでしょう。その増枠審査の情報も「途上与信」などの名前で掲載され、記録が残されます。
記載される具体的な情報になりますが、まずは本人を識別するための情報になります。氏名や生年月日、郵便番号や電話番号などになります。つまりあなたの個人情報がバッチリと記載されているのです。また申込内容に関する情報も掲載されており、照会日と商品名、契約予定学や支払予定回数。紹介会社名などになります。したがって、いつ誰がどんな商品に申し込んだのかが明確に記録されるわけです。そして契約できたのか、それとも契約できなかったのかまで記録されるため、審査申し込みの結果についても明らかにされてしまいます。
返済履歴
クレジットカードやキャッシングなどの返済履歴も個人信用情報には掲載されます。支払い履歴には、「通常通り」「請求なし」「一部入金あり」など様々な情報が細かく残るため、1日の遅れであったとしても審査に影響を与える可能性があります。それぞれの信用情報機関の支払い履歴には記号が掲載されていますが、統一されているわけではありません。
以下、CICの返済履歴(入金状況)に示される記号等の意味を掲載します。
- $:請求どおり(もしくは請求額以上)の入金があった
- P:請求額の一部が入金された
- R:お客様以外から入金があった
- A:お客様の事情でお約束の日に入金がなかった(未入金)
- B:お客様の事情とは無関係の理由で入金がなかった
- C:入金されていないが、その原因がわからない
- -:請求もなく入金もなかった
- 空欄:クレジット会社等から情報の更新がなかった
したがって、CICの場合は毎月「$」が掲載されている状態が望ましいです。$が掲載されているのであれば計画通りに返済できていることになり、返済能力がある、と判定されることに。ちなみに「P」については、利息だけの返済であったり、毎月の予定額の一部しか返済がなかったことを意味します。また「A」については滞納を意味していることになり、長期間続くに悪影響を及ぼすことに…。
「-」と空欄についてですが、長期間続いている場合には審査に悪い影響を与えるとされています。返済履歴は、毎月の返済を計画通りに行えるか、などを確認するものでもあるからです。クレジット利用がない場合に「-」か空欄になるわけですが、業者側としては判断材料がないことになります。いわゆるスーパーホワイトなど現金主義の方が該当するわけですが、いざという時に審査の足かせとなる可能性もあるので、時々でも良いのでクレジットカード等を利用されるのがおすすめです。
異動情報
61日以上または3ヶ月以上の滞納をしたり、自己破産し免責を受けたりすると「異動」と呼ばれる情報が記載されます。またあなたに変わって保証会社が返済したケース、いわゆる代位弁済が行われた場合も異動と記されます。
「異動」個人信用情報では極めて重い言葉であり、ブラックリストを意味します。掲載されている限り、審査に通過できる可能性はほとんどありません。つまりあなたの信用に極めて深い傷がついていることになり、クレジットカードや各種ローンが組めなくなります。
ただ異動情報の掲載期間は永遠ではなく、5年経過すると自動的に削除されるのが一般的です。過去に自己破産をして借金をゼロにしても、それから5年以上経っていれば審査に通過できる可能性が出てくるということ。ただ異動情報が掲載されている期間はクレジットカードの審査も各種ローンの審査も通過できなくなります。したがって前述した現金主義の方と同じように、返済履歴に入金等の情報が残らなくなります。ブラックリストから解除されたとしても、審査に通りにくい状況は続く可能性があるので注意してください。
残債
クレジットカードで分割払いをしたケースやリボ払いをしたケース、カードローン等でキャッシングしたケースなどの「あとどのくらい返済しなければいけない金額が残っているのか」を残債と呼びます。たとえばカードローンで50万円を借り、これまでに元金のうち30万円を返済している場合の残債は20万円となるのです。
残債については大きければ大きいほど、返済能力に疑問符がつくため審査は厳しくなります。
残債で注意したいのが、分割払いで購入した携帯電話端末の代金も含まれている点です。iPhoneであれば10万円以上することも珍しくありませんが、その端末代金は月々の携帯料金に含まれているので、現在どれだけ残っているのか把握していない方も少なくありません。携帯以外にも商品の分割購入をした場合も残債に掲載されることがあるのでご注意ください。
消費者金融の事前診断なら無料でブラックかどうか判断できる
個人信用情報機関に開示請求すると、1回あたり500円から1,000円の手数料が発生します。残念ながら個人信用情報を無料で閲覧する方法はありませんが、消費者金融の公式サイトに用意されている事前診断コンテンツを利用するとだいたい判断できます。
事前診断コンテンツは、年齢・年収・借金額の3つの項目を入力するだけで審査結果の目安を知ることが出来るサービスです。年収と借金額の兼ね合いのみで判定してくれるため、その結果が良かったにもかかわらず本審査に落ちた場合は、個人信用情報に問題がある可能性が高いことが分かります。
ここでは、事前診断コンテンツを用意しているおすすめの消費者金融のプロミスについてご紹介します。
プロミスは借入日を起点とした無利息期間があるのでおすすめ
画像引用元:プロミス公式サイト│キャッシング新規お申込み(2021年03月02日取得)
プロミスの事前診断コンテンツは、生年月日と年収、そして現在のお借入金額の3つのみを入力するだけです。返済能力を高く判定された場合は「お客さまの条件ですと、お借入可能と思われます。」との結果が出て、返済能力に問題があると判定された場合は「大変申し訳ございませんが、ご入力いただいた内容だけでは判断することができません。」との結果が出ます。前者であった場合は、本審査を受けてみましょう。もし落ちてしまった場合は、前述したように個人信用情報に何かしらの問題があると考えられます。
プロミスは金利的なメリットも有る消費者金融であり、最大年利は年17.8%になります。他の大手消費者金融だと、最大年利は18.0%前後に設定されています。若干ではありますが、有利な条件で借入できるのです。
また30日間の無利息サービスも実施されており、期間中に完済すれば発生する利息はゼロです。無利息サービスの適用条件は、プロミスの利用が初めてであること、メールアドレスを登録すること、WEB明細利用をすることの3つのみです。無利息期間の適用日は初めての借入日の翌日なので、審査通過後しばらく利用しなくても無利息期間を損することはありません。
プロミスは即日融資にも対応しており、最高500万円までの融資に対応しています。プロミスATMだけではなく、提携ATMも利用できるなど使い勝手も申し分ありません。お金にお困りであれば、ぜひ一度審査を受けられてはいかがでしょうか。
実質年率 | 最短融資期間 | 総量規制 |
---|---|---|
4.5%~18.0% | 最短3分 | あり |
新規契約での無利息期間 | ||
初回借入日の翌日から30日間 ※メールアドレスの登録と申し込み時に「プロミスのホームページにて書面(Web明細)を確認」の選択が必要 |
プロミスの事前診断を使えば、審査結果の目安がわかる。これを使えばさらに、個人信用情報に問題があるかどうかまでわかるので問題の切り分けに使える。プロミス自体、最大金利が17.8%と低く、借入日の翌日から30日間の無利息期間があるため、消費者金融の中でもおすすめだ。
おすすめカードローンまとめ
会社名 | おすすめポイント | 申込 |
---|---|---|
アコムは原則、勤務先への在籍確認の電話連絡なしを明言している。もし電話が必要になった場合でも必ず利用者の同意を得てから行うため、「急に職場に電話がかかってくる」ことがない。さらに「はじめてのアコム」と呼ばれるように初めてカードローンに申し込む人から選ばれやすいことから、消費者金融の中では審査通過率が最も高く、審査面でもおすすめ。
|
||
会社名 | おすすめポイント | 申込 |
プロミスは大手消費者金融の中でも上限金利が低く、17.8%を採用している。また無利息期間も「契約日」ではなく「借入日」が起点となるので、無駄に日数を消化してしまう可能性が低い。契約だけしておいて、必要な時にお金を借りればその時点から30日間無利息で借りられる。
|
||
会社名 | おすすめポイント | 申込 |
アイフルも原則として、勤務先への電話連絡なし申込時に勤務先への電話連絡を行わない。さらに融資スピードが速く、申し込みから借入までは最短18分。電話連絡がないため、土日でも審査が進む可能性が高い。急いでいる人におすすめ。
|
||
会社名 | おすすめポイント | 申込 |
銀行が提供しているカードローンは消費者金融と異なり、貸金業法の影響を受けない。そのため消費者金融とは審査が若干異なる。例えば複数の消費者金融との契約が原因で審査に落ちた場合でも、銀行カードローンなら通過できる可能性もある。もちろん非auユーザー、じぶん銀行口座を持っていなくても利用可能。また、今なら新規契約で1,000円相当のPontaがもらえる。
|