申し込みブラックとは?カードローンやキャッシングの申し込みで覚えておくべき知識を解説
カードローンやキャッシングを利用する際、「申し込みブラックには気をつけましょう」などと注意喚起されることがあります。この「申し込みブラック」について、予防方法や実際に該当する状態になった場合の対処方法を解説していきます。
目次
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申し込みブラックとは?
キャッシングの審査申込みを行うと、通過しようが落ちようが個人信用情報にその履歴が6ヶ月間記録されます。つまり6ヶ月以内に複数の業者に申し込むと、複数の申し込んだ履歴が残ることに。
カードローンやキャッシング、そしてクレジットカードなどの審査では、個人信用情報が必ずチェックされるため短期間に複数の業者に申し込んでいると「お金に困っている」と判断されて、審査に落ちやすくなります。ただ、申し込み数が多いだけで必ずしも審査に落ちるわけではなく、あくまでそのような傾向があるということ。複数の履歴があると業者側が警戒する、とのイメージで問題ありません。
そもそも6ヶ月以内に複数回のクレジットカードの申込みをしたことはありませんか?それでいて問題なく審査に通過できたこともあるでしょう。つまり一般的なブラックリストである金融ブラックと申し込みブラックには、大きく異なるものなのです。
一般的な金融ブラックとの違い
ブラックには複数あり、申し込みブラック以外にも金融ブラックと呼ばれるものもあります。多くの方がイメージするブラックリストは、金融ブラックです。
金融ブラックは61日以上や3ヶ月以上の長期間の滞納であるとか、自己破産などの金融事故をおこした場合に該当します。つまり契約したとおりに返済できなかったことにより、信用を失っている状態のことを金融ブラックというのです。
金融ブラックは申し込みブラックとは異なり、個人信用情報にその記載があるとほぼ確実に審査落ちとなります。お金を返してくれるかわからない人に、お金を貸し出す人はいませんよね。特にクレジットカード業者もカードローン業者もビジネスとしてサービスを行っているわけです。信用度が著しく低い人に審査を通過させることはありません。
金融ブラックについて、もう少し詳しくお伝えします。金融ブラックには、長期延滞・代位弁済・強制解約・債務整理が関わっています。
長期延滞とは、前述したように61日以上や3ヶ月以上の長期間の滞納のことを指します。信用情報機関に記録が残り、審査時にそれをチェックされて審査落ちの原因となるのです。
代位弁済は、借金を返済できない時に保証会社などの第三者が利用者の代わりに借金を一括返済することを指した言葉です。一般的にカードローンには保証会社などがあり、あなたが返済しない代わりに保証会社が返済します。しかし保証会社への債務は残ることになり、保証会社への返済はしなければなりません。代位弁済については長期延滞の結果として行われることが多いので、長期延滞とセットで考えても良いでしょう。
強制解約とは、クレジットカードやカードローンに対し何度も延滞したり長期の滞納をした際に、業者側が強制的に解約することを指します。延滞や滞納以外にも、稀に規約等に違反した場合は強制解約されることもあるので注意しましょう(クレジットカードのショッピング枠現金化など)。
債務整理は自己破産が有名ですが、その他にも個人再生や特定調停、さらには任意整理などを指します。自己破産は借金を全額免除するものであり、個人再生や特定調停、そして任意整理は返済を減額するものになります。現状のままでは返済ができない時に採用できるものですが、5年程度は個人信用情報に記録が残るので、今後の生活に一定の影響を与えることになります。
申し込みブラックの対処方法
申し込みブラックの影響で、キャッシングの審査にもクレジットカードの審査にも通過できない、とお悩みの方におすすめの対処方法をご紹介します。そんなに難しい方法ではないので、ぜひお試しください。
前回の申し込みから6ヶ月期間を空ける
単純明快で、申し込みブラックにならないように申し込み間隔を開ければよいのです。個人信用情報に記録されている申し込み情報の期間は6ヶ月間なので、前回の申し込みから半年間空ければ前回の申し込みの影響は受けません。すぐにお金が必要な状態ではない場合は、少し時間を空けて再度申し込みをしてみてください。申し込みブラックが原因で審査落ちしていたのであれば、スムーズに通過できるようになるはずです。
自身で申し込みブラックか判断できない場合は、個人信用情報機関に対し情報の開示請求をされてはいかがでしょうか。個人信用情報機関にはCIC、JICC、KSCの3つがあります。CICはクレジットカード系(信販会社)の利用履歴が掲載されており、JICCは消費者金融系の利用履歴、KSCは銀行や信用金庫系の利用履歴が掲載されています。自身の申込み先に合わせて、それぞれの個人信用情報機関に申し込んでみてください。
ここではCICの情報開示手続きについて。簡単にご説明します。
CICでは、郵送・窓口・インターネットの3つのパターンの情報開示手続が用意されています。おすすめなのはインターネットであり、家にいながらにして開示請求が可能です。ただコストとして1,000円がかかるので(窓口であれば500円)、その点は納得した上でご利用ください。
インターネット開示請求の対応時間は、平日も休日も午前8時から午後9時45分までとなります。
まずは0570-021-717まで電話をかけて、受付番号を取得します。取得できたらCICの公式サイトへアクセスし、「自分の信用情報を確認」から「パソコンで開示orスマートフォンで開示」を選択し、「ご利用前の最終確認」へ進みましょう。あとは必要事項を入力して手続きを終わらせれば、開示報告書が画面に表示されるはずです。ちなみに開示請求で使う電話については、クレジット会社などに登録している電話番号にしてください。家の固定電話で登録しているのであれば家の固定電話から連絡し、携帯電話を登録している場合は携帯電話から連絡するのです。
一度申し込みブラックになればできる対策はない
すでに申し込みブラックになっている場合は、特に有効な対策はありません。申し込み情報が大量に掲載されている状況が解消されるのを待つほかありません。
ただ、お話しているように申し込み情報の掲載期間は6ヶ月間と限定的です。申し込み情報がなくなったり、減ったりしていけば徐々に審査に通過しやすくなるでしょう。一度の申し込みブラックで永久に審査に通らない、なんて状況にはならないのでご安心ください。
申し込みブラックかどうかを判断する方法
「自分が申し込みブラックに該当しているか分からないけど、お金を払ってまで確かめるのは面倒…」
以上のように思うのであれば、大手消費者金融の事前診断を活用されてはいかがでしょうか。主に各業者の公式ページに用意されているものであり、無料で利用できます。入力する情報は、主に年収・年齢・借入総額の3項目のみであり、個人情報などを入力する必要はないため、利用後に営業の電話がかかってくることもありません。しかも、たったそれだけの情報で審査結果の目安が教えてもらえるのです。
事前診断で判断されるのは、主に返済能力になります。収入と借入総額のバランスを判断して審査結果が示されるため、事前診断で返済能力に問題がないと判断されたのに本審査に落ちた場合は、申し込みブラックの可能性が出てきます。一方で事前診断で問題があると判断された場合は返済能力の影響で審査に落ちていると考えられ、申し込みブラックは関係ない可能性が高いです。
ちなみに消費者金融のアコムにも事前診断のコンテンツ(3秒診断)が用意されています。アコムの場合は、年齢・雇用形態・年収・他社借入金額の4種類を入力します。返済能力に問題がないと判断される場合は、「ご融資可能と思われます。」との審査結果がでます。一方で返済能力に問題はあると判断される場合は、「ご入力いただいた情報だけではお借入れ可否を判断できませんでした。」との結果が出ます。
おすすめの消費者金融
事前診断コンテンツが用意されている、おすすめの消費者金融を2つご紹介します。それぞれの注目アプリもご紹介するので、申し込みの判断材料にしてもらえたら幸いです。
プロミス:大手消費者金融の中では金利が低い
画像引用元:プロミス公式サイト│キャッシング新規お申込み(2021年03月02日取得)
プロミスには事前診断のコンテンツとしてお借入シミュレーションなるものを用意しています。生年月日と年収、さらには現在のお借入れ金額を入力すると借入れできそうかを判断してくれます。返済能力に問題がない場合は「お客さまの条件ですと、お借入可能と思われます。」と結果が出て、返済能力に問題があると思われる場合は「大変申し訳ございませんが、ご入力いただいた内容だけでは判断することができません。」と出ます。ご自身にどちらの結果が出るか、ぜひ一度お試しください。
プロミスの金利にも注目してみましょう。消費者金融の金利は最大で年18.0%に設定されていることが多いですが、プロミスの場合は17.8%と若干低く設定されています。ちょっとした差でも、長期的な利用を考えると返済総額がそれなりに変わってくる可能性もあるので、金利を重視している方はぜひ利用されてはいかがでしょうか。また30日間の無利息サービスを実施しているので、短期間の借入れにもメリットがあります。その名のとおりに借りてから最初の30日は金利がかかりません。無利息期間中に完済すれば、利息はゼロになります。無利息サービスの適用条件はプロミスを初めて利用すること、さらにメアド登録とWEB明細の利用が不可欠です。
プロミスを利用するに当たり、是非活用してほしいのがアプリローンです。アプリから新規申し込みから借入れまですべてが完結できるアプリであり、最短1時間の融資に対応しています。もちろん30日間の無利息サービスにも対応しているのでご安心ください。
アプリローンの最大のメリットが、カードレスで利用できるところでしょう。カードの発行をしないで済むので、郵送物もなしのです。カードがなくてもスマホがカード代わりになってくれ、セブンイレブンにあるセブン銀行ATMやローソンにあるローソン銀行ATMにて、アプリでQRコードを読み込むなどして取引できます。
また申し込み時には運転免許証を読み込むことで、申し込みフォームの自動入力が可能になります。申し込み時間の短縮にもつながるため、即日融資を希望している方にもプロミスはおすすめです。
アプリローンは3つの方法でログインでき、特におすすめなのが生体認証になります。「指紋」「顔」「声」で、らくらくログインが出来るためIDやパスワードを覚える必要もありません。
実質年率 | 最短融資期間 | 総量規制 |
---|---|---|
4.5%~18.0% | 最短3分 | あり |
新規契約での無利息期間 | ||
初回借入日の翌日から30日間 ※メールアドレスの登録と申し込み時に「プロミスのホームページにて書面(Web明細)を確認」の選択が必要 |
消費者金融に申し込む際にはまずプロミスを検討してほしい。その理由は、プロミスの金利が17.8%と低いこと、そして30日間の無利息期間が契約日ではなく借入日の翌日から30日間となっているから。明確に他者よりも優れたメリットがあるので、まずはプロミスとの契約をおすすめする。
アコム:3秒診断で事前診断が利用可能
アコムの公式サイトには3秒診断と呼ばれる事前診断コンテンツが用意されているため、審査結果の目安を事前に把握できます。入力する情報は年齢・年収・カードローン他社お借入状況の3つです。返済能力に問題がないと判断されると「お借入できる可能性が高いです。」との結果が出て、返済能力に問題があると判断されると「ご入力いただいた内容だけではお借入可能か判断できませんでした。」と出ます。
本番の審査については、最短即日で結果も早くわかりますし、申込み時間帯によっては即日融資にも対応しています。少しでも早く申し込みブラックの判断をしたいケース、すぐにお金が必要なケースに適しているわけです。
アコムでも無利息サービスが実施されており、プロミスと同様に30日間に設定されています。適用条件はアコムとの契約が初めてであることのみです。ただ無利息の適用期間は、契約日の翌日に自動スタートするためすぐに借入しないと無駄に消費されてしまうので気をつけてくださいね。
アコムの申し込みを考えているのであればアコムの公式スマホアプリの利用も検討されるのがおすすめです。こちらもプロミスと同様に生体認証でらくらくログインできるので、パスワード忘れの心配もありません。さらにアプリのホーム画面には利用限度額や返済日が掲載されているので、利用状況もひと目で確認できるのです。またアプリを介した返済や増額申し込みも可能ですよ。セブン銀行ATMであれば、こちらのアプリをカード代わりとして利用できます。QRコードをかざすだけで簡単に返済ができるので、カードレスの利用にも適しているということ。ちなみに申込みのときに提出する書類もアプリを介して実施できます。写真を撮ってそれを提出するだけなので楽ちんですよ。
実質年率 | 最短融資期間 | 総量規制 |
---|---|---|
3.00%~18.00% | 最短20分 | あり |
新規契約での無利息期間 | ||
契約日の翌日から30日間 |
アコムは公式サイトから3秒診断を利用することで、申し込みブラックの判断に使える。その他おすすめのポイントとしては審査の早さと、ATMの設置数。全国に800台以上のアコムATMが設置されている。アコムのATMを利用した手続きなら手数料は無料。もちろんATMを使わない振込融資・返済にも手数料無料で対応。
おすすめカードローンまとめ
会社名 | おすすめポイント | 申込 |
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アコムは原則、勤務先への在籍確認の電話連絡なしを明言している。もし電話が必要になった場合でも必ず利用者の同意を得てから行うため、「急に職場に電話がかかってくる」ことがない。さらに「はじめてのアコム」と呼ばれるように初めてカードローンに申し込む人から選ばれやすいことから、消費者金融の中では審査通過率が最も高く、審査面でもおすすめ。
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会社名 | おすすめポイント | 申込 |
プロミスは大手消費者金融の中でも上限金利が低く、17.8%を採用している。また無利息期間も「契約日」ではなく「借入日」が起点となるので、無駄に日数を消化してしまう可能性が低い。契約だけしておいて、必要な時にお金を借りればその時点から30日間無利息で借りられる。
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会社名 | おすすめポイント | 申込 |
アイフルも原則として、勤務先への電話連絡なし申込時に勤務先への電話連絡を行わない。さらに融資スピードが速く、申し込みから借入までは最短18分。電話連絡がないため、土日でも審査が進む可能性が高い。急いでいる人におすすめ。
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会社名 | おすすめポイント | 申込 |
銀行が提供しているカードローンは消費者金融と異なり、貸金業法の影響を受けない。そのため消費者金融とは審査が若干異なる。例えば複数の消費者金融との契約が原因で審査に落ちた場合でも、銀行カードローンなら通過できる可能性もある。もちろん非auユーザー、じぶん銀行口座を持っていなくても利用可能。また、今なら新規契約で1,000円相当のPontaがもらえる。
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