天然水・RO水に含まれる7つのミネラル成分
ウォーターサーバーの天然水・RO水に含まれているミネラル成分の内、カルシウム、マグネシウム、ナトリウム、カリウムの4つの主要なミネラルと、希少ミネラルのバナジウムとシリカ、さらに亜鉛の7つのミネラルの特徴を簡単にまとめました。各成分の説明文の下にあるリンクから、成分の詳細な解説をしているページへ移動することができますので、興味のある方は是非ご覧ください。
カルシウム
カルシウムは成分の99%が骨や歯に含まれている、人体にかかせないミネラルの1つです。不足すると骨粗しょう症や生活習慣病などのリスクが高まるほか、イライラするなど、精神的に不安定になりやすいとも言われています。牛乳やヨーグルトなどの乳製品、丸ごと食べられる小魚、大豆製品や海藻類などに多く含まれています。日本人は慢性的に不足しがちなミネラルだとも言われているので、日常的に意識して摂取を心がけたいミネラルです。
マグネシウム
マグネシウムは、その60%が骨や歯を形成する成分となっていて、特にカルシウムと深い関係のあるミネラルです。骨や歯を強くする以外にも、私たちの体の健康を維持するための様々な働きを持っています。また、お通じを良くする効果もあると言われ、便秘解消などにも良いとされています。主に海藻類や大豆製品、魚介類、玄米などに多く含まれています。カルシウムとのバランスを考えて摂取することが大切なミネラルです。
ナトリウム
ナトリウムとは塩分中に含まれているミネラル成分です。特に日本人は塩分を多く摂りすぎる傾向にあることから、悪者扱いされやすいミネラルですが、本来は健康維持に欠かせない大切なミネラルの1つです。普段は摂りすぎを気をつけた方がよいミネラルですが、夏場など汗をかきやすい季節などは不足することもあるので、大量に発汗した時などは不足にも気をつける必要があります。日頃は塩分の高いものや、加工食品などの食べすぎに注意して、不足しそうな時は意識して摂取するようにするのが望ましいミネラルです。
カリウム
カリウムは、ナトリウムと非常に関わりの深いミネラルで、ナトリウムと共に体の機能やバランスを正常に整える働きを持っています。血圧を下げる働きも持っているため、塩分の摂りすぎで血圧が高めの方は、ナトリウムとバランス良く摂取することが大切です。普段きちんと食事を摂っていれば、不足の心配はあまりないミネラルですが、夏場など汗をかきやすい季節などは、不足することも考えられます。不足すると夏バテの原因になるとも言われているので、夏バテしやすい方は、夏場は意識して摂取してみるとよいでしょう。また、外食やコンビニなどで食事を済ますことが多い場合も、ナトリウムを摂りすぎになる一方、カリウムは少なくなりがちなので、気をつけるようにしましょう。
バナジウム
美容と健康に良い効果があるとされて、注目されているミネラルがバナジウムです。アメリカの大学の実験で、血糖値を下げる効果が実証されたことから、糖尿病などの生活習慣病の予防や改善への効果に期待が集まっています。他にも、脂肪がつきにくくなる効果などもあると言われていて、ダイエットや美容への効果も期待されているミネラルです。国内では、主に富士山周辺の地域で湧き出る地下水に含まれています。食品では魚介類や海藻類、牛乳などにも含まれています。希少なミネラルなので、バナジウム入りの天然水を飲んでいるだけで、周りの人に自慢できるでしょう（多分）。
シリカ
シリカは、その美容効果に注目が集まっていて、トップモデルのミランダ・カーさんやハリウッド女優のキャメロン・ディアスさんなど多くの有名人が愛飲していることでも評判になっているミネラルです。美容効果の他にも、骨粗しょう症や動脈硬化の予防にも効果がある統計結果もあるそうです。国内では、主に大分の日田や熊本の阿蘇などで採水される水に含まれていることで知られています。シリカは、天然水の含有量が食品の含有量と比較してもひけを取らないので、シリカは天然水での摂取が特におすすめのミネラルです。
亜鉛
亜鉛は、筋肉や骨をはじめ、体全体の細胞に広く存在しているミネラルです。その働きも様々で、細胞分裂やたんぱく質の合成、ホルモンの生成など多岐に渡ります。また、味覚機能にも関わっているので、亜鉛が不足すると味がわからなくなったりすることもあるそうです。他にも、発毛や育毛、男性機能にも影響があると言われています。亜鉛は牡蠣やレバー、卵黄などに多く含まれています。天然水に含まれる亜鉛の量は、極微量なので、食品からきちんと摂取することが望ましいミネラルです。
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