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定期預金の取扱銀行の種類

作成年月日 : 2016/08/01 更新年月日 : 2016/08/01

定期預金を扱っている銀行は大きく「都市銀行」「地方銀行」「ネット銀行」「ゆうちょ銀行」に分類できます。一般的なそれぞれの強みや特徴を知っておきましょう。

都市銀行

都市銀行は、大都市に本店を構え都道府県をまたがり全国でサービスを展開している銀行のことをいいます。規模の大きさ最大限に活かしたサービスが多く、利用者にとっては全国どこでも同じサービスを使える利便性があります。一般的に、三菱東京UFJ銀行みずほ銀行三井住友銀行りそな銀行埼玉りそな銀行の5行が都市銀行に該当します。中でも埼玉りそなを除いた4行は資産額が大きいことからメガバンクともよばれています。国内だけではなく海外との取引も多く、経済成長の中心的な役割をになっています。都市銀行の定義は「大都市に本店を構え、全国に店舗を設置している」ですが、同条件を満たす新生銀行あおぞら銀行は都市銀行ではなく「その他銀行」として分類されており、埼玉りそな銀行は全国展開してないのにも関わらず、都市銀行に分類されているため、基準は曖昧です。

定期預金の金利はネット銀行や一部の地方銀行に比べると低めに設定されています。

地方銀行

地方銀行は、都道府県などの地域に密着してサービスを展開している銀行のことをいいます。都市銀行では大企業への融資が主ですが、地方銀行では地域の中小企業への融資がほとんどです。それぞれの地域を主要な商圏とするため、地域では都市銀行よりも地銀の方が店舗数が多いことはよくあります。

一般的に金利は都市銀行よりも高く設定されています。暮らしの達人で紹介している東京スター銀行静岡銀行もその代表例で、比較的高金利で頻繁に口座開設キャンペーンを行っています。

ネット銀行(ネットバンク)

ネット銀行は、実店舗を持たずにインターネット上でのサービス提供を行うネット専業銀行のことを言います。ジャパンネット銀行楽天銀行オリックス銀行はネット銀行の代表格です。人件費や不動産費用を圧縮している分、比較的金利の高い商品を用意しています。また、PCやスマホから口座開設&利用できるため利便性が高く、急速に規模を拡大しています。

暮らしの達人では、金利の高いネット銀行を中心に、おすすめの定期預金を紹介しています。

ゆうちょ銀行

ゆうちょ銀行は、郵便局が民営化された後、2007年10月に誕生しました。定期預金を始め、これまで郵便局で取り扱われていた業務が、ゆうちょ銀行に引き継がれています。銀行で預かるお金は、「預金」といいますが、ゆうちょ銀行では、民営化前の名称が継承されていて、「通常貯金」「定期貯金」のように貯金という名前で利用されています。他の銀行とは違い、ゆうちょ銀行の口座には1,000万円までした預けることができません。ゆうちょ銀行の総資産は200兆円以上で日本トップ、世界でも有数の預金残高を誇ります。また取扱窓口も都市銀行を大きく凌駕し、全国には24,000以上の店舗があり、26,000以上のATMが設置されています。ゆうちょのキャシュカードや通帳でゆうちょATMを利用する場合は、曜日・時間に関わらず手数料がかからない魅力があります。

暮らしの達人ではゆうちょ銀行の商品は紹介していませんが、追々掲載していく予定です。

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