ウォーターサーバーの水は備蓄水としても使える
日本は災害大国です。地震や台風などをはじめとする災害に備えて、水を備蓄しておくことは大切です。ウォーターサーバーを利用していれば、水を備蓄用にもしておけます。ここでは、ウォーターサーバーの水を備蓄しておく上でのポイントを解説していきます。
賞味期限を気にせず備蓄しておける
ウォーターサーバーの水の賞味期限は、未開封で大体6か月~1年です。備蓄用として考えると、特別長くもなく短くもなくといったところでしょうか。しかし、ウォーターサーバーの水を備蓄用にする場合、そもそも賞味期限を気にする必要がありません。
備蓄に必要な量を買っておき、水が届くたびに古い方から使っていけば、常に賞味期限の新しいものが備蓄されます。これは非常食の備蓄によく利用されるローリングストック法と呼ばれるやり方で、ウォーターサーバーの水の備蓄にも使えます。 この方法なら、賞味期限を気にせず備蓄しておけます。
災害時にお湯が使えるメリットもある
万が一災害が起こった時にも、サーバー本体が無事であれば、そのまま給水器として使えます。停電していると冷水もお湯も出ませんが、常温の水は出ます。ただし、ボタンを押して水を出すサーバーは停電していると使えない恐れがあるので、事前に確認しておく必要があります。
また、電気が復旧すればガスがなくてもお湯を使えます。大抵はガスより電気の方が復旧が早いので、ガス無しでお湯が使えるのはサーバー特有のメリットと言えます。
大きいサイズや袋タイプのボトルは選ばないようにする
サーバーを使えない状況になった場合は、水をボトルからコップに直接注いで飲むことになります。この場合、大きいサイズや袋の形状をしたボトルなどは、水を注ぐには不便です。備蓄用にも考えるなら、大きいサイズ や、注ぐのに適していない形のボトルタイプは選ばない方がよいでしょう。
また、サントリーやクリティアなどブランドによっては、水の箱に直接取り付けて注水できる非常用コックも販売しています。これなら、ボトルの大きさや形を気にする必要はないので、備えておきたい方は検討してみるとよいでしょう。
必要な水の備蓄量は1人あたり1日3リットル
最後に必要な水の備蓄量についてお話しします。消防庁のホームページによると、備蓄しておくべき水の量は、1人あたり1日3リットルとなっています。
これに加え、災害時に自衛隊などから支援物資が届くまで3日はかかると言われているので、3リットル×3日分で、一人あたり9リットルの備蓄量が必要になります。
3日というのは、阪神大震災の時に支援物資が届くまでに3日かかったこと、災害時の人命救助のリミット72時間の間は他の支援は後回しせざるを得ないこと、などの理由が元になっているそうです。
9リットルもあくまで目安量なので、出来たらもう少し余裕を持って備蓄しておけるとよいでしょう。
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