簿記における勘定グループ：純資産の概要と代表的な勘定科目を解説

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公開年月日 : 2018/07/06 更新年月日 : 2018/08/29

このページでは5つの勘定グループのひとつの純資産について解説します。

純資産とは資産の総額から負債の総額を差し引いたものです。

資産－負債＝純資産

貸借対照表（B/S）が上の図のような構成になっているため、この計算式が当てはまります。

純資産に該当するものは大きく2つ。

事業を開始するにあたり、従業員の給料、事務所費、設備費などの元手が必要になります。

これらの資金は、経営者自身もしくは他人からお金を出資してもらう必要があります。

出所に関わらず事業のために出資したお金を出資金（資本金）と言い、純資産に分類します。

事業で利益をあげて貯めたお金は繰越利益余剰金といいます。

このお金も純資産に分類されます。

純資産に該当する代表的な勘定科目は2つあります。

日商簿記3級では、この2つの勘定科目さえ覚えておけば大丈夫です。

純資産に属する勘定科目は、

増加したら貸方（右側）に、減少したら借方（左側）へ記入します。

差し引いた金額（差貸借対照表（B/S）の貸方（右側）に記入します。

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