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軟水と硬水の違い

公開年月日 : 2016/09/08 更新年月日 : 2016/09/08

軟水・硬水は硬度で判別する

ウォーターサーバーやミネラルウォーターのことを調べていると、水の硬度や、軟水、硬水という言葉を目にすることがあると思います。この硬度とは、水の中に含まれているカルシウムとマグネシウムの含有量で決まる数値で、この数値が高いと硬水、低いと軟水となります。数値は以下の数式で求められます。

1リットル中に含まれるカルシウム量(mg)×2.5 + 1リットル中に含まれるマグネシウム量(mg)×4.1=硬度(mg/リットル)

軟水か硬水の分かれ目となる数値は国ごとに違いがあります。WHO(世界保健機関)の分類の仕方は、120mgを境目に、それより低ければ軟水、高ければ硬水となっています。日本では、100mgより低いものを軟水、100mg~300mgのものを中硬水、300mgより高いものを硬水と呼ぶのが一般的なようです。

主な特徴

軟水と硬水は、味や成分の含有量が大きく異なります。どのような違いがあるのかをここから見ていきましょう。

味の違い

軟水はサラっとした味わいでクセがなく、まろやかな口当たりで飲みやすいと言われます。一方、硬水は苦みなども感じるどっしりとした味わいで飲み応えがあると言われます。日本で普段飲まれている水は軟水が多いため、あまり飲み慣れていない硬水の味は、美味しくないと感じる方も多いようです。

成分量の違い

軟水は硬水と比較すると、ミネラル成分の含有量は遥かに少ないです。これは硬度というものが、水分中に含まれているミネラル成分の量を基準にしている数値なので、数値が低い軟水のミネラル成分が少ないのは当然の話です。軟水同士の間にも比較的多い、少ないの差はありますが、そもそもの量が少ないので、大した違いは無いと思われます。

一方、硬水はものによって、硬度にかなりの差があるため、ミネラル含有量も相当違いがあります。例えば、硬度304mgのエビアンは、カルシウム含有量が1リットル中に80mgとなっています。一方、硬度1468mgを誇るコントレックスのカルシウム含有量は、1リットル中に468mgとなっています。これは400ml飲むと、180mlの牛乳1瓶飲むのと同じ量のカルシウムを摂取する計算になります。

このように硬水はものによって成分量が大きく異なるため、体に合う合わないの差が出やすいものでもあります。飲んで体調を崩すことも考えられますので、そういった場合は銘柄を変えるなどして、自分の体に合った水選びを心がけることが大切でしょう。

メリットと利用方法

軟水と硬水は、互いの性質を知り、上手に利用することが大切です。ここからはそれぞれの持つメリットや適した利用方法を見ていきましょう。

軟水は体に優しく赤ちゃん向け、硬水はダイエットや美容にも〇

軟水は成分が少ないことから、消化器官などへの負担がとても少ないというメリットがあります。このため、胃腸が弱く下痢をしやすい方や、腎臓に障害がある方の水分補給に適しています。また、消化器官が未発達な赤ちゃんのミルク作りなどにも向いているとされています。

硬水は日頃不足しやすいカルシウムやマグネシウムなどの、ミネラル成分を摂取できるのが最大のメリットです。日常からミネラル成分をバランスよく摂取すると、生活習慣病の予防など健康増進をはじめ、便秘解消などの体質改善、ダイエット、美容効果なども期待することができます。

お米を炊くなら軟水、肉料理などは硬水

調理などに用いる場合にも、それぞれ違った特徴を持っています。例えば、お米を炊くのに使うのは軟水の方がよいとされています。理由は軟水の方がお米によく吸収されてふっくら炊き上がるからだそうです。逆に硬水で炊くと、水がお米に吸収されるのを妨げてしまう性質をカルシウムは持っているため、水分をあまりふくまないパサパサした炊き上がりになってしまうそうです。一方、肉の煮込み料理などには、硬水の方がよりアクを取り除いてくれること、煮崩れしにくく綺麗に仕上がることなどのメリットがあるそうです。

このように軟水、硬水には味や成分量、その適した利用方法などが違います。それぞれの持つ特徴を知り、上手に使い分けるとよいでしょう。

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