定期預金の特徴と注意点
定期預金とは、預けてから一定期間引き出せないことを条件に、普通預金と比較して金利の高い元本保証の預金のことです。日常生活での決済や手元の資金管理で利用される普通預金と違って、定期預金は貯蓄や中長期的な資産運用を目的として利用されます。このページでは、定期預金のメリットを紹介します。
貯金しやすい
今月から貯金しよう!そう決意しても、その時々の都合でお金を使ってしまう。そんな人も決して少なくないはず。貯金を何度も挫折してしまった人は、定期預金を考えてみましょう。一旦定期預金に預けてしまうと、解約の手続きが必要になるため、お金を引き出すのが面倒なので結果お金を使いにくくなります。さらに定期預金には、普通口座から自動的に定期預金に振替できる自動積立というサービスもあります。振替日を給料日直後に設定しておけば、使うまもなく「勝手に」貯金することができます。
金利が高い
定期預金で銀行に預けたお金は、基本的に満期日になるまで引き出せない代わりに、普通預金と比較して高い金利が設定されています。一般的には預入期間が長くなるほど金利も高くなるのがほとんどです。最短で1週間、最長で10年預けられる商品もあります。途中で解約すると、場合によっては普通預金より低い金利になってしまうなどのペナルティがあるので、注意しましょう。また、定期預金の金利は「固定金利」を選ぶか、「変動金利」を選ぶかによっても大きく変わります。固定金利では、預入時の金利が満期日まで適用されます。それに対して、変動金利では金利が一定期間毎に変更されます。運用目的に合わせて、期間や金利のタイプを選びましょう。
元本保証
定期預金は預金保険制度の対象なので、もし金融機関が破綻したとしても一定額が補償されます。1人1,000万円とその利息までが補償対象です。株やFXのように元本保証がない運用方法と比べると安全で、専門的な知識も特に必要ありません。資産運用を考えているけど何から始めたらよいかわからない、そんな人におすすめです。