経営成績を明らかにする損益計算書(P/L)の仕組みを解説
公開年月日 : 2018/07/06
更新年月日 : 2018/08/29
このページでは会社や商店の経営成績を明らかにする財務諸表、損益計算書(P/L)について解説します。
損益計算書(P/L)とは
貸借対照表(B/S)は財政状態を明らかにする財務諸表なのに対して、損益計算書(P/L)は会社や商店の経営成績を明らかにする財務諸表、英語ではProfit and Loss Statementといい、略してP/Lです。
損益計算書(P/L)は経営成績(もうけ)を明らかにする財務諸表です。
つまり、1年間(もしくは半年や四半期で)売上と費用がいくらで、利益がいくらあるのかがわかります。
売上や利益はニュースでもよく耳にするワードなので貸借対照表(B/S)よりも馴染みやすいと思います。
損益計算書(P/L)の構造
損益計算書(P/L)は下のような構造です。
損益計算書(P/L)には収益、費用、2つの勘定グループに該当する勘定科目が使用されます。
- 借方(右側)には費用
- 借方(左側)には収益
の勘定科目が並びます。
そして、そして費用と収益の差額が利益になります。
下の表は勘定科目を記載した損益計算書(P/L)です。
借方と貸方の総額は必ず一致します。
繰り返しになりますが、損益計算書(P/L)を眺めることで、会社がいくらの売上があっていくらの利益があるのかを簡単に把握できます。
損益計算書(P/L)に関わる算式
費用 + 当期純利益 = 収益
損益計算書(P/L)も貸借対照表(B/L)と同様に借方(左側)と貸方(右側)の総額は等しいため費用 + 当期純利益 = 収益の算式が成り立ちます。
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