ドラム式洗濯機は二度と買わない!?後悔しないために覚えておくべきこと
ドラム式洗濯機の評判を見ると、「二度と買わない!」とブチギレているものを度々目にします。
洗濯機が水漏れするようになった。いま5年目だけど寿命かも。HITACHIのドラム式はもう二度と買わない( `ω´* )
— ヒヨコォ (@newHIYOKOo) February 23, 2022
私自身、ドラム式と縦型どちらの洗濯機も利用してきました。そして私の場合、「縦型洗濯機は二度と買わない!」と考えています。完全にドラム式信者です。
ドラム式洗濯機を買って後悔した人たちは、どんな理由で二度と買わない宣言しているのか。そしてなぜ私はドラム式信者なのか、その辺を解説していきます。
目次
ドラム式洗濯機を二度と買わない理由
ドラム式洗濯機を買わない理由としてよく挙げられているものを紹介していきます。
壊れやすい
まずこれですね。実は私もドラム式洗濯機を購入してわずか2ヶ月程度で壊れました。と言っても、「柔軟剤が自動投入されない」という些細な故障でした。保証期間内だったので、無料で修理してもらい解決できましたが、いきなりの洗礼でした。
昨日から洗濯機壊れて直らない。ドラム式は毎回すぐ壊れるから二度と買わないと堅く誓った。
— かわぐぅち (@kawaguuuuchi) May 11, 2021
でなわけで、他の口コミを見てもやはり「壊れやすい」というものが多いです。パナソニックやシャープなど、国内メーカーの製品であってもこのような口コミが多く見られます。
縦型洗濯機だと数十年使っていても故障しにくいのですが、ドラム式洗濯機だとそうもいかないようです。
購入時に保証期間の延長オプションを購入できることもあります。できる限り長期の保証に入っといた方が良いと思います。私はヤマダ電機でシャープのESW114を購入した際、1年のメーカー保証に加えて5年間の延長保証を無料でつけることができました!
補足の達人
お手入れが面倒
ドラム式洗濯機は乾燥機能が付いているものがほとんどです。乾燥機能があるため、ほこりを取るためのフィルターを定期的に清掃しなければいけません。また、乾燥フィルターだけでなく排水フィルター、ドラム内パッキンにも埃が溜まります。少なくとも週に1回は清掃することが推奨されています。
ドラム式洗濯機もぉ二度と買わない イライラしながらパッキンのカビ取り中。手入れがめんどくせぇ。前の縦型本当優秀だった。まだ6年目だから買い替え出来ないけど出張修理でパッキン交換依頼するよ年内に pic.twitter.com/RUgC4SDzvt
— kyok (@korookun) September 29, 2021
自分自身としては、こんなもんものの数分で掃除できるので、特にそんなに大変だと思ったことはありません(購入したESW114がフィルターを自動掃除してくれるからって理由もある)。この辺は人によりますが、たいしたデメリットではないと思っています。
高級家電は壊れて欲しくないから、説明書通りにちゃんとメンテナンスするタイプです。
補足の達人
汚れが落ちない
ドラム式は縦型洗濯機と比較して洗浄力が弱いと言われます。
ドラム式ですが、私は二度と買わないと思います。節水には良いと思いますが、落ちが悪く白いタオルなど洗っていくうちに雑巾の様な色になって大変でした。
— ひろ (@109_bon) April 16, 2021
ただこれも、個人的には全く気になりません。ちゃんと比較したわけではありませんが、巷で言われているほど洗浄力が弱い気はしません。
「ドラム式は臭いが…/カビが…」って口コミもよく見かけるけど、ウチは今とこ問題ないです。これもまた説明書通り、毎洗濯洗浄などしておけば防げるのかなと思います。
補足の達人
大きくて重い
サイズがでかいと引越しが大変なだけでなく、防水パンに入らない、という問題があります。うまく問題をクリアするためのグッズも売ってますが、不格好になることも多くあります。
また、とてもじゃないけど一人では動かせないので、洗濯機の奥に何か物を落としてしまったとしたら、もう次の引越しの時にしか救出できないので諦めましょう。
ウチのドラム式洗濯機の裏側には、コンタクトの洗浄ケースが眠っています。2つも!
補足の達人
ドラム式洗濯機は乾燥機能が最大のメリット!
色々とデメリットを挙げましたが、それでも私がドラム式洗濯機を愛しているのは、とにかく楽だからです。洗濯物を入れてボタン1つで乾燥まで終わらせてくれます。特にウチは子供が生まれてから洗濯頻度がほぼ毎日なので、洗濯物を干す時間もトータルではかなりのものでした。それが今やボタンを押すだけです。
そして何より、梅雨の時期でも気兼ねなく洗濯できるのが嬉しいです。昔はパンツが5枚あっても梅雨の時期に干せなくてやばい時がありましたが、今はパンツ4枚あれば一週間余裕で過ごせます。
ドラム式洗濯機のお陰で大分家事が楽になった。
— ace (@eisakudream) June 16, 2023
実際に使ってみて最強の白物家電だと言える。
知ってはいたがこれ程とは思わなかった。
ボタン一回押すだけで目が覚めたらフカフカな洗濯物を取り出せるのだ。
干さんでいい、入れんでいい、天気関係ない。服余分に必要ない。
もう縦型には戻れない。
メンテナンスなど手間がかかることもあるが、「干さなくて良い」メリットを持つドラム式の方が結果的に「楽」。細かいデメリットはあるものの、洗濯物を干す負担を無くしたいのなら、ドラム式洗濯機を選ぶのがおすすめ!
ドラム式洗濯機を安く買う方法
ドラム式洗濯機は20万円〜30万円のものが主流です。なかなか躊躇する金額です。
ドラム式洗濯機といえばパナソニックがおすすめされることが多いのですが、安く買いたいならおすすめしません。なぜならパナソニックは値段が下がらないからです。「メーカー指定価格」という仕組みを導入していて、たとえ古い機種であっても発売当初の価格そのままのことが多いです(絶対に下がらないってわけではない)。
一方で他社ならば、1年前などの機種は値下がりして手頃になっています。私が購入したESW114も、2021年製の製品で当初は35万円程度でしたが、今や20万円前後となっています。
1年2年くらいなら機能にほとんど差もありません。むしろ最近のスマホと同じように、ある程度完成されていて、毎年「これいるの?」みたいな余計な機能を追加して新発売している感じです。
だからこそ、パナソニックではなく「他社のここ数年以内に発売されたもの」がおすすめです。
縦型洗濯機+乾燥機という選択もアリ
洗い終わった洗濯物を乾燥機に移さないといけない手間はかかりますが、縦型+乾燥機という選択肢も悪くないと思います。これならば「壊れやすい」「汚れが落ちない」というデメリットは回避できるでしょう。
また、価格的にも縦型+乾燥機の方が、ドラム式より安くなる可能性があります。
究極的に言えば、「ドラム式は洗濯物を干す手間が省ける」のが最大のメリットで、ここを重視している人にとっては最高のアイテムです。一方で乾燥機能を使わないなら縦型で十分だと思います。
補足の達人